あわせて読みたい なかのひと
2006年10月22日(日)

鬼の手/佛の手

テーマ:美容と健康

鬼 手 佛 心


昔、旅先で旧家に伺ったときに、座敷の扁額に「鬼手佛心」と達筆で書かれているのを見た。


衝撃をうけた。



“オニの手” と “ホトケの心”


何なんだろう・・・?


墨で書かれたその“字”自体の迫力に気おされた。






旅館で辞書を引いてみた・・・。


鬼手佛心「外科手術は身体を切り開き鬼のように残酷に見えるが、患者を救いたい仏のような慈悲心に元づいている」(広辞苑)


鬼手仏心「医者が手術をするとき、むごく見えるが心は仏のようであること」(日本語大辞典)






何か違うような気がする・・・


あの扁額から授けた「感覚」はそんなものでは無い・・・


字体にやどる「魂」はそんなものでは無かった・・・。






あらためて漢和辞書を引いてみた・・・


鬼手「不思議なほどすぐれた手段」


佛心「ほとけの慈悲心、めぐみの深い心、佛性」






これなんだ・・・


古来、鬼という文字は恐ろしいもの、怪物・魔物をさして使われた言葉では無い。


「畏怖すべきもの」  「勇猛な人」  「非常にすぐれた才能」


などに対しても使われてきた言葉。


『仏様のような慈悲心で、人技を卓越したすぐれた技を駆使する』


そう読んでいこう。






施術院を開設する時・・・


『 不惜身命  鬼手佛心 』  (ふしゃくしんみょう  きしゅぶっしん)


と掲げた。(不惜身命はお経の中にある言葉・・・「われ身命をおしまず」と和読します。)



「身命をおしまず、慈悲の心ですぐれた技を駆使する」


それが座右の銘となった。






そして現在・・・


子供・女性の来院者も多いので、「鬼」の文字がキツイ感じもします。


「鬼」の字を「佛」に置き換え、『佛手佛心』と表記しています。


“鬼の手”も “佛の手”も、どちらも同じ最高の技を駆使できる “手” です。



~take care~

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

dreamさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿