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2007年07月27日(金)

環境問題はなぜウソがまかり通るのか

テーマ:美容と健康

次の記事は『Evidence based Osteopathic Therapie』について書こうと思っていたのですが・・・

前記事『エビデンスEvidence(科学的根拠)』で、「温暖化で北極の氷が溶けると海水面が上昇してしまう」というアルキメデスの法則を無視した誤報・・・、と書いたことについて、「どういうこと???」とのお問い合わせがありましたので先に少し説明します。(詳しくは「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を買って読んで下さい)


①アルキメデスの原理(浮力の原理)は、簡単に言えば・・・

「水に浮いている氷が溶けても、水面の高さは変わらない」ということです。

氷が水に浮いているのは、体積が同じならば氷の方が軽いからです。水が氷になるときには膨張しますよね。

膨張した分が水面から顔を出していると考えれば良いので、北極の氷が人間の目に見えるのは、水と比べて軽い部分が顔を出しているのです。

この氷が全て溶けても、水面の高さは変わりません!


じゃあ、南極はというと・・・

南極は大陸だから、温暖化によりその上の氷が溶けると海水面が上がるかと言うと、そうではないらしいのです。

「冷蔵庫の中に暖かい湯気のでるようなお湯が入ったコップを入れると、そこから蒸気が出て、それが零度以下の所に霜や氷となってへばりつく・・・。このことからわかるように、どこかに零度以下のところがある場合、その近くにある水の温度が高い方が氷は多くできる・・・。つまり海水面は下がる!と考えられる。」

実際には海流や風の吹き方なども考慮に入れなければならないようです。


国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC=世界有数の科学者が参加する温暖化が進んだら何が起こるかを検討し対応を科学的にアドバイスする機関)」の報告書には・・・

 「北極の氷が溶けたら海水面がどうなるか」ということはほとんど書かれていない。アルキメデスの原理があるのに専門家が議論をする必要が無いので、関係ないとしている。「南極の周りの気温が高くなると、わずかだが海水面が下がる」と結論されている。

ということなのです。


ところが、日本のマスコミでは「地球が温暖化すると海水面が上がる!」と報道され、僕も大変なことだと思っていました。

なぜ、そんな誤解をまねいたか?・・・

前出のIPCC(日本政府もお金も出して研究を委託しています)の報告を日本語に訳している環境省の環境白書では、驚いたことに「地球が温暖化すると極地の氷が溶けて海水面が上がる」と書いてあるのです。

環境省の日本語訳はIPCCの英語の原文とは全く逆になっているのです。


それを武田邦彦先生の大学研究室の学生が環境省の係官に問い合わせると・・・

「IPCCの報告書が長かったので、それを短い文章にしたらこうなった」と答えたということなのです。


そんな役人のデタラメが、環境白書としていまだに約20年間毎回つづいており、1984年元旦に朝日新聞が大々的に報道して以来、1988年からは1年間の記事数は約500件、京都議定書が締結され温暖化が社会問題化した1996年から記事数が飛躍的に増え、次の年には年間2000件を越えた。

IPCCの報告書通り「海水面は下がる」と書いてある記事は、この20年間でたった4件だけだった!


②「森林が二酸化炭素を吸収してくれる」について・・・

また記事が長くなりそうなので簡単に書きます。

林野庁のホームページの「こども森林館」というコーナーに森林の機能ということで、

「森林はどのくらい二酸化炭素を吸収してくれますか?」という質問の回答として、


・・・一人の人間が呼吸で出す二酸化炭素は年間320kgで、杉の木23本で吸収する。

・・・自動車1台が出す排気ガスに含まれる二酸化炭素は年間2300kgで、杉の木160本で吸収する。

・・・一世帯の人が生活する時に出る二酸化炭素は年間6500kgで、杉の木460本で吸収できる。

と書いてあるそうです。

林野庁という専門家が言ってるのだから信じてしまうが、これが間違っている!


 森林は、樹木が生まれて若い時には体が大きくなるので二酸化炭素を吸収して体をつくる。

しかし、それは成長期のことで、樹木も成熟すればあまり大きくならないから二酸化炭素も吸収しなくなる。

そして、やがて老木になれば、だんだんと枯れてゆく。最後には木は枯れて倒れて微生物に分解され、空気中の酸素と結合して再び二酸化炭素となる。

 従って、樹木の一生では、生まれてから成長期までは二酸化炭素を吸収して自分の体を大きくしているが、成熟すると二酸化炭素をほとんど吸収しなくなり、老齢になって死に至ると、今度は二酸化炭素を放出する。

 ある一定の森林面積を対象とするなら、生まれる樹木も枯れていく樹木も同数で、トントンとなるから二酸化炭素を吸収しないことになる。(ヨーロッパでは常識らしいです)


 それでは、林野庁の計算はなんだったのか?

実は「計算となる前提」として但し書きがついていて「50年生の杉の人工林には1ヘクタール当たり約170トンの炭素を貯蔵しており・・・」とある。

これを読んで「ああ、これは樹木は死なないと仮定した時だな。樹木は生物なのに死なないという仮定は正しいのだろうか」などと思いつく人はほとんどいない。そこを狙っている・・・。


環境問題のウソに隠されたものは、「故意の誤報」から「公的資金を頂戴する」という利益誘導・・・。


『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』には・・・

「科学的知見に反する現代のおとぎ話」として、水素エンジンの矛盾についても書かれています。

どうですか?

目からウロコ・・・の本でしょ!

¥1,000ですし、活字もそれほど多くなく読みやすいですから、ぜひ買って読んでみてください。


そして、巷の情報が正しいのか、そこに書かれてあることが正しいのか、自分自身で考えてみてくださいね!ニコニコ


<ご参考>武田邦彦教授(中部大学)のホームぺージ
        ペットボトルのリサイクルについては、ゆっくり考える・・・ペットボトルのリサイクル

(全てを鵜呑みにする必要はありません。自分で考える習慣を身につけましょう♪)


~take care~

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