2009-05-25 00:28:55

Cream "Crossroads"

テーマ:木南晴夏



 仕事が多忙で、暫く更新できなかった。すみません。


 さて、木南晴夏という一人の女優から音楽旅行を行ってきたが、そろそろ、旅を終えようと思う。


 木南晴夏嬢は、浦沢直樹氏原作の映画「20世紀少年」のなかで、小泉響子役を演じた。原作漫画での小泉響子は、

ロックバンド、エロイムエッサイムズの追っかけで、特にギタリスト、ダミアン吉田のファンであった。そして、ダミアン吉田は、ロバート・ジョンスン(Robert Johnson)の「クロスロード・ブルース」で描かれている風景に、とても酷似した経験をするエピソードが描かれている。


━─━─━─━─━─

 イキナリ個人的な話になって恐縮であるが、高校生時代、自分は大学受験のため、木南晴夏嬢生誕の地、豊中市の服部緑地の予備校に、夏休み通っていた。高校二年生の夏休みの終わりのころだ。


 初めてのエレクトリック・ギターを買ったのは、高校二年生の4月ごろであったため、そのころロックの名盤をコピーしたり、偉大なロックギタリストのエピソード本などを収集しまくっていた。


 そのなかのひとつにジャズ批評の「ジャズ・ギターの全て」(正式なタイトルは失念)みたいな本があり、その一節に「ロック・ギターはコレを押さえとけ!」みたいなコーナーがあり、そこで「クリームの"Wheels of Fire"は聴いておかないと人間じゃない」くらいのことが書かれていたので、慌てて予備校帰りに豊中市内のレコード屋で、このレコードを買った。


 で、やっぱり、このフレーズをコピーした。何回も何回も練習した。

 

 いまでもギターを手にとったら、弾きまくってしまう。何回繰り返してもカッコイイそのリフ。細かいところは、モトのかたちを忘れて、自分の手癖に甘えるカタチになってしまっているかもしれないが。。。。。


 キーはAメジャーのブルース。


Crossroads
作曲:Robert Johnson
編曲(リフ発明):Eric Clapton
コピー:dukkiedukkie
  4/4              
   A                 
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-----------------|-----------------|
B:-----------------|-----------------|
G:---2-0-2--02-0---|---2-0-2--02-0---|
D:-----------------|-----------------|
A:-0-------------3-|-0-------------3-|
E:-----------------|-----------------|

   A                 
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-----------------|-----------------|
B:---2-0-2---------|---2-0-2---------|
G:---2-0-2--02-0---|---2-0-2--02-0---|
D:-----------------|-----------------|
A:-0-------------3-|-0-------------3-|
E:-----------------|-----------------|

   D7                 
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:---------2-------|---------2-------|
B:-----1------1----|-----1------1----|
G:---2---2---2-----|---2---2---2-----|
D:-0---------------|-0---------------|
A:---------------3-|---------------3-|
E:-----------------|-----------------|

   A                 
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-----------------|-----------------|
B:-----------------|-----------------|
G:---2-0-2--02-0---|---2-0-2--02-0---|
D:-----------------|-----------------|
A:-0-------------3-|-0-------------3-|
E:-----------------|-----------------|

   E7                D7      
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-----------------|-----------------|
B:-----------------|-----------------|
G:-----------------|---2-5-2-75--5---|
D:-2-2-2-2---2-2---|-4---------7---7-|
A:-2-2-2-2---2-2---|-----------------|
E:-0-0-0-0---0-0---|-----------------|

   A7                      E7
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:---5-------------|-----------------|
B:---5-8-5---------|---5-5-----------|
G:-56------7-5-5-6-|---6-6-----------|
D:-----------------|-7-7-7-----------|
A:-----------------|-------7-----7\--|
E:-----------------|-------0-----0\--|

 今更言うべきことでもないが、とにかくカッコイイ。そして、高校二年生のころの、「来年の夏は、再来年の夏は、オレはどうしてるんやろか??」という不安な心境が、弾く度によみがえってくる。


 大阪豊中の夏。蜃気楼。僕が途方にくれていた緑地公園の十字路。

 ロバート・ジョンスンが跪いた十字路。

 ヤク中のクラプトンが跪いた十字路。

 エロイムエッサイムズ、ダミアン吉田の十字路と小泉響子。

 木南晴夏嬢はおそらく生まれたばかりの豊中の夏。

 楠木正成が戦いに赴いた豊島の十字路。


 歴史と文化、音楽街道はこうやってクロスしまくる。 


━─━─━─━─━─


 旅の終わりは、いつも、その十字路なのかもしれない。ってことで、”木南晴夏音楽旅行”はオシマイ。ちゃんちゃん。



■関連記事:

Van Morrison ”Wild Night”


木南晴夏から楠木正成に至る


このコンテンツは批評目的によるロバート・ジョンスン氏、エリック・クラプトンの音楽の引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。】

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2009-05-03 18:01:13

続:伊織+加藤美佳+木南晴夏+原田由美子+MEGUMI「テレ朝エンジェルアイ 南の島で大運動会」

テーマ:木南晴夏















 昨日 に引き続き、「テレ朝エンジェルアイ 南の島で大運動会」(←)のパブロック的音楽mixtureについて語りつつ、パブロック的mixtureから阪急平野文化圏よりも更に広大なアメリカ音楽mixture地図を描いてみよう。


 blogをお休みしていた昨年(2008年)、私は女性ジャズ・ボーカルものを熱心に収集していた。特にfavoriteだったのが(今もだが)、ブロッサム・ディアリー(Blossom Dearie)、ヘレン・フォレスト(Helen Forrest)、アニー・ロス(Annie Ross)、ダイナ・ショア(Dinah Shore)ら才媛たち。彼女らは、


・ブロッサム・ディアリー:スコットランド出身
・ヘレン・フォレスト:ユダヤの血を引く
・アニー・ロス:両親はスコットランド人。ロンドン生まれ
・ダイナ・ショア:ユダヤの血を引く


 と一例に過ぎないが、いずれも所謂”被差別民族”である。言うまでもなく「アメリカは人種のるつぼ」なのであるが、アメリカ音楽(ひいては現代の音楽一般)は多民族文化のフュージョンという視点をもたないと語ることはできない。


・ロック=アパラチア山脈のケルト文化+デルタ地帯のブルース
 (Elvis Presleyらにより融合される)
・ジャズ=ユダヤ人クレツマー音楽+ニューオーリンズ黒人ジャズ
 (ウェスタン・スウィングが絶妙な位置にある)
・ファンク=黒人ソウルミュージック+白人エレクトリックロック
 (偉大なるジミ・ヘンドリクス)


 おそらく全てが多民族文化ブレンドものだ。単一民族が文化を作ったわけでは、決してない。牧歌組合のテーマは「ジャンルを超えて音を楽しみ解析する。音自体に名札やブランドラベルは貼られていない」であるが、実は超えるべきジャンルの枠って、もともと無いのね。


 「テレ朝エンジェルアイ 南の島で大運動会」の後半部分、水中コスプレ・バトルが展開され、木南晴夏嬢は水中でパンティストッキングを苦心しながら装着、ナース服を纏ったりするのであるが、その順位発表シーン(晴夏嬢は3位)のBGMとして流れる音楽が、アメリカ音楽のmixture性を如実に具現化していると思う。ポルカ(自:ポーランド)、クレツマー(自:ユダヤ)、カントリー(アメリカブレンド)、ウェスタン・スウィング(アメリカンブレンド)どれともジャンル定義できそうな音楽。クラリネット、シロフォンの音色を聴くことができる。伊藤大輔氏はこの音楽をどこから引用したのだろう。とてもセンスがいい。「ポルカしかないぜバンド」みたい。


 その「カントリーとも、クレツマーとも、ポルカともとれる」魅力的なギター・フレーズを取り上げてみる。キーはCメジャー。

作曲:不明
P:プリングオフ
H:ハンマリングオン

  4/4              
   F                 
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-1---------------|-----------------|
B:-1---------------|-----------------|
G:-2---------------|---------0-------|
D:-3---------------|-----3-3-----3---|
A:-3---------------|-----------------|
E:-1---------------|-----------------|

   C
   +P  +P  +P  +P    +   +H  +   +    
e:-1-0-------------|-----------------|
B:-----3-1-3-1-----|-----------------|
G:-------------2-0-|-----------------|
D:-----------------|-----0-1-2-------|
A:-----------------|-3-3---------3---|
E:-----------------|-----------------|

   G7                 
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-----7-----5-----|-3---1---1---0-1-|
B:-----------------|-3---1---1---0-1-|
G:-5-6-7-----5-----|-4---2---2-------|
D:-----------------|-----------------|
A:-----------------|-----------------|
E:-----------------|-----------------|

   C                 
   +   +H P+   +H    +H P+   +   +    
e:-0---------------|-----------------|
B:-1---1-3-1-------|-----------------|
G:-0-----------0-2-|-0-2-0-----------|
D:-----------------|-------0-2-------|
A:-----------------|-------------3---|
E:-----------------|-----------------|

 ハンマリングオンとプリングオフで、モタっと演奏するのが肝のよう。6小節目のフレーズは、ヤードバーズ時代のジェフ・ベック曲「ジェフズ・ブギー(Jeff's Boogie)」のソロのようである。そういえば、ジェフ・ベック自体がそのアドリブに「じゃじゃ馬億万長者」の(米カントリー)音楽などを引用しているのか。とにかく弾いてみて気持ちのよくなるフレーズだ。7小節から8小節にかけては、V7->Iで終止すればいいところに、敢えてIV(=F)の構成音をはさむことでアーメン終止(IV->I)の挿入を行っていて、ここらへんがカントリーっぽい浮揚感を表現しているようだ。音楽家はみな、多民族mixture文化のなかにいて、他民族文化の「発展的引用」に貪欲である。敬意。


 本作品において16才の木南晴夏氏は、将来の夢に関し

・芝居、ドラマ、バラエティ等いろいろ経験して、いろいろできる人になりたい

と語っている。貪欲であり、”具体的にこれから行うこと”を夢として語っている。伊織嬢が「CMやりたい」、加藤美佳嬢(仮面ライダー555 クレイン・オルフェノク)が「憧れられる人になりたい」と”結果としての夢”を語っているのと比べて、きわめて現実的・戦略的(いい意味でね)である。

 橋本治氏が10年前ほどオウム事件を語った際、「本当に負けつづけた被差別民族(例:ユダヤ人)は、サリンを撒いて一発逆転をしよう、勝とうなんて考えない。それは長い目で見れば負けるに決まっているから。もっと現実的な戦略をもって、ひとつひとつ解決していく貪欲さを持っているはず」(大意)というようなことを語っていた。


 「テレ朝エンジェルアイ 南の島で大運動会」撮影からの7年後の彼女のステータスを見れば、その聡明さ・貪欲さに感心すると同時に、木南姓に変えて潜伏する楠木一族の「執拗さ(by かしこ ではなくて司馬遼太郎)」、クレツマーやアパラチアン音楽の地道な戦い、20世紀少年の氷の女王やコンチの戦いなどの”粘り強さ”と同じ波長である気がする。ただ、このビデオで語られる


・25歳までは遊ぶ
・27歳ごろ結婚してすぐ子供を産みたい

という計画は今も生きているのだろうか。


■関連記事: 木南晴夏から楠木正成に至る


このコンテンツは批評目的による元倉宏氏の音楽の引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。】

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2009-05-02 21:53:03

伊織+加藤美佳+木南晴夏+原田由美子+MEGUMI「テレ朝エンジェルアイ 南の島で大運動会」

テーマ:木南晴夏









 木南晴夏「テレ朝エンジェルアイ ワクワク・ドキドキ宣言!」 に引き続き、グラビア・アイドル時代の木南晴夏嬢のイメージビデオ「テレ朝エンジェルアイ 南の島で大運動会」(←)のパブロック的音楽mixtureについて語ろう。


 オリジナル音楽は元倉宏氏が担当している。元倉氏は「魔王ダンテ」、「一騎当千」などの音楽も担当している音楽家だ。音効担当は「ワクワク・ドキドキ宣言」と同じく伊藤大輔氏。おそらく同一工程にて両作品は製作されたのであろう。


 5人のエンジェルアイがビキニ姿で様々な対決(ビーチフラグ争奪戦、シューティングなど)を繰り広げるのであるが、今日はその対決ファンファーレ(景気付け!)として流れるちょっとメタリックなフレーズを取り上げてみる。キーはAメジャー。

作曲:(おそらく)元倉宏さん

  4/4              
   D               C
   +       +       +       + 
e:-10--------------8---------------|
B:-10--------------8---------------|
G:---------------------------------|
D:---------------------------------|
A:---------------------------------|
E:---------------------------------|

   A
   +       +       +       + 
e:-5-------5-------5---------------|
B:---8-5-8---8-5---5---------------|
G:--------------75-6---------------|
D:-----------------7---------------|
A:-----------------7---------------|
E:-----------------5---------------|

 なんとなく「さあ、battleするぞ」という気分になるフレーズ。コード進行は

IV(サブドミナント)→bIII(ドミナント7代理)→I(トニック)

 で、基本はツーファイブだ。


 雅楽を職業としていた時代、師匠から言われた言葉なのだが、

キチンと終われないと音楽にならない

という個人的名言がある。結婚式などで演奏される雅楽は、式の進行にしたがって曲の途中でコーダへ持ち込まなければならないフェーズが必須であり、私は龍笛を担当しておりそのコーダへ持ち込む合図を出す役割も演じなければならないのであるが、その「終わりの合図」が不適切で、コーダが決まらないと、それまで演奏してきた音楽が台無しになってしまう、ということに対する注意/指導であったように思う。


 ジャズをやっていても、ロックをやっていても、ブルース(ターンアラウンド・リックね)でも、また、他の仕事でも同様のことは言えるような気がする。何事もフィニッシュの決めがが肝心である。


 ファンファーレのような音楽は、そのコーダだけを切り取ったようなものであり、上記フレーズもそれに該当する。楽器を持って無敵になって、一発でキメルためのフレーズ、武器。


 本作品において木南晴夏氏は、

・好きな男性芸能人が妻夫木聡であること
・妻夫木聡の爽やかで少年っぽい点がいいとのこと
・仕切ってくれる年上(7才上くらいまで)がよいとのこと
・直接告白よりもイタリアンレストランなどで店員を介した間接的告白がよいこと

を述べている。続きは明日、と切り上げたいが文章も終止形が肝である(苦笑)。切に駄文御免。

■関連記事: 木南晴夏から楠木正成に至る


このコンテンツは批評目的による元倉宏氏の音楽の引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。】

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2009-05-01 12:06:40

木南晴夏「テレ朝エンジェルアイ ワクワク・ドキドキ宣言!」・パブロック・ストロンボリ

テーマ:木南晴夏








 ゴールデンウィークまっさなか、そろそろ、木南晴夏-楠木正成 考古学的音楽街道 から現代へ回帰する。2002年Liccaとして木南晴夏嬢がデビューした後、タイのプーケットで撮影された映像「テレ朝エンジェルアイ ワクワク・ドキドキ宣言!」(←)の音楽を考察する。


 音効担当は伊藤大輔氏。東京都六本木を拠点とする東京サウンドプロダクションに所属しており(参照 )、ABCテレビの虎バンなどの音響効果を担当しているようだ。「テレ朝エンジェルアイ ワクワク・ドキドキ宣言!」のBGMは、様々なジャンル(テクノ、レゲエ、ファンクetc)が巧く引用されている。


 私はかつて、「さばざまなジャンルが混合されたレアなバンド」っていうのが大好き(例えば英国ロックのCasablancaとか、Ann Odell嬢のショパンとか、ニック・ロウのブリンスリー・シュワルツ(Brinsley Schwarz)とかのあたりね。最低限ファンクとプログレが共存していること)で~~~まあ、一言で言ってしまえば英国特有の「パブ・ロック」ってことなんだけど~~~、高い金を払わないと入手できないソレラLPを買い漁っていた。だが、「テレ朝エンジェルアイ ワクワク・ドキドキ宣言!」などグラビア・アイドルのイメージ・ビデオで、ジャンルを超えて選曲されているBGM群って、あまりそれらと大差ないのでは? なんて、今思ったりする。それも安価で手に入れられるし。


 まだあどけなさが残る16才の木南晴夏嬢はBrinsley Schwarzの2ndアルバム「Despite it All」ジャケットに描かれた少女のよう。趣味は「いろんな乗り物にのること」と語る。遊園地のジェットコースターが大好きとのことだ。そのベクトルにしたがって、晴夏嬢がマリンジェット、パラセイリング、(!!ネタバレを含みます!!)最終的には象に乗るというのが「テレ朝エンジェルアイ ワクワク・ドキドキ宣言!」のシノプシスである。


 さて、始まって約5分経過したシーケンスにて、木南晴夏嬢の「マリンジェット初乗り」イベントが発生するのであるが、ここで流れるBGMを解析してみよう。「音楽と交通」は「A列車で行こう」とか「ルート66」とか分離させて語ることが困難であることは多くの人が共感するところと思うが、私たちの進む音楽街道を走る”乗り物”を起動させるワクワク・ドキドキなリフレインである。シツコクてすみません。キーはEメジャー。


作詞&作曲:不明

  4/4              
   E                 G
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-0---0-0---0-0---|-----------------|
B:-0---0-2---0-2---|-3-5---5---------|
G:-1---1-1---1-1---|-0-4---4---------|
D:-2---------------|-0-----5---------|
A:-2---------------|-2---------------|
E:-0---------------|-3---------------|


 なんとなく「さあ、rideするぞ」という気分になるフレーズ。コード進行は

 I(トニック)→bIII(ドミナント7th代理)

 で、ワコール「LALAN」(2009春・夏)CM音楽 とおなじ短三度上昇進行。単純にV7を用いるよりもドキドキ・ワクワク感が増す。


 赤いビキニ、黒いビキニ、水玉ビキニと木南晴夏嬢で閲覧可能なビキニ姿の大半の画像の源泉はこの作品のロケで撮影されたもののようである。また、「中学一年生から本格的にバレエを習って、頑張ってカラダをやわらかくした」という彼女の過去も語られているため、必見アイテムである。加えて、デビュー&上京直後であるにもかかわらず、関西訛りが出ないのは彼女の音程のよさを物語っている。


 現在の木南晴夏嬢のステータスを考慮すると「テレ朝エンジェルアイ ワクワク・ドキドキ宣言!」は少女期の彼女を捉えたプライベート映像のような魅力を持っており、トマス・ハリス「レッド・ドラゴン」のトリック(家庭ビデオ)や、イタリアに移住したイングリッド・バーグマンを捉えた一連のロベルト・ロッセーリーニ作品(「ストロンボリ」、「ヨーロッパ1951年」、「イタリア旅行」)を想起させる。誉め過ぎか。



■関連記事: 木南晴夏から楠木正成に至る
木南晴夏→楠木正成から江州音頭に至る
木南晴夏→「楠木正成と正行親子の対面、合同の踊り」に至りズートホーン・ロロを想う
木南晴夏→捧吟「楠公墓前の作」(吉田松蔭)に至りつぼいノリオを想う
ギターソロ「桜井の訣別」(木南晴夏-楠木正成 音楽街道をゆく:大阪府島本町)
ギターソロ捧吟「楠公詠史」(木南晴夏-楠木正成 音楽街道をゆく:藤田東湖とFairport Convention)

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2009-04-29 16:59:53

ギターソロ催馬楽神楽「瑞神楽」(木南晴夏-楠木正成 音楽街道をゆく:催馬楽)

テーマ:木南晴夏





 「時代を超越するリリシズム」を求め、「過去の記録の保管」のために「民謡の電気化/電子化」を施行錯誤しつつ、木南晴夏-楠木正成 音楽街道をゆく。


 音楽街道をゆきつつ、催馬楽(さいばら)に至ったのであるが、催馬楽を楠木正成に直結させるのはちょっと無理があるかもしれない。催馬楽自体の成り立ちは、平安時代に遡るし、雅楽に組み込まれ宮廷音楽としての地位を築いているため、河内音頭や詩吟に対する楠木正成の影響と同程度のことを語ることは不可能だ。まあしかし、楠木正成は南朝を守るストラテジストとしてこの音楽を聴いたのであろうし、湊川神社でも演奏される機会はあるのだろうし、ついでに催馬楽に立ち寄ってみよう。


 今日は催馬楽をエレクトリック・ギターのフレーズにしてみる。解析コピー元はこちら


 かなりコピー元の音程が不安定で捉えにくいのであるが、冒頭部分をギターでコピー、無理やりコードをつけてみると

作詞&作曲:平安時代の音楽家
編曲:dukkiedukkie

  4/4              
   G#m     C#
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-4---------------|-----------------|
B:-4---6-4-6-------|---------6---4---|
G:-4---4-4-6-------|---------6---4---|
D:---------6-------|-----------------|
A:-----------------|-----------------|
E:-----------------|-----------------|

   C#      A#m       C#m G#m C#m
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-------4-6-----4-|-----------------|
B:-5-6-----6-------|-5---4---4---5---|
G:-6-6-------------|-6---4---4---4---|
D:-----------------|-----6-----------|
A:-----------------|-----------------|
E:-----------------|-----------------|

   G#m G
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-----------------|-----------------|
B:-4---3-----------|-----------------|
G:-4---4-----------|-----------------|
D:-----------------|-----------------|
A:-----------------|-----------------|
E:-----------------|-----------------|
   G#m
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:---------4-------|-----------------|
B:-4-------4---6---|-4---------------|
G:-4-------4---4---|-4---------------|
D:-----------------|-6---------------|
A:-----------------|-----------------|
E:-----------------|-----------------|

   G#m     C#                G#m
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-4---------------|-----------------|
B:-4-------6---4---|-6-------4-------|
G:-4-------6---4---|-6-------4-------|
D:-----------------|-----------------|
A:-----------------|-----------------|
E:-----------------|-----------------|
   G                   G#m C#G#m G
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-----------------|-----------------|
B:-3---------------|-3-4---6-4---3---|
G:-4---------------|-4-4---6-4---4---|
D:-----------------|-----------------|
A:-----------------|-----------------|
E:-----------------|-----------------|

   G#m9     trill    G#m
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-6---4-6-4~6---4-|-4---------------|
B:-4---4-4-4-----4-|-4---------------|
G:-4---4-4-4-----4-|-4---------------|
D:-----------------|-6---------------|
A:-----------------|-6---------------|
E:-----------------|-4---------------|


 基調はG#mマイナーとして解釈でき、他の和声は、

・C#(→サブドミナントIV)
・C#m(→サブドミナントマイナーIVm)
・G(→VII。トニックG#mへの遷移音、補助音として使う)
・A#m(→サブドミナントマイナー?IIm)

って解釈できるかな。弾いてみるとこれもまたズート・ホーン・ロロの「ダリの車」みたい。


 今日はこれだけ。



■関連記事: 木南晴夏から楠木正成に至る
木南晴夏→楠木正成から江州音頭に至る
木南晴夏→「楠木正成と正行親子の対面、合同の踊り」に至りズートホーン・ロロを想う
木南晴夏→捧吟「楠公墓前の作」(吉田松蔭)に至りつぼいノリオを想う
ギターソロ「桜井の訣別」(木南晴夏-楠木正成 音楽街道をゆく:大阪府島本町)
ギターソロ捧吟「楠公詠史」(木南晴夏-楠木正成 音楽街道をゆく:藤田東湖とFairport Convention)

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2009-04-27 19:11:02

ギターソロ捧吟「楠公詠史」(木南晴夏-楠木正成 音楽街道をゆく:藤田東湖とFairport Co

テーマ:木南晴夏









 死ぬまでにやってみたい夢がある。サンディ・デニー(参照 )らフェアポート・コンベンションが行った偉業、「民謡の電気化/電子化」である。木南晴夏をモチーフに行っている音楽紀行はその境地までいつの日か至れるだろうか。今はただただ一人で、自分の部屋でギター・アンプのBOOSTをONにして、これまで収集した「桜井の訣別」や楠木正成を取り巻く詩吟や音頭を弾いてみるくらいの本当に小さなこと(9w)しかできないのであるが…。


 フェアポート・コンベンションの民謡(British Traditional)の電気化は以下のように評価されている。


↓「ローリング・ストーン・レコードガイド」より引用↓
 彼らは、時代を超越したリリシズム、
過去の記録を保管する者としての純粋主義、
ロックンロールのパンチ、
良き時代のケイジャン
(アカディアから来たフランス人の子孫による音楽)、
見事なオリジナル曲、
そして曖昧なディランの曲を素晴らしい解釈に導くほどの
ユーモアのセンスを全部併せ持っている。
彼らの、作品への感情移入は驚嘆に値する。
ザ・バンドがもしも英国人のグループだったら、
それこそこのような音を出していただろうと思われる。
↑「ローリング・ストーン・レコードガイド」より引用↑

 フェアポート・コンベンションがダイスキな反面、高校生時代「なんだ、単にエレクトリックギターなど電子楽器をアンプにつないで演奏しただけでしょ?」と感じる部分もあったのだが、「古典音楽の電子化・電気化」は、音楽情報・譜面のXML化等、文化を後世に伝えるためのIT化・国際化という視点で考えるべきかと今は考えている。それが、「時代を超越するリリシズム」、「過去の記録の保管」。


 そのリリシズムのため、日本の民謡をギターフレーズ化してアンプに繋ぎ、木南晴夏嬢をモチーフとした音楽街道をゆく。ロバート・ジョンスンやチャック・ベリーのフレーズは、晴れた夏の日に河内音頭を踊る我々にとっては借り物でしかないのだ。


 てなわけで、先日「楠公墓前の作」(吉田松蔭) という詩吟のエレクトリック・ギターフレーズ化を実施したが、今日は引き続き、藤田東湖作「楠公詠史」の詩吟メロディをエレクトリック化しよう。演奏サンプルはこちら を参照した。


 冒頭部分をギターでコピー、無理やりコードをつけてみると

作詞&作曲:藤田東湖
編曲:dukkiedukkie

  4/4              
   D#m
   +       +       +       + 
e:-----------------11------11------|
B:-----------------11------11--11--|
G:-----------------11--------------|
D:-----------------13--------------|
A:-----------------13--------------|
E:-----------------11--------------|

   B               D#m
   +       +       +       + 
e:-7---------------6-------6---14--|
B:-7---------------7-------7---16--|
G:-8---------------8---------------|
D:-9---------------8---------------|
A:-9---------------6---------------|
E:-7---------------6---------------|

   B               D#m     G#m
   +       +       +       + 
e:-14\---------13--11----------7---|
B:-16\---------14--11------9---9---|
G:-16\-------------11------8-------|
D:---------------------------------|
A:---------------------------------|
E:---------------------------------|

   B               D#m
   +       +       +       + 
e:-7---------------6---------------|
B:-7---------------7---------------|
G:-8---------------8---------------|
D:-9---------------8---------------|
A:-9---------------6---------------|
E:-7---------------6---------------|

   B               D#m     Ddim=Fdim
   +       +       +       + 
e:-7---------------6-------6---13--|
B:-7---------------7-------7---12--|
G:-8---------------8-----------13--|
D:-9---------------8---------------|
A:-9---------------6---------------|
E:-7---------------6---------------|


   C#7
   +       +       +       + 
e:-13----------------------14\-13--|
B:-14----------------------16\-14--|
G:-13------------------------------|
D:-15------------------------------|
A:---------------------------------|
E:---------------------------------|

   D#m             B       D#m
   +       +       +       + 
e:-11--------------7-------6-------|
B:-11--------------7-------7-------|
G:-11--------------8-------8-------|
D:-13--------------9-------8-------|
A:-13--------------9-------6-------|
E:-11--------------7-------6-------|

   G#m B           D#m
   +       +       +       + 
e:-4---7---7---7---6---------------|
B:-4---7---7---7---7-----------7-6-|
G:-4---8---8---8---8---------------|
D:-----9---9---9---8---------------|
A:-----9---9---9---6---------------|
E:-4---7---7---7---6---------------|

   D#m             D#m9
   +       +       +       + 
e:---------------------------------|
B:-------------6---6---------------|
G:-8-------8---8---8---------------|
D:-8-------8-------8---------------|
A:-6---------------6---------------|
E:-6---------------6---------------|

   D#m
   +       +       +       + 
e:---------7---6---6---------------|
B:---------7---7---7---------------|
G:-8---------------8---------------|
D:-8---------------8---------------|
A:-6---------------6---------------|
E:-6---------------6---------------|


 基調はD#mマイナーとして解釈でき、挿入される

・IVm(サブドミナントマイナー=G#m)
・VIIdim(マイナートニックの補助音としてのディミニッシュ=Ddim)
・bVII7(サブドミナントマイナー=C#7)

を除外して考えると、この音楽の骨格となるコード進行が浮かび上がる。

|B |D#m|


 つまり、bVI7-Im(サブドミナントマイナー→マイナートニック)
と抽象化して捉えることができるだろう。これを詩吟にあわせゆっくりとしたテンポで弾くとあたかもルーズなジャズロックの響きになる。あるいは、
 bVI7-bVII7-Im(B7-C#7-D#m)
とサブドミナントマイナー(bVII7)を挿入しても気持ちいい。アドリブを行うとするならば以下のボックスでかなり楽しめるだろう。

e:●==●
B:●◎=●
G:●◎◎=
D:●◎◎=
A:●=◎=
E:●===
 11121314flet

 ◎はコードBの部分で入れる感じ。

 幕末、楠木正成は倒幕の志士にとって「マルクス」が如き存在であった。尊皇攘夷推進派のイデオロギーであった水戸学の中心人物、藤田東湖はあたかも「革命歌」として、この音楽をつくったのだろう。木南晴夏から始まり、阪急平野、楠木正成を経て、幕末がリンクする「過去の記録の保管」の旅は続く。



■関連サイト: 楠公詠史(なんこうえいし)

■関連記事: 木南晴夏から楠木正成に至る
木南晴夏→楠木正成から江州音頭に至る
木南晴夏→「楠木正成と正行親子の対面、合同の踊り」に至りズートホーン・ロロを想う
木南晴夏→捧吟「楠公墓前の作」(吉田松蔭)に至りつぼいノリオを想う
ギターソロ「桜井の訣別」(木南晴夏-楠木正成 音楽街道をゆく:大阪府島本町)
サンディ・デニー「フォザリンゲイ」~レッド・ツェッペリン「限りなき戦い」の女性う


このコンテンツは批評目的による藤田東湖氏の音楽の引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。】

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2009-04-26 21:48:39

ギターソロ「桜井の訣別」(木南晴夏-楠木正成 音楽街道をゆく:大阪府島本町)

テーマ:木南晴夏






 先日、木南晴夏から楠木正成に至った 際に、みなみらんぼうバージョンの「桜井の訣別」を取り上げたが、筆者は兵庫県神戸育ちということもあり、湊川神社のお祭りでそのメロディをしばしば聴いていたことを、思い出し、急に懐かさを感じた。ついついギターで「桜井の訣別」のメロディを弾いてみる。


 日本史にそれほど詳しくなくても、「足利尊氏 vs. 楠木正成のバトルは、初め楠木優勢、その後、尊氏が九州で味方を得たため勝者となった」というオオマカな流れは知っているだろう。さて、「桜井の訣別」はどのバトル・フェーズを描いた音楽であるのか。楠木正成と足利尊氏の戦いを簡単にまとめると(参照 )、


年月 バトル(場所) 概要
1335年12月 箱根・竹ノ下の戦い
(静岡県小山町竹之下周辺)
後醍醐天皇が建武政権に反旗を翻した足利尊氏を討つために新田義貞を派遣したが失敗し、建武政権は崩壊。足利尊氏の勝ち。
1336年2月 摂津豊島河原の戦い
(大阪府池田市)
京都で足利軍駆逐のために連合した楠木正成と新田義貞に、足利尊氏敗退。尊氏九州方面へ敗走。足利尊氏の負け。
1336年3月 多々良浜の戦い
(福岡市東区)
足利尊氏、菊池武敏&阿蘇惟直を破り九州を平定。10万の大軍を率いて東上開始。
1336年5月 湊川の戦い
(兵庫県神戸市中央区・兵庫区)
九州から東上して来た足利尊氏・足利直義兄弟らの軍と、これを迎え撃った後醍醐天皇方の新田義貞・楠木正成の軍との間で行われた合戦。足利尊氏の勝ち。楠木一族の潜伏が始まる。

 約7ヶ月という短い期間にこれだけのイベントが発生していることに驚く。「湊川の戦い」の前に、正成が桜井駅(大阪府島本町)で、11歳の愛息・正行に郷里に帰るよう命じる場面(「太平記」)があり、そのフェーズを対象に描かれたのが「桜井の訣別」である。敗戦覚悟の出兵と親子の愛がクロスする。


 今日は「桜井の別れ」のイントロ的フレーズを、ギター・ソロにアレンジしてみる。キーはCメジャー。

作詞:落合直文
作曲:奥山朝恭
編曲:dukkiedukkie

  4/4              
   C               G7
   +       +       +       + 
e:---------0-----0-------------0---|
B:-1---------------3---1---3-------|
G:-----------------0---------------|
D:-2-------------------------------|
A:-3-------------------------------|
E:-----------------3---------------|

   C       F       C
   +       +       +       + 
e:-3---3---5---5---3---------------|
B:-1---1-----------1---------------|
G:-------------------------0-------|
D:-2-------3-------2---------------|
A:-3---------------3---------------|
E:---------------------------------|

   F               G7
   +       +       +       + 
e:-5---5---5---5---3---3---5---3---|
B:-6---6---6---6---3---3---3---3---|
G:-5-------------------------------|
D:-3-------------------------------|
A:-----------------5---------------|
E:-----------------3---------------|

   C       G7      C
   +       +       +       + 
e:-8---10--12--10--8---------------|
B:-8-------10--10--8---------------|
G:---------10------9---------------|
D:---------9-------10--------------|
A:-10------10------10--------------|
E:-8---------------8---------------|


 「桜井の訣別」は敗色濃厚な楠木一族の潜伏開始の序曲だ。だからこそ、底知れない悲しみとともに、”いつの日か”という不屈の闘争精神が描かれているように想う。その志はあたかも「ワルシャワ労働歌」など革命歌にも近しいものを感ずる。「桜井の訣別」を軍歌、として右翼的観点からのみ捉える見方もあるかもしれないが、音楽は「右翼/左翼」「保守/反動」といった概念で簡単に分けて捉えるものではない。それは新撰組のありかたと同じである。


 楠木という姓から木南という姓へ改名しての潜伏。大阪府島本町から神戸市湊川への道、通過する豊島郡(池田市、豊中市も含む)。木南晴夏という一人の女優から、大阪の音楽形成史が見えてくる。



■関連記事: 木南晴夏から楠木正成に至る
木南晴夏→楠木正成から江州音頭に至る
木南晴夏→「楠木正成と正行親子の対面、合同の踊り」に至りズートホーン・ロロを想
木南晴夏→捧吟「楠公墓前の作」(吉田松蔭)に至りつぼいノリオを想う


このコンテンツは批評目的による落合直文氏、奥山朝恭氏の音楽の引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。】

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2009-04-25 21:24:29

木南晴夏→捧吟「楠公墓前の作」(吉田松蔭)に至りつぼいノリオを想う

テーマ:木南晴夏




 一人の人間の成長を取り巻く環境から音楽を語る”木南晴夏”音楽街道をゆく。「楠木正成と正行親子の対面、合同の踊り」に至りズートホーン・ロロを想った 私たちは、「東関戸区と下分区の両町の飾り物、楠木正成と正行親子の対面、合同の踊りを披露」 にて、幕末の志士、吉田松蔭氏の楠木正成の思いにたちどまり、つぼイノリオ氏に想いをはせる。


 詩吟の冒頭メロディをギターでコピーしよう。キーはGマイナー。イントロのメロディは、

作詞:吉田松蔭

[I]
  4/4              
   Gm
   +       +       +       + 
e:---------------------------------|
B:-------------------------------1-|
G:-------------------------0-2-3---|
D:-----------------------0---------|
A:---------------------------------|
E:---------------------------------|
   Gm
   +       +       +       + 
e:---------------------------------|
B:-3-------------------------------|
G:-3---------------3-2-0-----------|
D:-----------------------1-0-------|
A:-----------------------------3---|
E:-3-------------------------------|
   Gm
   +       +       +       + 
e:---------------------------------|
B:---------------------------------|
G:---------------------------------|
D:-0-----------------------1-------|
A:-1---------------3---------------|
E:-3-------------------------------|


 ボーカルが入るAパートではどうも5拍子(5/4拍子)となる。

作詞:吉田松蔭

[A]
  5/4              
   Cm
   +       +       +       +       +       
e:-----------------------------------------|
B:-----------------------------------------|
G:-----------------0-----------------------|
D:-1---1---------------1---1---1-----------|
A:-3---3-------------------3---3-----------|
E:-----------------------------------------|
   Gm
   +       +       +       +       +       
e:-----------------------------------------|
B:-----------------------------------------|
G:-----------------------------------------|
D:-0---------------1-------0-----------0---|
A:---------------------------------1-------|
E:-----------------------------------------|
   Dm
   +       +       +       +       +       
e:-----------------------------------------|
B:-----------------------------------------|
G:-----2---2-----------------------3---2---|
D:-0-------0-----------------------0---0---|
A:---------0-------------------------------|
E:-----------------------------------------|
   Gm
   +       +       +       +       +       
e:-----------------------------------------|
B:-----------------------------------------|
G:-0---------------------------------------|
D:-0-------0-------------------------0-0-0-|
A:-1---------------1---------------1-------|
E:-3-----------------------3---------------|
   Adim    Gm
   +       +       +       +       +       
e:-----------------------------------------|
B:-1---------------------------------------|
G:-0---------------------------------------|
D:-1-------0-------------------------------|
A:-0-------1-------1---0-----------0---0---|
E:---------3---------------3---------------|
   Dm              Gm
   +       +       +       +       +       
e:-----------------------------------------|
B:-----------------------------------------|
G:-----------------------------------------|
D:-----------------------------------------|
A:-0---------------------------------------|
E:-----------------3-----------------------|

 非常にリズムがつかみづらい。雅楽のように4拍目がモタっとするため5拍子のように聴こえるのかもしれないが…。

コード進行的には

・マイナートニック(Im=Gm)
・サブドミナントマイナー(IVm=Cm)

・ドミナント(Vm=Dm)

の基本マイナースリーコードで、これにドミナントの代理としての

 IIdim(=Adim)

が加わる。


 このフレーズから想起されるのは、つぼイノリオ氏の「吉田松陰物語」。河内民族の執拗さと同様、吉田松蔭は苦労しました。



■関連記事: 木南晴夏から楠木正成に至る
木南晴夏→楠木正成から江州音頭に至る
木南晴夏→「楠木正成と正行親子の対面、合同の踊り」に至りズートホーン・ロロを想


このコンテンツは批評目的による吉田松蔭氏の音楽の引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。】

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2009-04-23 22:29:54

木南晴夏→「楠木正成と正行親子の対面、合同の踊り」に至りズートホーン・ロロを想う

テーマ:木南晴夏





 先週末、自分が住まう町の町内自治会の会合に出た。妻が体調不良とのことでの代理で初出席となる。「ほとんど自治会役員の面子が替わらず、マンネリ化していて。候補者はいませんか?」と訴える役員の面々。挙手せず俯く自分がいる。「仕事で土日がダメな場合もあるし、定年退職してからでないと…」と心の中でつぶやく。

 自治体、地域共同体の崩壊。そんなことばはもう陳腐化するほど、重い現実として私たちの目の前にある。「イベントは地域センターでの盆踊りくらいでして…」と自治会役員。


 一人の人間の成長を取り巻く環境から音楽を語る”木南晴夏”音楽街道。「楠木正成から江州音頭に至る」 を経て、今日は、「東関戸区と下分区の両町の飾り物、楠木正成と正行親子の対面、合同の踊りを披露」 をとりあげる。この音楽の出自、楠木一族との関連については理解していない。ぜひご教示を。とりあえず、メロディラインをギターでコピってみよう。



民謡
  4/4              
   B               C#m
   +       +       +       + 
e:---------------------------------|
B:---------------------------------|
G:---------------------9-----------|
D:-9---9---9---11------9---11--9---|
A:-9---9---9---11----------11--9---|
E:---------------------------------|
   E7              F#m
   +       +       +       + 
e:---------------------------------|
B:---------------------------------|
G:-----9-9-11--9---11--------------|
D:-----9-9-9---9---9---------------|
A:-----------------9---------------|
E:---------------------------------|
   C#m             F#m
   +       +       +       + 
e:---------------------------------|
B:-------------8-------------------|
G:-9---9---11--9---11--9-----------|
D:-9---9---11------11--9---11--9---|
A:-------------------------11--9---|
E:---------------------------------|
   B
   +       +       +       + 
e:---------------------------------|
B:---------------------------------|
G:-----119-------------119-11----9-|
D:-----119-11--11--9---119-11----9-|
A:---------11--11--9---------------|
E:---------------------------------|
                       アラヨー  イヤ
   B       G#m
   +       +       +       + 
e:---------------------------------|
B:---------------------------------|
G:-11--------------------------9---|
D:-11--9---9-------9-------11--9---|
A:-----11--11--11--11------11------|
E:-------------11------------------|
 サー
   C#m             B
   +       +       +       + 
e:---------------------------------|
B:---------------------------------|
G:-11----9-------------------------|
D:-11----9-11--11--9---------------|
A:---------11--11--9---------------|
E:---------------------------------|


 無理やり和声化した感の否めないコード定義ではあるが、コード進行は

I-IIm-IV-Vm
I-VIm-IIm-I

 と、トニック(I, VIm)、サブドミナント(IIm, IV)、ドミナント(Vm)をめぐるスリーコード解釈。だがコード進行の基盤となるのは、


|B-C#m |B-C#m|

 で、基本的には、トニック(I=B)とサブドミナント(IIm=C#m)の繰り返し。IImはIVの代理であるから、つまりは、
 I-IV
 のI-IVバンプで江州音頭 と同じ。ザ・ダンス音楽のためのコード進行。

 さて、このフレーズをぜひ弾いてみてほしい。弾いてみたらわかるのだが、あの伝説的ギタリストのフレーズに近しいものを感じないだろうか? そのギタリストとは、キャプテン・ビーフハートのマジック・バンドに在籍し鋭いスライド・ギターの嵐を聴かせていたズートホーン・ロロ(Zoot Horn Rollo=Bill Harkleroad)先生のことだ。


 キャプテン・ビーフハートの音楽のフレーズは、譜面で産まれるものでなく、ビーフハート隊長の”口承”でズートホーン・ロロらメンバに伝えられたといわれている。また、ビーフハート隊長が中語の京劇など、アジア音楽に対して大きな興味を持っていたこともインタビューで語られている。そしてビーフハートの音楽は(踊るのはなかなか大変だと思うが)実はダンスミュージック。「楠木正成と正行親子の対面、合同の踊りを披露」がキャプテン・ビーフハートの音楽に思えてこないか?


 崩壊する共同体、失われていく他者との関係性のなかで、木南晴夏-楠木正成-ズートホーン・ロロという関係性の音楽街道を旅するわれわれ。その街道を”ダリの車”で走り抜けろ。



■関連記事: 木南晴夏から楠木正成に至る
木南晴夏→楠木正成から江州音頭に至る

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2009-04-21 22:13:54

木南晴夏→楠木正成から江州音頭に至る

テーマ:木南晴夏



 一人の人間の成長を取り巻く環境から音楽を語る”木南晴夏”連載シリーズ。「木南晴夏から楠木正成に至る」 を経て、我々は河内平野一帯(摂津にもかぶる)に暫く錨を下ろし、一人の人間(含:木南晴夏)をが育った、異なるN個の世界を、異なる時系列で旅している。音楽史の旅は、仮面ライダーディケイドの9つの世界の旅と同じ。木南晴夏の9つの世界のひとつが江州音頭。


 「江州音頭へのいざない」 に記述されているとおり、河内音頭&江州音頭の起源は、楠木正成の金剛山籠城に際して、兵士の慰安(なぐさめ)として提供された音楽にあるといわれている。それが戦後、河内音頭へと進化したようだ。楠木正成は大阪のダンスミュージックの生みの親ともいえる。

 今日は志賀國天寿一門会の江州音頭(2008近江組曲)の演奏(参照 )をサンプルに、江州音頭のコード進行、Funkyなギター・フレーズをコピーする。キーはDマイナー。まずはイントロ。



編曲:志賀國天寿一門会

  4/4              
   C       Dm        C       Dm
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-----------------|-----------------|
B:-----------------|-----------------|
G:---5-5-5-7-7575--|---5-5--57-777-7-|
D:-5---5-5-------75|-577---7-7-777-7-|
A:-----------------|-----------------|
E:-----------------|-----------------|


 ワンポジションで弾けるので是非try。気持ちいい素晴らしいフレーズである。コード進行は、


|C-Dm |C-Dm|

 で、基本的には、トニック(I=C)とサブドミナント(IIm=Dm)の繰り返し。IImはIVの代理であるから、つまりは、


 I-IV

 のI-IVバンプである。ソウル・ミュージック、ファンク等黒人のダンスミュージックと日本古来のダンスミュージックが同じI-IVバンプであることが大変興味深い。ダンス音楽は全世界共通のスキームに乗っている。ニンゲンは同一の高揚を求めるものなのだ。歌が入って、

編曲:志賀國天寿一門会

  4/4              
   C       Dm        C       Dm
   +   +   +   +     +   +   +   +    
e:-----------------|-----------------|
B:---555-5-6-------|---555-5---666-6-|
G:---555-5-7-7775--|---555-5---777-7-|
D:---555-5-7-77--75|---555-5---777-7-|
A:-3---------------|-3-------5-------|
E:-----------------|-----------------|

 などの”合いの手”的歌心いっぱいのリズムカッティングが続く。これいいなぁ~。マジで。後日、他のフレーズなんかも掘り出してみたい。コードボイシングというか、リズム重視のカッティング・アイディアの宝庫だなぁ>江州音頭。


 昔(1991年ごろ)、関西の同志社大学で河内家菊水丸のライブをみて、ギタリストのプレイに魅了されたことがあるが、河内音頭 or 江州音頭のギタリストはもっと世界中のギタリストの注目と賞賛を受けるべきだ。



■関連記事: 木南晴夏から楠木正成に至る


このコンテンツは批評目的による志賀國天寿一門会の音楽の引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。】

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