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2006年05月20日(土)

側湾症へのアプローチ

テーマ:美容と健康

前回の記事でも書きましたが、『側湾症』へのお問い合わせが増えています。


ご相談だけでなく、今年に入ってからは広島・鳥取・島根・香川・兵庫の隣県だけではなく”神奈川県”、”大阪府”、”岐阜県”などからも遠路ご来院頂いています。

近隣のオステオパシー施術院があれば一応ご紹介しているのですが、「信頼し、安心できる所で・・・」とご希望の方はご来院頂いています。

(このブログやホームページを見たかぎりのご判断でしょうが・・・(*^.^*)


確かに「側湾や前後湾異常の状態を分析し→→改善をはかる施術を行い→→維持や軽減のための運動方法まで指導」している施術院は少ないと思いますので、遠方からでもご来院頂く価値はあると思っています。その後のケアーは近隣の施術院で行なうことも可能でしょう。


さて、側湾症へのアプローチの手順としては・・・

受付票に氏名・住所・生年月日等を記入していただき、現在の症状や既往症、病院での診断内容等をお聞きいたします(レントゲン写真などをご持参された場合は参考にさせて頂きます)。


施術衣に着替えをしていただきます。

  (小学生以下のお子さんの場合は着替えない場合もあります)


姿勢などを簡易撮影し、施術前の状態を把握します。(場合によればモアレ撮影を行ないます)

脊柱側湾


(左)写真は思春期側湾症(構築性側湾症)がある10代後半の女性。

   この症例の詳細はチャイルド・オステオパシー・センター をご参照下さい。

側湾度20度(20度を超えると側湾症と診断されます)。

側湾状態がわかるように赤いシールを全ての椎骨にではありませんが張って撮影しています。






腰椎後ワン

前後湾異常があれば、それもわかるように撮影します。

(左)写真は中学2年生男性の腰椎後湾(通常は前湾しています)。

   この症例の詳細は背すじを伸ばしてごらん・・・ をご参照ください。







目視による筋肉・骨格状態の観察チェック(スタッティック・パルペーション)や、触察によるチェック、椎骨可動チェック(モーション・パルペーション)、アダムポジションによる構築性側湾のチェックなどを行ないます。


必要に応じた、

筋膜リリース 筋膜リリーステクニック(気持ちのよい持続圧をかけます)
カウンターストレイン ストレイン&カウンターストレインテクニック(安楽な姿勢で90秒・・・) 

MET 筋エネルギーテクニック(自分で楽な方へ足をうごかしてくださ~い)
頭蓋仙骨療法 頭蓋仙骨療法(5gタッチで頭蓋仙骨リズム調整、硬膜矯正します)
内臓マニピュレーション 内臓マニピュレーション(100gほどの心地よいタッチで内臓調整)
上記などのオステオパシーテクニック で筋・骨格・神経系の状態を整えます。

当院では全て危険性の無いソフト系テクニックのみを基本的に使っています。


側湾の改善のためには、

主に脊柱の側屈を改善するため「大胸筋、僧帽筋、菱形筋、広背筋、脊柱起立筋、腰方形筋など」

主に脊柱の前後湾を改善のために「大腰筋、腸骨筋など」

主に脊柱の回旋を改善するために「内腹斜筋、外腹斜筋など」

椎骨変位(胸椎・腰椎)の矯正のため「多裂筋、回旋筋など」

肋骨の矯正のため「肋間筋など」

仙骨変位の矯正のため「大殿筋、梨状筋、内転筋など」

腸骨変位(骨盤のズレ)を起こしていれば「それを矯正し、大腿部の筋肉など」

首の側屈・回旋を起こしていれば頸椎の矯正のため「頸部の多裂筋・回旋筋、肩甲挙筋、斜角筋、胸鎖乳突筋など」
多岐にわたり筋肉の状態を整える必要があります。

また、脳脊髄液流の改善のため「頭蓋仙骨療法」、内臓調整のため「内蔵マニピュレーション」などを行なうこともあります。


施術後、目視による筋肉・骨格状態の観察チェックや、触察によるチェック、椎骨可動チェック、アダムポジションによる構築性側湾のチェックなどにより施術後改善の検証を行ないます。


施術後の撮影をします。

脊柱側湾改善

(左)写真は施術前に比べて側湾が軽減されています。

   施術前の側湾度20度から10度になりました。

(個人差はありますが、20度~25度程度の側湾であれば半減されることが多いようです)







腰椎後ワン改善

(左)写真は腰部での脊柱起立筋等の緊張は強いようですが、後湾がほとんど解消されました。








着替えをした後、撮影画像などを見ながらカウンセリングを行ないます。カウンセリング


改善状態の説明や日常生活での注意事項などをお話します。








2回目の来院時には・・・、

前回の改善状態が維持できているかを確認し、施術を行ないます。

施術後には、自己ケアーの為の運動方法(筋肉を鍛えるのではなく、緊張を解き関節可動改善する運動方法=ポスト・アイソメトリック・リラクゼーション:等尺性収縮運動後リラクゼーション)の指導を行ないます。

運動については、5月病を克服しよう!⑥【立ち姿を良くする体操の仕方】運動の詳細・特別編 をご参照ください。

 

なお、当院での平均的な所要時間は75分~90分です。


~take care~


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