ハードディスク障害内容:ファイルシステム損傷
テーマ:データ復旧弊社にご依頼頂く障害の中で、
ファイルシステム損傷 (File System損傷)という障害があります。
この障害は、ハードディスクだけでなく、USBメモリ、SDカードなどにも発声する障害で、
(人為的ミスを除く)論理障害 の中で、最もご依頼の多い症状になります。
ファイルシステムとは、
記憶装置に記録されているデータを管理する方式で、
記憶媒体(メディア)にファイルやフォルダを作成したり、移動や削除を行なったりする方法や、データを記録する方式、管理領域の場所や利用方法などが定められており、
パソコンの場合、リカバリー(OSを入れる)時に組み込まれ、
USBメモリや外付けHDDなどの場合は、フォーマット(初期化)時に組み込まれます。
ファイルシステムの種類は、
windowsXPなどでよく採用されている NTFS
Macでよく採用されている HFS
USBメモリなどでよく採用されているFAT32
など様々あり、それぞれ管理する方式が違います。
※DVDレコーダーなど、メーカー特有のファイルシステムが採用されている場合もあります。
MASTER BOOT RECORD :起動区画であれば起動プログラムと区画割当情報を格納
BOOT RECORD :起動区画であれば起動プログラムと自身の区画制御情報を格納
FAT1 :ファイルが次にどこに書かれているかを示す情報を格納
FAT2 :FATのミラー
Director Entry :当該区画を示すボリュームの最初に並ぶフォルダやファイルの名称、書込み開始位置、作成/更新日付等が記録される。
DATA :サブフォルダ情報やファイル本体となるデータを記録する。
となっており
データは、DATAの部分に保存されるのですが、
そのデータが、どこにあるのか?という部分はFATに記憶されます。
データを削除した場合、DATAの部分が削除されるのではなく、FATの情報が削除され、どこにあるのか?という情報が消える為、通常では見ることは出来ませんが、削除した時点では、DATAは残っている為、データ復旧を行える可能性があるということになります。
ファイルシステム損傷とは、
この、ファイルシステムが損傷してしまう障害でして、
特に、MASTER BOOT RECORDやBOOT RECORDに損傷があった場合に症状が起きます。
主な症状としては、
・OSが立ち上がらない。
・ブルースクリーン
・フォーマットしてくださいのメッセージ
などがありますが、同じ症状でも違う障害の可能性があります。
ファイルシステム損傷が発生した(論理的障害 の)場合は、フォーマットorリカバリーをすることでまた使用することが出来るようになりますが、その場合、中のデータは消えてしまいます。
※データ復旧を行った後orデータがいらない場合でも、同じ障害が発生する可能性がある為、お勧めはしていません。
ファイルシステム損傷の原因としては、データ書き込み中に電源を切ったなど人為的な理由の可能性もありますが、人為的な理由でない可能性もあります。
くどいですが、大切なデータはバックアップを・・・。
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