青森市のエコテクノ(佐々木敏行社長)は、教材として楽しみながら自然エネルギーを学べる組み立て式の風力発電キットを開発した。
佐々木社長は「小学生たちが理科や科学に興味を持つきっかけになれば」と話している。
風車が回ると赤色ダイオードが発光するもの、オルゴールが鳴るものなどキットの種類は豊富。
組み立てや実験を通じて、揚力、抗力といった風力発電の仕組みを学ぶことができる。
翼の枚数や角度を変えたり、ソーラーパネルを付けたりすることもでき、さまざまな実験に対応可能だ。
十月にはつがる市でキットの組み立て教室が開かれ、参加した小学生たちがオルゴール風車の音色に歓声を上げていた。
イベントで講師を務めた青森自然エネルギー研究会の今彦衛会長は「自分で組み立てる面白さもあって、子どもたちに好評だった」と語る。
キットは同社ホームページ(http://www.eco-techno.net/
)で紹介している。
価格は千二百六十円から。
オリジナル風車の製作も引き受けている。
問い合わせは同社(電話017-742-9374)へ。
※写真=さまざまなタイプがそろった風力発電キット