ファッションセンターしまむら

コーネリアス FANTASMA ミニ・スカート

春頃からかなり気になっていたCM。シャンソン風のフランス語の音楽がBGMとして流れ、うら若きパリ・ジェンヌがブラジャー＆パンティだけの下着姿で今日着ていく服を選んでいる。画面は淡い色で、非常にハイセンス。フランス映画を想わせるちょっと、リッチな雰囲気。 　「この服いくらだとおもう？」というテロップが流れ、 　・ブラジャー　380円 　・ショーツ　100円 　・スカート　1,000円 　・セーター　1,800円 　・ブーツ　　2,900円 という値段表示で度肝を抜かれる。そして、「どこで売ってると思う？」のテロップ。 　ファッションセンターしまむらのCMだ。初めて見たとき、さすがに笑った。パリジェンヌとショーツ100円のギャップがあまりにデカイ。面白すぎる。では、CM音楽を。歌詞は正確に聴き取れないので擬音とアスタリスクで。キーはEメジャー。 【A】 （リ）ジュルヌカ　ポ リリドゥ　パリ　ジュ フェル　ジボンヌ　イ ラビナソリ　リ |4/4 E |E-B7 |B7 |B7-E| ジュル　ヌカ　ポ リリドゥ　パリ　ミ パ　ラメン　ホ リメンゲソチィ |E |E-G#m7 |C#m7 |F#7| 　1～8小節は 　Ⅰ-Ⅴ7-Ⅰ 　Ⅰ-Ⅲm7-Ⅵm7-Ⅱ7 という完全四度上昇をメインにした滑らかな進行。 【B】 ジェルック　アンシャ ***** ***** ***** |F#7 |B7 |F#7 |B7| ***** ***** ***** ***** |F#7 |B7 |Bm |F#7| 　Ⅱ7-Ⅴ7 を3回繰り返した後、いきなり、 　Ⅴm-Ⅱ7 となる。なぜ急にドミナントをマイナーに変えるねん？　とちょっと理論的に説明しづらいが、まあこれも同主調転調の一種なのだろう、多分。この部分がこの楽曲のミソとなっている。シャンソンとかちゃんと勉強したら理解できるのかな。 　また、ベースがバリバリと動きまくっていてカッコいい。フレンチ・ポップスだろうか？　原曲を知っている人がいたら教えてください。それとも日本人が書いた曲なのかな？　日本人でこんなカッコイイ曲、かけるとしたら小山田圭吾くらいしかいないと思うが。とにかく面白いCMだ。 ■関連リンク：ファッションセンターしまむら公式ページ ■関連記事：ワコールデコルテメイクブラ 【このコンテンツは批評目的によるファッションセンターしまむら社の音楽からの引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。著作権者主体者の権利、音楽の美学を侵害した場合このページに限り、いかなる修正・削除要請にも応じますので、ご教授ください】