月刊:DUCATI F750 村山SP!
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2009年3月21日にオープンしたアグスタ・ストラーダにお邪魔しました。
http://www.agusta-strada.com/

「AGUSTA STRADA」、新生MVアグスタはもとより、
本家本元のオールドMVアグスタも取り扱うのだそうです。
とても雰囲気の良いお店でした。

村山スペシャル生みの親、I氏と話し込むこと実に2時間半。
MVアグスタはもちろんのこと、村山スペシャルのこと、
昨今のイタリア車事情など、様々な話題で盛り上がり、
日が暮れるまで滞在してしまいました...。

「やっぱり、イタリア車がイイ!」

時代は刻々と移り変わっていきますが、「イタリアの粋」は
いつまでも変わることなくモノ造りに現れるのだと確信しました。

温故知新。
素晴らしい交流の場になりますように。

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筑波走行、行ってきました。
当日は走行時の気温が10度ぐらい、早朝は氷も張っていましたが
直射日光は暖かく、もう春の雰囲気でした。

さて、シェイクダウンしたPASO750Rですが...

結果から申し上げますと、見事復活の1分10秒を記録!
1分11秒前半~1分10秒後半をコンスタントに刻むことが出来て、
この日のベストは1分10秒44。

7か月ぶりに10秒へ返り咲くことができました。(涙)

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本邦初公開、PASO750Rの走行シーンです。(提供:ymaさん
http://blip.tv/file/1870196

さてさて。
インプレッションですが...。

「乾燥重量150kg」、とにかく軽い!

トランポの積み下ろしは鼻歌交じり。
場内での押し引きや、スタンドをかける時も妙な緊張感はありません。
さあ走ろう、とコース上に出てスラロームして吃驚。

なんだこの軽さはッ。
左右に振ってみるとあまりのヒラヒラ感にオットトト、でした。
250ccのツーストローク車みたいな感覚?

コーナー立ち上がりでアクセルを開けてみると...

アクセルを開けたら開けた分だけ、ぐいっと前進します。
エンジンはそのままなので前が浮いたりするような劇的変化は
無いのですが、アクセルに対してダイレクトな加速を感じました。

特に1ヘア立ち上がりとCX立ち上がり。
次のコーナーへ向けて、軽々と突き進んで行く感じ。
シートストッパーの存在を初めて確かめました。

そしてコーナリング。

自由度が大幅に増えました。
一言で表現するならば、「ナンデモ出来そう!」
バンク角度の微調節や瞬時の深バンクなど、多彩な入力を
一手に引き受けてくれそうな気配です。

あまりに手数が増えたので、逆にその多機能さを

ライダーが使いきれずに戸惑うほど。
軽量マシンのコーナリングを追及していかなければ、ネ。

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最終コーナーに至っては、前よりもさらに自由を感じました。

その気になればいろんなラインをコーナーの中で試せそうです。
コーナー進入も「軽量マシンに乗っているんだ」という安心感だけで
アクセルオフの位置を20メートルは奥にとることが出来ます。

逆にコーナリングスピードが速すぎて、二つ目のクリップにつけないという
以前は経験しなかった新しい問題点が発生し始めたほど。
そろそろ、ちゃんとブレーキングも考えなければなりませんナ。
(今まではほとんどノーブレで突入してた:焦)

実は一度だけ、「恐ろしい最終コーナー」を経験してしまいました。
50メートル看板まで、本当にフルスロットル状態
最終コーナーに飛び込んでしまったのです。

あ、これが最終コーナーのコースアウト・イメージか!

一瞬脳裡に電撃が走り、蒼白になりました。
が、次の瞬間「いや、軽量マシンだから行けるハズッ」
意を決して、一連のコーナリング作業を入力してやると...
難なくクリア出来てしまい、また吃驚。

自分が意識していた「限界」、実際はもっと先にあるんだなあ。

ナニハトモアレ、無事に帰還できました。
テーマである「楽に10秒フラットを出す」、実現出来そうです。
軽 量 化、 ス バ ラ シ イ。

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2009年度仕様のPASO750R、完成!

今回のテーマはズバリ、
軽量化、マスの集中化、ショートホイールベース化です。
リヤまわりを中心に、かなり大胆なモディファイを施しました。

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納車前に、体重測定を行いました。
結果は...

前輪 ⇒ 80kg
後輪 ⇒ 79kg

ということは...

80 + 79 = 【 159kg 】

なんとッ!
いよいよ大台に乗りました。

しかも、レース・コンディションを再現する為、
6リットルのガスを搭載してます。
あと、エンジンオイルが3リットル弱、フルード類も考慮すると...

!!! 乾 燥 重 量 150kg 達 成 で す !!!


見比べよう! 08モデル(上)と09モデル(下)↓

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リヤシート周りで4kg、前後ホイール周りで4kg
重量の違いを感じていただければ幸いです。
リヤアクスルのエキセントリック・アジャスタにも注目!
若干ですが、ホイールベースも短くなっていますよ。

今回の主要なモディファイは下記のとおり。
コーダ・トロンカ
サブフレーム作成
TZ250用マルケジーニ・マグホイール
ショート・ホイールベース化!

さーあ、シーズン開幕が楽しみになってきましたよ!
皆さん、筑波へ遊びに来てくださいネ。

Special Thanks:シルヴァバード

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コーダ・トロンカ

テーマ:
コーダ・トロンカ、という言葉がある。
イタリア語で"coda tronca"と書く。
切り落とされたテール』の意。

言うまでも無く、今回のデザイン・テーマがコレ。

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シートカウルの新造、実は2年前から考えていたのですが
どういったカタチにするか、という打ち合わせは
makino氏と長い時間をかけて精錬させていきました。

合言葉は「コーダ・トロンカ」。
これは、かなり早い段階から両者で一致した意見でした。
イタリア車に対する、美意識の集大成とも言うべき部分です。

ちなみにmakino氏、FRP造形を得意技としてお持ちです。

どんなカタチにしたら良いか、サンプルを見に行きましょう、 と
彼のガレージに案内されたのですが、
見渡す限り、上から下から、隙間無く積み上げられた
過去の作品群に圧倒されました。

私は具体的な数値や参考資料を用意したりせず、
理想とするカタチをキーワードでのみmakino氏に伝え、
あとは、彼の手にすっかり任せることにしました。

シートカウル上部は緩やかな曲線で、
エンド部分はテールフィンを設けてアクセントをつける。
例えるならフェラーリ275GTBの雰囲気で。

「わかりました」

それから待つこと数週間。

「出来ましたよ」

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エクセレント!

非の打ちドコロが全くありません。
テールフィンの立ち上がり角度などは、実に絶妙で、
この美しさを写真でお伝えできないのが残念です。

皆さん、是非、筑波へ見に来てくださいネ。


さてさて。

今回、理想の実現化にあたり、大いに触発されたマシンもご紹介しましょう。

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まつなが氏のロシナンテ号。
http://guzzi-crazy.cocolog-nifty.com/sunday/2008/05/post_8675.html

密かに対抗意識を燃やしております次第。
いつか、京の五条の橋の上で、つばぜり合いを演じたいものです。

サブフレーム作成

テーマ:
PASO750Rの軽量化マスの集中化を実現する為に
余分なフレームを一切カットすることにしました。

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カットしたフレームの重さ、2.5kg
上に載っていたシートカウル、2.7kg
ひとまず5.2kgのダイエットに成功しました。

...意外に重量がありましたナ。

余分なモノを削ぎ落としたら、今度は再構築です。
リニューアルした超軽量シートカウルを搭載する為に、
サブフレームを作成しました。

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着座位置から後ろ、何も存在しません!
シートカウルを外した状態でリヤだけ見ると、
もはやなんだか良くわからない乗り物になりました。 (笑)

トラス構造は上周りで。
シートカウル下に極力フレームを見せない為の
makino氏の工夫を感じることが出来ます。

サブフレーム作成で、最終的に4kgの軽量化が実現しました!