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2006年09月08日(金)

指導者の質

テーマ:美容と健康

今年の高校野球は面白かったですね!

見ていてすっごく感動しました。


僕も高校生の頃を思い出します・・・。

でも、僕が野球をしていた訳ではありません。

高校生の頃にはそんなことができる身体の状態ではありませんでした。

小学生の頃には地域のソフトボールを毎日やっていましたけどネ(ピッチャーでしたヨ)


高校では(怪我をしてバトミントン部を辞めてから)ブラスバンドをしていましたので、都合がつく限り(たまには授業をサボってでも・・・叱られました!)応援に行っていました。

あの暑い中、よくも楽器を吹き続けられたものです。(若かったってことでしょうね)

僕が通っていた高校は岡山県では古豪として名が通っています。

甲子園出場回数も県下トップクラスですが、残念ながら近年は出場機会も減っていますし、僕の現役の頃も県大会決勝や準決勝止まりで甲子園には行けませんでした。

出場できたのは卒業数年後でした。行きましたよ!甲子園!!(一回戦でボロ負けでしたけど・・・)

自分ではできなかったけど、「野球大好きです!」


高校選抜のアメリカ遠征でもよい成績を残したようですね。

勝つことは気持ちが良いですよね。

でも、考えなければならないことがあります。


日ごろから言っていることですが、「大学生レベルまでは日米で対戦すればほとんど日本が勝つ可能性が高い」と思っています。

日本では中学でも高校でも大学でも、ひとつのスポーツにひたすら打ち込んで技術を磨きます。

他のスポーツに目を向けようものなら、指導者から相当の非難をあびることが多いものです。

高校野球ではことさら強豪校などではプロ顔負けの猛練習(技術トレーニング)をしています。


アメリカでは学生レベルでは技術(テクニック)をあげる事より、身体作りに重点を置いているようです。

基礎的なトレーニングの方が多いんでしょうし、一つのスポーツだけでは無く複数のスポーツをやることが多いようです。

いろいろなスポーツをすることで多種多様な筋肉を発達させることを目的としているようですし、スポーツ科学・スポーツ医学も発達していますので、必要以上に無理なことはさせないようです。

基礎体力・運動能力がつき、成人するとともに圧倒的な人種的体格・能力の違いにより、プロレベルになると日本との立場は完全に逆転します。


指導者の評価にしても、種々の大会などで好成績を収める事だけで評価されるものではなく、選手(生徒)に故障や怪我をさせない指導に重点が置かれているようです。(個人的に能力のあるものは若い間にプロに転向するでしょうしネ)

各学校にもメンタルセラピスト(心理)だけでなく、フィジカルセラピスト(身体)を配置しているところもあるようです。

もちろんフィジカルセラピストといっても実際に身体を触るのではなく、相談にのったり、オーバーユースになっていないかを全体的に見ているのでしょうが・・・。

ネガティブな見方をすれば、アメリカは訴訟の国ですから「身体を壊すような指導をしたら親から訴えられる可能性がある」のでしょうから無理なことは出来ないのです。


日本では「熱血甲子園!?」ですよね。

指導者はひたすら生徒が一心に練習に取り組むことを要求します。

テクニックや精神面についての指導はしますが、疲労した身体のケアーや故障したらきちんと直すといった指導は出来ているのでしょうか?

ある強豪校の監督が「新入部員全員が残ると総部員数が多くて大変だから、各学年10人良い選手が残ってくれたらそれでいい、故障者はどんどん辞めさせる!」と言っていたのを聞いたことがあります。

当院に来院される学生さんに話を聞いていても強豪校(野球だけではありません)などでは、

「故障していても練習を休むと試合で使ってもらえなくなる。だからみんな隠れて治療に行ったり、麻酔を打ってでも練習に出なければならない」

「レギュラーは毎週治療日という名目の日があり、治療に行けといってもらえるけど、それ以外の者が練習を休んで同じように行こうものなら、監督や先輩からにらまれる。」

「がんばって、痛いのを我慢してやって来たけど、もう限界!。監督に退部しますと申し出ると、使い物にならない者はいらんと言われた」(僕もバトミントン部を退部するときにそんな風に言われました)

エトセトラ・エトセトラ・・・


これらの学校の監督(指導者)の方はおおむね「すばらしい指導者」と評価されている方々だったりします。

全国大会常連、全国優勝・・・、

それで指導者が評価されるのです。

その影で多くの生徒が故障したり、怪我をしたり、高校まででスポーツが出来ない身体になってしまったり・・・、

泣いている子供たちをたくさん知っています。


指導者の中には鍼灸の資格を取ったり、マッサージの勉強をしたりしている方もいることも知っています。

しかし、多くの指導者は"故障しない身体つくり”"身体のケアーの仕方”"故障したときの対処方法”などには無頓着なんでしょう。

学生までで選手生命が終わってもいいのでしょうか?

「卒業した後のことは知らない!」

「辞めていく生徒のことまで構えない!」

それが指導者の現状かも知れません・・・。

(あくまでセラピストとしての意見です・・・、あしからず)


指導者の質って、何なんでしょうか??


~take care~

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コメント

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2 ■異常

近頃のアマチュアスポーツ界は異常だったり、無謀だったりすると思います。
方向性が違うような気がします。
日本のプロスポーツ界も身体のケアーについては無頓着すぎるのですが・・・(TωT)

僕も総会でひろさんにお会いできることを楽しみにしています。

1 ■無題

ウチにも以前、大阪代表で甲子園に出た青年が来たことがあります
骨折しているにもかかわらず痛み止めの注射で出場するように言われたそうです
「学校の広告塔」だということを忘れるな
こんな指導を受けた彼は大学に進学して野球をやめたそうです

裏事情を聞いてみるとまさに残酷物語です


そうそう。。総会の案内が来ていましたけど
またお会いしましょう
楽しみにしています

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