あわせて読みたい なかのひと
2007年03月03日(土)

自然治癒力

テーマ:美容と健康

西洋の手技療法や自然療法など、あるいは東洋医学などでは頻繁に『自然治癒力』または『自己治癒能力』といった言葉を使います。

意味は読んで字の如し・・・「人間(あるいは動物)に本来備わった、ケガや組織の病変、病気や不調を回復する能力」の事です。

オステオパシーでも頻繁に使用する言葉です。


オステオパシーの基礎原理に・・・

 ①身体は1つの単位(ユニット)である。

 ②身体は自己治癒能力を持つ。

 ③構造と機能は相互に関係し合う。

 ④治療は上記3つの基礎原理にに基づく。

とあります。

オステオパシーのセラピストはこの基礎原理を理解していなけれなりません。


しかし、僕は普段“意図的”にこの「自然治癒力」という言葉を口にしないようにしています。

なぜならば、この言葉はたびたび技術のつたなさをごまかすために使われてしまうからです。


僕も身体が悪かったので、いろいろな施術院などに行っていましたが、

「頸椎の矯正をしておきましたから、後は自己治癒能力が良くしてくれるはずです。改善されないのなら自己治癒能力が無いからです」

「ここまでやっても良くならないのは、あんたの自然治癒力が無いからだ!」

なんて言葉をたびたび言われました。


もしも身体の現状が「自然治癒力」が低下した状態であっても、的確な施術(必要ないことはしない)を行う事により、体性システム(身体の骨格、筋肉、神経、内臓などの組織のつながり)を整え、また脳脊髄液循環リズムを整えることをしていけば、自然治癒力は向上するはずです。


自然治癒力という言葉を口にしなくても、一つ一つの体性機能障害にアプローチしていけば、自然治癒力はおのずと向上するはずだと考えているからです。


でも、確かに現代人は物質文明の中で、非自然的で、非生物的な生活をする事で自然治癒力が低下している人は多いようです。

「太陽の下に出て、健康に動き回り、規則正しくバランスの良い食事と排便をし、質の良い睡眠を取る」

そんな生物らしい暮らしに戻りたいものです。ニコニコ


~take care~

いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)

dreamさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

4 ■syattiiさん・・・

そんな所、結構多いですよ!
関西や中国地方で有名な先生の所などでもそうでした。
ストレートカイロプラクティックなどでは、「アトラス/アキシスの矯正をして後はイネイトが・・・」
ちゃんとしたところもありますが、「口(くち)カイロ」な所も多いです・・・。

3 ■ひろさん・・・

施術を施して状態を整えても、「回復」とは自然治癒力の枠の中で身体が恒常性を維持できる事によって成されるのでしょうが、自然治癒力を最大限に発揮できる状態に戻すのがオステオパシーなんだと思っています。
そのためには生活習慣の指導を含めた全人体的トータルセラピーが必要ですよね。

2 ■無題

しかし、自然治癒能力が無い!って言い切るのってスゴイですね!言い切る、断定する断定してあげる事って時には必要なんでしょうが、責任も付いて来るって事を認識しないと言い切れないものですが・・・よっぽどのセンセイ方なんですね!
モノはいい様と言いますが・・・

1 ■無題

おっしゃるとおり、「自然治癒力」を自らの技量不足の方便で使うとなれば言語道断です

しかしながら「自然治癒力」の個人差は歴然です
年齢による能力の低下は明らかです
また個人の生活習慣によってもずいぶん差が出ます
あるいは自然治癒力の周期もあるように思います

適正に「自然治癒力」の低下を指摘しつつ
自らの技量不足や限界も説明し
「自然治癒力」の向上のための生活改善を促し
かつそれを実行してもらえるならば
少しでもいい方向に進んでいくものと考えています

それこそが我々の施術すらも「ひとつのユニット」に組み込まれ
初めてセッションが可能なのかもしれませんね

コメント投稿