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2006年04月30日(日)

健康ってなに?②

テーマ:美容と健康

現代医学(アロパシー)=西洋医学では、病気=病変・ケガなどを治癒させることを目的として治療行為が行なわれます。


たとえば”がん”におかされているとします。

アロパシーではそのがん細胞を撃滅させる・切除する治療などが行なわれます。

ところが医療、特に日本の医学界では「治療ではがん細胞が無くなれればそれでよい。治療はつらいものだ、副作用があってもあたりまえで、患者はそれに耐えなければならない。」と言う古い考え方にいまだに支配されているようです。

患者の苦痛や精神面、家族のストレスなどには省みられていないのが現状のようです。

日本ではそれらに非常に無頓着に治療という名目のもと、患者を人間扱いしていない病院も見うけられます。


欧米では、「いかに患者に負担をかけないで治療していくか」という考え方をするようです。

患者の”肉体的苦痛”、”精神的苦痛”をケアしながら『生活の質』を落とさないようなサポート体制のもとで治療が行なわれています。


日本でのモルヒネの使用量は欧米各国に比べて非常に少ないのです。

欧米ではすでに「モルヒネや別種の鎮痛剤などを的確に使用、または併用すれば、末期がん患者の肉体的苦痛の80%は取り去ることができる」と言われています。

日本では、「痛くてあたりまえ」という考え方をするのが現状で、末期患者は苦しんで終末を迎えることも多いようです。

もちろん日本でも先進的な考えをする医師の方もいらっしゃいますので、欧米のような終末治療を行なっている所も増えては来ているようですが・・・。ペインクリニックなども増えてきているようです。


西洋医学アロパシーの治療は「病気=病変の改善を目的に行なわれる」という言い方もできます。

それに対して東洋医学では「病気を持った人間の身体をより正常な状態に戻す」という考え方をします。

すなわち、西洋医学は「病変自体」   

       東洋医学は「人間の身体」   を治そうと考えているのです。


西洋医学の内でも”オステオパシー”を始めとする手技療法は”ナチュロパシー=自然医学”と呼ばれ、東洋医学的考え方をします。

人間が本来持っている自然治癒力を回復させ、本来あるべき身心の「恒常性の維持=ホメオスターシスhomeostasis」をはかることを目的として治療が行なわれます。


さて、”がん細胞”が身体の中にあれば、それは「健康でない」と言えるのでしょうか?

余命を宣告されて終末医療を受けている人は「健康でない」のでしょうか?


そんなことはないと思います。

痛みを薬によって軽減してもらい、その時々の身体状態と相談しながらできる範囲のやりたい事をしたり、家族と安らかな日々を過ごすことは、ある意味「健康」といえるのだと思います。


僕の場合は手術したとはいえいまだに椎間板ヘルニアやその後遺症、筋短縮(収縮しているのではなく本来の長さが短い)、骨の成長不全などがあります。

このような”病変”と呼べるものがあっても、筋肉などの身体システムを正常な状態に近づけて維持していっている限り不調はあまりありません。

もちろん、全く不調がないわけではありませんが自分の身体と折り合いをつけて、”自分が望む範囲のことがでる”今の生活を営むことができている僕の”こころ”と”からだ”は「健康」だと思っています。


治癒の見込めない病変や身体の欠損などがあるため、健常者と全く同じことができなくともその時々で自分の「生活の質=クオリティ・オブ・ライフ」に満足あるいは納得できるのであればそれは「健康」なのだと思います。


健康とは、「満足できる生活の質を維持できている状態」なのだと考えています。


~take care~

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コメント

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2 ■人それぞれ・・・

捉え方、感じ方が違うのならば、それに応じた対処の仕方をしなければならないと思います。
そのために治療する側は幅広いスキルを持たなければならないのでしょうね。

1 ■痛み

近年急速にPNFやMET・カウンターストレイン・AKA・操体法などの手技療法が注目されているのは、患者さんが痛みに対して違和感を感じていることも、需要に大きく関わっている感じが致します。
(文章が下手ですみません)
確かに健康か不健康かは、個人の捉え方で大きく違う感じがいたします。

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