パソコン

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パソコンぶっ壊れました。
バックアップは一応ありますが、まだ復旧はできていない状態なので、少々お待ちください。
ってことで、今日の更新は中止。
すまん。



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2008年年頭の辞

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皆様あけましておめでとうございます。
昨年を振り返ってみると、東学党の乱に始まり、朝鮮人強制連行関係、土地調査事業、関東大震災、笞刑と、非常に地味なエントリーの連続でしたね・・・。
2006年から引き続いてやった東学党の乱以外は、基本的に法規メインだったのが地味になった理由。
誰か、全条文も挙げて年代順に整理しておいてくれれば、俺が楽できたのに。(笑)

つうか、東学党の乱だけで1/3年以上やってたんだねぇ・・・。
内容的には、大臣間で援兵は受けない事に決まったにも係わらず、東学党にビビッて勝手に清国に援兵頼む閔泳駿と高宗。
済物浦条約と高平臨時代理公使の知照による出兵&公使館保護を全く理解できていない高宗。
「袁世凱に全部任せるべ」で済んでしまう朝鮮政府。
清国への出兵依頼がどのような影響を与えるか、全く考えていないかのような閔泳駿。
おまけに、清国へ出兵依頼したにも拘わらず、上陸拒否する朝鮮政府。
馬鹿の見本市。
逃げ散っただけで「鎮圧」されていない東学党。
少なくとも、日本には通知されていないのに、「結ばれたにも係わらず」と言われる全州和約。(笑)

朝鮮人強制連行関係は、法規整理だけでもまだまだ果てしなく遠い。(笑)
これに関連史料となると、気が遠くなりますね。
まぁ、今後もチマチマやっていきます。

関東大震災についても、大枠となる法規等については終了。
後は、細かい部分拾っていく必要があるんだけど、暫くは手を付けられない感じ。
まぁ、出された法規類を纏めただけでも、既存の言説が疑わしい事この上ないんですがね。
要するに、「暴徒」の仕業だろ?と。
国家的関与って何よ、と。
法令関係を流れで見ると、日本政府や関東戒厳司令部が何考えてたのか直ぐ分かるのに、良くみんな妄想できるよなぁ。
( ´H`)y-~~

土地調査事業については、土台になる法規は殆ど出尽した感があります。
流れも取り扱いましたし、国有地の紛糾状況も取り上げました。
あとは、調査結果なり具体例をチマチマ拾っていくくらいかなぁ。
つうか、小説真に受けて入会権を奪われたって言う人が居ますが、「ニホンゴ、ワカリマスカ~?」と聞いて歩かにゃならんのだろうか。
( ´H`)y-~~

笞刑については終了。
既存の言説って、併合から笞刑令までが断裂してるので、突然制定されたかのように見えるんだけど、刑法大全と既存の行政法規中の笞刑規定が統合されただけというだけの話。
そして、賭博が受刑理由の60~70%を占めるという。(笑)
( ´H`)y-~~

さて、法規中心の地味なエントリーの続く中で、「★ハーグ密使事件100周年」だけが異彩を放っております。
やっぱり李泰鎮センセイが居るとネタに困りません。(笑)
おまけに、ニュースになると読者が(一時的にですが)激増するので、まぁ朝鮮日報様々、と。

今年は少し閔妃関係も弄ってみたいし、東学党の続きもやりたいし、施設改善協議会も取り上げたいと、やりたいこと尽くしなんですが、昨年よりは面白いエントリーを書きたいなぁと思っております。
つうか、李泰鎮も、もう少し表に出てくれば、それだけで笑えるネタが増えると思うんですが。(笑)
文吉君じゃ、ちょっとシュールすぎて。

ってことで、ダラダラ書いてしまいましたが、今年は面白いエントリーを書くように頑張りますので、今後ともご愛顧の程、よろしくお願い致します。
では。



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オロロ~ン

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( TAT)「オロロ~ン」



「お母さん、あそこに変な泣き方してる、変な人が居るよ?」
「シッ!目を合わせちゃ駄目よ!」
「ねぇ、あの人なんで壊れちゃってるの?」
「それはね、7時間かけて8割方テキストにし終わったファイルに、作りかけの下らないスレのテキストを、間違えて上書きしちゃったからなのよ。」
「ふーん。で、下らないスレってどんなの?」
「このニュースを元にしたものよ。」


http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2240814/1699849

国連事務総長「ダルフール紛争は気候変動が原因」


【6月17日 AFP】国連(United Nations、UN)の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-Moon)事務総長は16日付け米ワシントン・ポスト(Washington Post)紙への寄稿のなかで、ダルフール(Darfur)紛争での殺りくについて、世界的な気候変動が大きな原因となったとの考えを示し、同様の紛争が今後も起こる可能性を指摘した。

潘事務総長は記事の中で、「ダルフールの紛争は、気候変動をそのひとつの要因とする生態学的危機がきっかけとなって始まった」と述べた。
インド洋の温度上昇が季節風に影響を与え、過去20年間で降水量が40%程度減少したとする国連の調査に触れ、「これはサハラ以南の乾燥化の原因の1つが人的要因による地球温暖化であることを示唆している」という。

「ダルフールでの紛争が乾季に発生したことは決して偶然ではない」と説く。

潘事務総長によると、ダルフールの土地がまだ豊かだったころ、農業に従事する現地の黒人らは、アラブ系の遊牧民を歓迎し、水を共有していたが、干ばつが深刻化すると農地の周りに柵をめぐらせて放牧を防ぐようになったという。
「有史以来初めて、食べ物と水が全住民に回らなくなったことで、紛争が始まった」

国連の平和維持軍により紛争が停止し、200万人以上の避難民が村に戻って家を立て直すことができるようになることに期待を示す一方で、「肥えた土地が足りないという本質的問題はどうしたらよいだろう」と問題を提起した。

潘事務総長は、「根本的なダルフール問題の解決策は、持続する経済発展」だとの見方を示し、具体的には新技術を活用した遺伝子組み換え作物の栽培やかんがいを進める一方、医療、教育や衛生状態の向上に取り組むことが重要だと述べた。

このような問題を抱える国はスーダンだけではなく、ソマリア、コートジボワール、ブルキナファソなど「食糧と水の不安定な」アフリカ国家だと指摘している。

スーダン政府は前週、合計2万3000人規模の国連平和維持部隊とアフリカ連合(African Union、AU)部隊の受け入れに合意した。同国では過去4年間の紛争で20万人以上が死亡している。(c)AFP



「・・・お母さん、記事だけでネタとして完成してるよ?」
「そうね。そんなもので7時間の努力を上書きしてしまったから壊れたんじゃないかしら。」
「なるほど~。流石お母さん、だねっ!」



ってことで、割と放心状態・・・。
・゚・(つД`)・゚・ オロロ~ン(号泣



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2007年年頭の辞

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皆様あけましておめでとうございます。
昨年は、NAVERにおいては「分かりやすい説明について」。
blogにおいては「金九は誰を殺したか」という、スマッシュヒットを飛ばすことが出来ました。
これも日頃から当ブログをご愛顧いただいている皆様の応援の賜物だと思っております。
ありがとうございます。

つうか昨年は、やり残した合邦問題の後始末から入って、併合前の種々団体の模様を見て、それから逆戻りして春生門事件から俄館播遷へ。
で、金九の薬屋殺しとその関連事項で段々気合いが入ってきて、俄館播遷以降の状況を辿り、いつの間にか電信守備兵の泥沼に嵌り(笑)、そうこうしている内に親父が死去して一気にやる気がなくなって、そのままダラダラと電信守備兵を・・・。

その後、俄館播遷後半の状況でまた徐々に気合いが復活し始め、「分かりやすい説明について」以後、ちょくちょく調べてた創氏改名の話を一旦纏め、「明成皇后」の諡を井上馨が付けたかどうかの話で気合い最高潮に達し、毒茶事件やら独立協会の弾圧やら楽しい話が続き、そんな中で今度は盆中に祖母死去。

さらにアジ歴のお休みで、やる気大幅ダウン。
『朝鮮戸籍及寄留例規』で金英達の論拠をいぢり倒して少し溜飲を下げたものの、テンションがあがらず、結局バファリン作戦時のログと今月の回顧録という、史料使わない道に逃げ、スチーブンス暗殺事件でリハビリしながら、年末に東学党の乱に手を付けちゃったという、実に浮き沈みの激しい1年でした。

まぁ、浮き沈み激しいとか言っても、結構良いエントリーしてるよね?(笑)
エンコリの韓国人レベルじゃ使わない話もかなり多い反面、井上馨と閔妃の諡号の話や、李周會等の罪名など、日本人側の勘違いも是正してるわけだし。
今後も唐突にそういう話を探し出して、「ウリのブログ見てないヤツの事なんか知らんもん。( ´H`)y-~~」とNAVERで日本人弄って遊んでみたいなぁ。(笑)

兎も角、今年は家内安全を第一に、順調にエントリーを積み重ねて行きたいもんですなぁ・・・。

今年の目標は、今やっている東学党の乱から春生門事件までの流れの整理。
期間的には1年半程度なんだけど、中身濃いんだね・・・。
それが済めば、独立協会の弾圧以降の流れの整理に入るか、唐突に日本統治時代の話に入るか、好き勝手できる気がするんだけど。(笑)

そうそう。
新しくなったアジ歴の使い方なんかも、また改めてエントリーしてみたいと思っておりますので、お楽しみに。

ってことで、今日は短めに。

今年も、ご愛顧の程、よろしくお願い致します。
では。



年頭の辞

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皆様あけましておめでとうございます。
昨年中は、一日平均350~400人の 物好き お客様においで頂きました事を、まず以って御礼申し上げます。

やはり、韓国は現状のままで充分に楽しめる素材ですので、そういった意味では時事ネタの方が面白いのは確実でしょう。
バカの現在進行形ですから。
そんな中、バカの過去形を史料から見ていくという、実に韓国オタクな事をしている当ブログに足をお運びいただけるというのは、EnjoyKoreaの歴史板の住人の方か、そうではなくとも同じく韓国オタクの方々なのでしょうか?(笑)

日韓関係史、特に近代史というのは、左派・右派含めて非常に誤った言説の多い分野です。
孫引き、部分引用、誤引用、曲解、歪曲。
実に酷い。
これは、実はネットに限る話ではありません。
日本の近代史学者とて、全く褒められたもんでは無い。
韓国側では、それに乗っかって、さらにウリナラマンセー史観が入るわけですからもう大変。
ちなみに、それら日本側の言説に乗らないで韓国の学者が述べる事など、まだNAVER韓国人レベルなわけで。(笑)
まぁ、妄想に一々対応するのもかなり大変なんですが。
だから、まともな学者ってのは、日韓関係史あたりからは逃げていく傾向があるんじゃないかと、勝手に思ったりしてるわけです。
ま、そういう妄言を一般の人でも論破できるように、このブログでは出来るだけ元史料を多用しているわけです。

勿論、的になるのが韓国人や良心的日本人とは限りません。
どっかで、韓国人を責める為の間違った言説を鵜呑みにして討論に持ち出すバカも轢いちゃう事もあります。
一時流行った、「安重根はハングルを書いてない」なんてのは、多分轢いちゃう。
何故なら、私のブログを読んでないから。(笑)

理不尽なのは、もうすでに酔っぱらってるから。(笑)

ってことで、今日は短めに。

今年も、ご愛顧の程、よろしくお願い致します。
では。



意識

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安重根について纏めていたところ、散歩道さんに先に取り上げられて焦っているdreamtaleです。
溶けそうに暑い中、皆さん如何お過ごしですか?(笑)
まぁ、安重根については、来週からでもぼちぼち投下しますので、興味ある方はお楽しみに。


さて、NAVER総督府ホームページのID紹介において、私の項目では「zeongの一番弟子」とされているわけですが、「師匠!弟子にして下さい!」と押し掛けたのでは当然ありません。(笑)
しかし、彼が以前日韓翻訳掲示板NAVERで述べていた事を、なるべく意識してこのブログを書いているという点においては、正に彼は私の師匠と言えるでしょう。
ということで、私が意識している彼の叙述を、改めて書いておきたいと思います。


http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jaction/read.php?id=enjoyjapan_8&nid=804407

○歴史議論とは?

 史料や資料を根拠として歴史的事物に関する主張の妥当性を検討する事。


○史料と資料

史料:主に当事者や同時代人が記した文書記録。(但し、後代に編纂された書籍や遺物、絵画や写真等も含む)
資料:史料を根拠として構築された叙述物や図表。

史料に対してはそれがどの程度事実を反映しているかを検討する必要がある。
これを「史料批判」と呼び、歴史的象徴や叙述を行う際には、必須の事柄である。

だからと言って、全ての資料が充分にこれを行っているとは言えないし、必ずしもその主張が正しいとは限らない。
なぜなら、資料は特定の関心や要請に基づいて作成されるからである。
故に、必然的に情報の取捨選択が行われたり、筆者の価値観が混入する。
中には明らかな錯誤に基づくものや、意図的に読者を一定の結論に誘導するものさえある。


歴史議論がこれらの物の上に立脚している以上、それには一定の前提条件を満たす必要があるだろう。


○資料と歴史議論の前提

資料とは筆者の経験や思考を追体験するために存在する。
故に、資料には再現可能性を担保するために、出典、或いは根拠となる史料そのものが提示されていなければならない。
これがない資料は歴史議論における主張の根拠としての価値が極めて低い。
また、資料が筆者の思考の追体験である以上、これを根拠として何かの主張をする者は、この資料の記述を真とし、受け入れた理由、言い換えれば資料の主張を妥当として判断した理由を、論理的に相手に対して説明する責任がある。
この点に関して合意が無ければ、歴史議論は不毛なものにならざるを得ないし、議論そのものが不成立となるだろう。
私が評価するのは国籍を問わず、この点を満たしている論者であるし、私が軽蔑するのはこの点を満たさずして他の目的の為に邁進する者である。


http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jaction/read.php?id=enjoyjapan_8&nid=625348

史料学の基本事項。

一)文献資料の種類

 1.一次史料
   古文書 :特定の相手に対する意思表示を目的とした史料
   記録  :日記などの記録

 2.二次史料
   編纂物 :古文書等を元にして作られた記述
   文学作品:物語・詩等

ただし、何れの史料においても、その記載事項の事実関係について確認する作業、つまり史料批判が必要な事は言うまでもない。
また、これら史料から出来得る限り多くのinformationを取り出し、整理・検証をしてintelligence化するべく努力すべきである。
以上の作業を行う上で重要なのが文書学的知識である。

※但し、史料の等次が情報の正しさを必ずしも担保するとは限らない。
 極言すれば史料批判がなければ一次史料であっても信頼するに足りない。


二)文書学
 1.歴史学の補助学
 2.(文書学の自立を説く立場からすれば)文書史
 3.文書の整理・保存法の研究


三)文書学の範囲・観点
 1.伝来
 2.差出人と受取人
 3.発給の日付
 4.内容

これらの情報は史料の正確を規定し、主張の根拠としての有用性を担保する最も基礎的な作業である。

※文字を読む事=史料を読むことではない。


http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jaction/read.php?id=enjoyjapan_8&nid=630394

歴史が歴史になるまで

1.史料                →a)報道
   ↓
2.論文・調査報告・学会発表等 →b)報道
   ↓
3.教科書・小説等          →c)報道
   ↓
4.一般化

史家が主に扱う領域は①、②
歴史愛好者が扱う領域は③、④


多くの方が既にこの話を心得ていると思いますので、今更の感が無いわけでも無いですが、常に心の中で意識していたいですね。
というわけで、他人の良い話をそのまんまパクると、非常に楽だ&自分も偉くなった気になるという話でした。(違


近代史料ノススメ

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えー、総督府HPが昨日公開されまして、まずはオメ。


今までこのブログでは、1月17日の開設以来その殆どを史料に依って記載してきた。
連載に一区切りついた事だし、たまには自分の考えを書いても良い・・・かな?


左にもリンクがある私の良く行くサイトに、澤田獏氏文責によるきままに歴史資料集がある。
当ブログ開設前から有名で、読者の方には今更説明の必要も無いかもしれない。
アジア歴史資料センターの史料を中心に非常に良く整理されていて、常々見習いたいと思っているサイトである。

「近代史料」を一箇所だけ取り上げるのではなく、「流れ」で見る辺りは、勝手に同好の士だと思っている。
逆に澤田氏によって整理されすぎていて、開国期の事を書きずらくなってしまったという意味では、どちらが先に書くかというライバルでもあるのかもしれない、と、これまた勝手に思っている。(笑)

先日、氏によって、当ブログで5月30日のエントリーで記載した禹範善の史料が取り上げられていた。
尊敬している方から引用して貰うのは光栄であるし、なによりアジア歴史資料センターにおける公開史料であるにも係わらず、当ブログの名前をも出してくださっているのは本当に嬉しい。

んー、なんかマンセー文になってるな・・・。(笑)
しかし、ご自分でアジア歴史資料センターで史料検索をなさった方なら、何となく私の気持ちも分かって貰えるのではないだろうか。


さて、「近代史料」である。
最近ごくたまに他のNAVER人士と話したりするのだが、やはり傾向としては「史料」への意識的な壁は高いらしい。
故に、読みやすさを優先して再現性を犠牲にはしているものの、当ブログでは史料をなるべく「流れ」をもって引用し、史料そのものの画像を提示し、また、引用された結果や付随する事実と私の意見との区別が付きやすいように、出来るだけ工夫しているつもりである。
「史料」に対する「慣れ」を重視していると言っても良い。

勿論内容的には、私は史家ならぬ一介のサラリーマンであるため、総ての「史料」を網羅できる筈もなく、また題字の下に書いてあるとおり史料批判もままならない。
結果として、考察の材料となる重大な「史料」を欠落させているかもしれない。
その場合は自らの間違いを認める、或いは再び考察する機会を得るだけの話である。

一介のサラリーマンが、「史料」を前提として一から論を組み立てるのはやはり無理があろう。
従って、既に先行する俗説や史家の発表する論拠となっている史料を自ら確認し、「そうである」のか「そうではない」のかを判断するのが手っ取り早い。
あら探しと言っても良い。(笑)

例えば、有名な名越二荒之助氏の『日韓2000年の真実』(国際企画平成9年)に、朝鮮人志願兵の記載がある。
この志願兵の数字は、確かにアジア歴史資料センターの『1.朝鮮及台湾ノ現状/1 朝鮮及台湾ノ現況 1(レファレンスコード:B02031284700)』の17画像目に記載があり裏付けがとれている。
しかし私は、別の史料『昭和14年朝鮮治安関係一覧表の件(レファレンスコード:C01004785700)』の18画像目を先に見ていたため、「おいおい、名越先生間違ってるよ。」などと一人悦に入っていたものである。(笑)
まぁこの数字の差違が何故生じたのかは置いておいて、論文や本などの間違いを発見し、(・∀・)ニヤニヤするのは史料を見る楽しみの一つであろう。

当然、あら探しの対象を私のブログに向けるのも構わない。
他のどこかのブログやHPに記載されている事を検証するのも良いだろう。
5月18日のエントリーで記載したとおり、漫画に描かれている事に関する史料を見ても良い。
反対に、誰かの論を補足するような史料を探し出すのもまた、楽しみの一つだと思う。

いずれにしても、学者等が論文や本を使っての遣り取りという迂遠な作業をしているのに比して、インターネットにおいて史料をやりとりする事は、いづれ比較にならない程高速化するのではないかと考えたりもするのである。

勿論、史料批判などを素人が行うのは難しいし、総ての情報が与えられているわけでもない。
しかしながら、様々な人が様々な観点から様々な事象に関して史料を発掘し、それを公開していく。
先行する説や論を、素人が覆す可能性があるなんて、楽しいとは思いませんか?


一次史料への端緒

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今日は、ちょっと休憩。

小学4年生になりたての頃、身内の葬式の合間に盲腸炎になった。
皆忙しく、誰もかまってくれないうちに悪化し、入院した時には立派な腹膜炎になっていた。(笑)
入院期間2ヶ月半。
無聊を慰める為に母が買ってくれた本が、青い鳥文庫版の『三国志』と『学研まんが日本の歴史』だった。
どちらも、その後私が歴史を好きになる、切っ掛けを作ってくれた本という事になるだろう。

どちらかと言えば『三国志』の方にはまったのだが、その知識が生かされるには、光栄のゲーム『三国志』が仲間内で流行るのを待たねばならなかった。(笑)

一方、『学研まんが日本の歴史』の影響も凄いものであった。
6年生になり、歴史の教科書を見て「これ(教科書)、間違ってる」と。(笑)
インフォメーションツールとしての漫画の偉大さ、斯くの如し。
いや、私が馬鹿なだけか・・・。
まぁ、そういった事が、人の著作物を「検証する」あるいは「鵜呑みにしない」事の原体験になっているのだろう。
と自分を擁護してみる。


さて、アジア歴史資料センターなんかで調べ物をしていると、たまに全く関係無いのに、ピカーン☆(゚∀゚)と来る史料に出会う事がある。

今回、「玉璽」の関係で朝鮮の公文式を探していた中で、一つの史料を見つけた。
『日朝盟約(レファレンスコード:A01200762500)』である。


【前文】 【条文】

大日本・大朝鮮両國政府は、日本歴明治二十七年七月二十五日・朝鮮歴開國五百三年六月二十三日に於て、朝鮮國政府より清兵撤退一節を以て朝鮮國京城駐在日本特命全権公使に委託して代辧せしめたる以来、両國政府は清國に對し、既に攻守相助くるの位地に立てり。
就ては、其事實を明著にし、併に両國事を共にするの目的を達せんが為め、下に記名せる両國大臣は各々全権委任を奉じ、訂約したる條款左に開列す。

第一條 此盟約は、清兵を朝鮮國の境外に撤退せしめ、朝鮮國の独立自主を鞏固にし、日朝両國の利益を増進するを以て目的とす。

第二條 日本國は清國に對し攻守の戦争に任し、朝鮮國は日兵の進退及び其糧食準備の為め、及ぶ丈け便宜を与ふべし。

第三條 此盟約は、清國に對し平和條約の成るを待て廃罷すべし。

此れが為め両國全権大臣記名調印し、以て憑信を昭にす。

大日本國明治二十七年八月二十六日 特命全権公使大鳥圭介
大朝鮮國開國五百三年七月二十六日 外務大臣金允植



もの凄く詳しい人は「知ってるよ」だろうし、ある程度知識のある人は「これがアレか」であろう。
私がピカーン☆(゚∀゚)と来たのも「これがアレか」と思ったからであるが、知識の元になったのは歴史書でもWEB上の情報でもなく、実は漫画。

週刊ビックコミックスピリッツに連載中(2005年5月18日現在)の江川達也著:日露戦争物語である。


(日露戦争物語~天気晴朗ナレドモ浪高シ~ 第十一巻52頁より)

この後、兵站の確保を出来なかった古志正綱少佐が自害するシーンへと続く。
この引用シーンの元になっているのが、正に前述の日朝盟約であろう。
勿論、「だからこの漫画が史実だ!」や「間違えている!」等と言うつもりはない。
「漫画を検証しろ!」と言うつもりもない。

無味乾燥な年表などよりも、漫画の持つ「イメージ」の方が、一次史料への接触の端緒として優秀だろうと言うことである。
まぁ、漫画に限らず、小説などについても言える事なのだが。

漫画の中で、気になった部分がある。
興味を惹いた部分がある。
それを端緒として調べて見ると、結構一次史料も楽しく見ることが出来ると思うのである。

ただし、「イメージ」が強烈な分、気をつけなければならない事があるのは、言うまでもない。
一次史料で確認出来た事については「確認できた史実」として。
その経緯、結果を確認出来ない場合はそれも含めて、他の事は「創作」として読むのが賢いのだろう。

そうでなければ、『学研まんが日本の歴史』を以て教科書に異を唱える、私のように成りかねないから。(笑)

飽く迄「一次史料への接触の端緒」であることは、忘れないで欲しい。

特に、キャラクターについてはあまり期待しない方が良い。
日露戦争物語で格好良く描かれている「金玉均」も、結局は、(当時)朝鮮人は朝鮮人でしかない事が分かってしまうから。(笑)


知識欲

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国家記録閲覧、11月からネットサービス開始

すいませんねぇ。
弾の補給をしていただけるなんて。
ということで、URLをメモ。
http://www.archives.go.kr/


本題に入る前に、昨日のエントリーのフォロー。

史料は、1907年(明治40年)12月23日付『機密送 第51号(機密受 第1077号)』。
前回の『機密統発 第489号』によって、韓国政府の意向が伊藤統監から外務大臣林董へ伝えられた。
それに対する、外務大臣からの返事の話である。

それによると、日本政府の考えとしては昨日の前半部分「他国の国籍を取得せるものありとするも、敢て之が為に韓国籍を喪失したる者に非ずと解釈すべき儀と被存候。」の認識の方が正しいとして、「とりあえずはこの趣旨に基づいて処理し、なるべく早く国籍に関する法規を制定し、外国に帰化しようとする者は政府の認可が必要であると規定する方が良いと思われる。」と回答している。

当然、昨日の韓国政府の考え方でいけば、ロシアにだけ声明を出すというわけにもいかず、もし何かあったら面倒臭いという考えらしい。(笑)

まぁ、その他に何か思うところがあるとしても、回答自体は至極真っ当なものであろう。
いずれにしても、「二重国籍」は夢と消えるのだが・・・。


では本題。
今日取り上げるのは、国債報償運動についてである。

このブログでも、梁起鐸事件や、安重根(五)などで取り上げてきた。
その国債報償運動に関連する史料があったので、報告したい。

1909年9月16日付『憲機 第1772号』、憲兵隊の大邱分隊長からの報告である。
ちょっとドキュメンタリー風味で(笑)内容を記載してみよう。


1909年9月12日午前11時。
大邱西門市場廣場において、国債報償金処分に関する総会が開かれた。

集まったのは約600名。
臨時会長に崔龍益を、査察長に姜永周が推薦された。
議題は、現在農工銀行に預けている、7,800円余とその利子の処分の方法について。

勿論様々な意見が出された。
曰く、教育基金に寄付するべきだ。
曰く、陛下(注:当時の韓国皇帝純宗か?)御真影安置所の建築費に充てよう。
曰く、従来の目的を貫徹するため、政府に献納すべきだ。

しかしながら議論は様々に分かれ、決定には至らなかった。
結局、大邱及各郡中から15名の委員を選出し、その委員間で慎重に協議し、決定された処分方法は新聞紙上で発表する事として、約7時間にも渡る会議を終了した。
散会時間、午後6時であった。

最後に分隊長は、次のとおりに報告している。
開会中は何等不穏行動なく、各弁士においても過激の弁論無く、多数の集会なりしも頗る静穏なりし、と。


農工銀行が活用されている事については、目賀田男爵も喜ぶであろう。(笑)
それにしても、集まった金額が7,800円。
当時の所得に比すれば、恐らく多いのではあろうが、1,300万円と言われていた国債分には到底届かない。
全ての報償金を併せても17万円弱程度であるそうなので、無理もあるまい。

この頃あちこちで、国債報償金の処分について話し合われたようである。
当初の目的である「国債の償還」も含めて、別用途での処分も話し合われているのは、併合或いは合邦の「匂い」を感じていたのか、或いはこれ以上集まらないと判断したのかは定かではない。

さて、処分についての委員による話し合いはどうだったのであろうか。
教育基金に寄付か、真影安置所が作られたのか、国庫に献納されたのか、あるいは出資者に返却されたのか、それとも日帝に弾圧されて奪われたのか。










実は、ずーっと結果を探してるけど、史料が見つかってないのねん。(笑)
え?
じゃあ何故こんな史料を公開するのかって?

もちろん、読者の皆様を巻き添えにして「どうなったんだよ~!」と一緒にイライラするため。(笑)

・・嗚呼痛い、殴らないで下さい。物を投げないで下さい・・・。


と、今日も変なテンションのまま、おしまい。