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2008年04月17日(木)

赤いマグロの筋肉/白いヒラメの筋肉

テーマ:美容と健康

「遅筋と速筋」という言葉は比較的良く聞くと思います。


遅筋は・・・

長時間収縮することが可能で、持続力(持久力)を維持することが出来ます。

マラソン選手など持久力が必要な運動選手に求められる筋肉で、魚では長時間遊泳することが必要なマグロなどの回遊魚(赤身の魚)で発達している「赤い筋肉」です。


速筋は・・・

収縮速度が遅筋の2~3倍あり、瞬発力を発揮できます。

スプリンターなど急激に力を出す必要があるスポーツ選手に求められる筋肉で、魚では普段は海底でじっとしていても危険が迫るといち早く逃げる必要があるヒラメなどの固定性?の魚(白身の魚)で発達している「白い筋肉」です。


まとめると下記のようになります。

<人間では?>

マラソンなどの持久力が必要なスポーツをしている人・・・遅筋「赤い筋肉」

スプリンターなどの瞬発力が必要なスポーツをしている人・・・速筋「白い筋肉」


<鳥では?>

長時間飛躍する鳥の胸筋・・・遅筋「赤い筋肉」

飛ばないニワトリの胸筋(ささみ)・・・速筋「白い筋肉」


<魚では?>

長時間遊泳することが必要なマグロ・・・遅筋「赤い筋肉」

普段は余り泳ぎ回らないが、逃げる時などに瞬発力が必要なヒラメ・・・速筋「白い筋肉」

 

一つの筋肉が全て赤色筋線維や白色筋線維であるわけでなく、混合していますが筋肉によりその割合が違うと言うことです。

赤筋・白筋の割合は生まれたときから変わりませんが、一つの筋肉の中の赤色筋線維と白色筋線維の割合が使われ方(トレーニングや生活環境)によって変わってくるのです。

(人間では、「ほっそりとしなやかな遅筋、太く強い速筋」とイメージできます)


さて、人間の下腿(ふくらはぎ)に「ヒラメ筋」と言う筋肉があります。

平たいヒラメのような形をしているのでこのような名前が付いています。

その上を腓腹筋(ひふくきん)と言う筋肉が左右を覆っています。

ヒラメ筋・腓腹筋を合わせて下腿三頭筋と言う名称で、この筋肉がアキレス腱(踵骨腱)となり踵骨(しょうこつ=かかと)に付着します。


ヒラメと名前が付いていますが、遅筋である赤色筋線維が多いヒラメ筋は「白い筋肉」ではありません!

ヒラメ筋は立位を維持するために持久的に働く「赤筋」です。

それに対して腓腹筋は歩行やジャンプなどでよく使う瞬発力を発揮する「白筋」です。

(腓は“こむら”とも読みます。ですからが腓腹筋つることを「こむら返り」と呼ぶのです)

形状的にもヒラメ筋は平たい「板状筋」で、腓腹筋は太い筋腹を持つ「紡錘筋」です。


生理的特徴として・・・

赤筋は、ブドウ糖を二酸化炭素にまで分解し多くのエネルギーを得られるため持久性が高い。

白筋は、無酸素的にエネルギーを得るので瞬発力は高い。しかし、ブドウ糖をピンピン酸・乳酸までしか分解できず、そのため疲労しやすい。(乳酸が血中に残ると疲労物質に変わります)

とされています。

 

我々セラピストが下腿(ふくらはぎ)を触るときには、ヒラメ筋と腓腹筋のどちらに異常があり硬いかにより、拘縮の原因を推測して施術を行います。

「持久力系(赤筋)の筋肉疲労か、瞬発力系(白筋)の筋肉疲労か」の特定は自己ケアーの指導にも有効になりますので重要ですね!ニコニコ


~take care~



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コメント

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2 ■to kayoさん

走るよりウォーキングの方がいいですけどね・・・

筋肉痛でもマッサージしてかまわないですけど・・・、
本当は筋肉痛にならないようにする為に、筋肉疲労を取るためと血中の乳酸を分解するために、運動直後にストレッチやマッサージ、ゆっくり20~30分お湯につかるなどをしておいた方が良いのです。

1 ■筋肉痛で。。。

おっと、私にぴったりの話題を見つけました。

昨日、軽く走ったところ、今日は両ふくらはぎが筋肉痛で。゚(T^T)゚。
足のつけ根も痛いんですけど。

筋肉痛のときは自分でマッサージ(軽く)してもいいのでしょうか?
それともシップでもして放っておくのがいいのですかね?
それとももう一度走る?

(私、つくづく運動不足を痛感しました。。。)

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