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2006年03月10日(金)

耳鳴り

テーマ:美容と健康

今回は「耳鳴り」についてのお話です。

(耳鳴りに悩む方のお問い合わせが増えていますので・・・。)


まず、耳鳴りの簡単な分類です。

1、ゴー、ザー、ブーなど低音の耳鳴り⇒外耳や中耳での障害が多く、比較的治りやすい。

2、キーン、ジー等の蝉音など高音の耳鳴り⇒内耳や中枢神経障害で、治療は難しい。

3、サー、シューなどの雑音の耳鳴り⇒騒音や振動の後遺症、薬物中毒や抗生物質等の多取などの

                         後遺症。(もっとも治療は難しい)

耳鼻科などの医療の分野ではこのように分類されるようです。


原因としては、

1、内耳炎、中耳炎や外耳炎などの後遺症

2、内耳の組織の病変や損傷(主に蝸牛:カギュウや鼓膜)=騒音や衝撃による損傷

3、聴覚神経(蝸牛神経・前庭神経)や顔面神経の損傷や圧迫=腫瘍腫瘍による圧迫や手術後遺症

4、ストレスによる神経過敏

5、薬物摂取による後遺症

6、メニエル症候群

などがあげられています。


治療としては、

1、外科的手術療法

2、内科的薬物療法

3、心療内科的心理療法

他に、雑音に慣れさせる治療なども行われています。

しかし、「根本治癒は非常に難しい」といわれているようです。


我々、手技療法の立場からみると・・・、

1、筋拘縮(筋肉の縮こまり)による神経圧迫

2、頚椎変位による脊髄神経圧迫

3、脳脊髄液流不全

などが付随されます。

耳鳴りと頭痛、難聴、めまい、嘔吐感等が複合的に起こっている場合、そして肩こりや首のコリがある場合はこれらも考慮に入れる必要があると思います。


耳に影響するといわれる脊髄神経は第二頚神経であり、この脊髄神経は第一頚椎(一番上の首の骨です)と第二頚椎の間から出ている神経です。

すなわち、第一・第二頚椎の変位(ズレ)が耳鳴りに影響する場合があるということです。

また、その上の第一頚神経は頭痛、めまい、不眠、イライラ感などに影響するといわれていますので、第一頚神経と後頭骨の変位やひずみも考慮に入れる必要があります。


これらに影響する主な筋肉は、

後頚部の筋肉では、僧帽筋、脊柱起立筋群(頭最長筋)、肩甲挙筋、頭半棘筋、上頭斜筋、下頭斜筋、大後頭直筋、下後頭直筋、頭板状筋、頚部の回旋筋・多裂筋。

前頚部の筋肉では、胸鎖乳突筋、顎二腹筋、中斜角筋。

そして、顎に関わる咀嚼筋群(ソシャクキングン)も影響する場合があります。


筋肉名を書くと難しくなってしまいました。要は、

1、肩・首のコリを取る。

2、第一頚椎・第二頚椎の矯正をする。

3、頭蓋底(後頭骨と第一頚椎の間)を柔軟にする。

4、脳脊髄液流の調整。

5、顎関節に問題があれば、その矯正。        ・・・などを行います。


いずれにしても、肩や首のコリ、筋拘縮が起こす椎骨変位が耳鳴りに影響しているならば、それに対処して行かなければ解決しない。

現に組織の損傷や薬物後遺症などがある場合で筋肉的な要因が付随している場合は、完治しないまでもある程度の回復は見込めるということです。


ただし、前記したとおり「耳鳴り」の完全治癒は難しいとされ、現代医学での治療の場合も6ヶ月~1年単位が想定されていますので、手技療法での効果が現れるのにもある程度期間を要する場合が多いと考えなければなりません。


~take care~


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