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2006年11月28日(火)

腰痛の正体?

テーマ:美容と健康

日本人の10人中7人は腰痛持ちと言われています。

一般的に「腰痛」と言っていても、厳密には「腰痛」と「臀部痛」を分けなければなりません。

正しくは「腰」は第1腰椎~第5腰椎の部位であり、骨盤にかかると「臀部(でんぶ)」になります。

慢性的な腰痛で来院される方の内、多くを占めるのが「臀部痛」です。

実際にはこの「臀部痛」の方が多いと思います。

この臀部痛の原因のほとんどは、“お尻や足の筋肉”が疲労や衰えにより硬く縮こまった状態になった事が原因と考えられます。

「長時間座ったまま」「長時間立ったまま」を続けていると、それにより筋肉は縮こまったまま働き続け疲労と血行不良を起こしてしまいます。

歩くことが少なくなると「歩くための筋肉」、すなわち「足(脚)と骨盤周り、大腰筋・腸骨筋など」が衰えてしまいます。

それが「臀部痛」の原因となり、「腰痛」も引き起こしている場合が多いようです。

もちろん腰自体が問題になる場合もあります。

広背筋・脊柱起立筋・腰方形筋・内腹斜筋・外腹斜筋などの腰部を形成する筋肉自体の筋拘縮。(特に腰方形筋は大腰筋とも筋連結しており重要)

深層の回旋筋群・多裂筋などの筋拘縮やそれによる椎骨変位による神経障害。

体性機能障害ではありませんが、椎間板ヘルニア・脊椎分離症・脊椎すべり症・変形性の脊椎症などが原因している場合もあります。ぎっくり腰(腰椎捻挫など)もあります。

しかし、これらは基本的には手技療法の範疇外です。

スポーツなどで筋肉を損傷してしまった場合や骨折などの後遺症もありますし、加齢による椎間狭さく症などもあります。

しかし、一般人の“慢性的”な腰痛・臀部痛となると、やはり「足(脚)や骨盤周り、大腰筋・腸骨筋の拘縮が原因」となる場合の方が多く、それを起こしてしまうのは慢性的な運動不足、特に歩行の減少です

人間は歩かなければなりません。(もちろん身体的に歩行困難な方は別です)

歩くことは理想的な全身運動です。

歩くことで上記の筋肉を全て使うことが出来るのです。これらの筋肉が柔軟性を維持していれば腰部が悪くてもカバーしてくれます。(反対の言い方をすると、これらの筋肉が硬いと腰をカバーできません)

仙骨が上手く可動する歩行をすれば、腰のひねり運動が生まれ「広背筋・脊柱起立筋・腰方形筋・内腹斜筋・外腹斜筋などの腰部を形成する筋肉」の緊張緩和にもつながります。

あくまで極端な書き方になりますが、ほとんどの腰痛・臀部痛の原因・遠因は「慢性的な歩行の不足」と言えると思っています。

ただし、単にがむしゃらに歩けば良いと言うものではありません。

今後は「良い歩行の仕方」について記事にしていこうと考えています。


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~take care~

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