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2006年03月01日(水)

スタビライザー・マッスル

テーマ:美容と健康

前回の記事駆けぬける歓び の続きです。


人間の身体の中にも車のスタビライザーのように姿勢を安定させる為に働く筋肉があります。

直立した時に身体を安定させる働きをする筋肉をスタビライザー・マッスル(安定化筋)と呼びます。

代表的なスタビライザー・マッスルは『大腰筋(だいようきん)』という筋肉です。

この筋肉は腰椎の前面と大腿骨(太ももの骨)の小転子(内股の部分)を結ぶ筋肉であり、唯一上半身と下半身を結ぶ筋肉でもあります。

大腰筋

 

←大雑把ですがこんな感じです。

 

  前方から見ると骨盤の最深部で腸の後方に位置して

  います。





通常は主に脚を上げるために働きます。すなわち歩く為の筋肉と考えてもよいです。

しかし、直立した時にはこの筋肉は上半身を安定させる為に働きます。


人間は主に前傾姿勢で生活しますし(普通の姿勢では身体を後ろに反らせたりしない)、内臓などの重い臓器は脊柱(背骨)よりも前方についていますので、脊柱の両端を骨盤から側頭骨まであがる身体で一番長い筋肉群である『脊柱起立筋群(せきちゅうきりつきんぐん)』で後から身体を引っ張って支えていると考えればよいのです。

しかし、後から引っ張るだけでは身体は安定しませんので、前方から『大腰筋』が相反する働きをしバランスを取るのです。

もちろん『腹筋群』も働きますが、こと脊柱を安定させる意味合いでは『大腰筋』の働きが大きいのです。


『脊柱起立筋群』や『大腰筋』などの重力に逆らって身体を安定させる筋肉を『抗重力筋』と呼ぶ場合もあります。

この抗重力筋は身体安定制御を行なうために『固有受容器』という神経組織が発達しており、高速で脳と信号伝達をやり取りしますので非常に疲労も起こしやすくなります。

人間も動物も電気信号で神経伝達を行ないますので、エレクトリック・コントロール性能においては現代の車よりも高度に発達していると言えるのかも知れません。


さて、この『大腰筋』が衰えるたり硬く縮こまったりすると、

  脚が上がらないので上手く歩けなかったり、つまづきやすくなる。

  直立した時にふらふらして上半身が安定しない。

  腰椎を前方に牽引してしまうので過度前湾(そり腰)、その影響で円背(猫背)を起こす。

  痛みに関しては腰痛だけでなく腹痛を感じる場合や坐骨神経痛を起こす事もある。

などの症状が現れる場合もあります。

歩く為に重要な筋肉ですので衰えると寝たっきりになりやすいので老人介護の分野でも重要視され始めている筋肉です。


大腰筋が衰えないように!また、硬く縮こまらないように柔軟性を維持しましょう♪

歩くことが一番ですので、人間は「歩かなきゃダメなんです」! を・・・、

不調の出ている方は、5月病を克服しよう!『セルフケアーの仕方3』(運動の詳細) をご参照下さい。

 

~take care~

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