あわせて読みたい なかのひと
2006年02月24日(金)

仙骨ジャイロ説

テーマ:美容と健康

『仙骨(センコツ)』という名前をよく耳にすると思います。

この骨は背骨の基盤をなす重要な骨で、左右の寛骨(カンコツ)と合わせて通常『骨盤』と呼ばれています。


仙骨は、第5腰椎(ヨウツイ)との関節である「腰仙関節(ヨウセンカンセツ)」、腸骨(チョウコツ)との関節である「仙腸関節(センチョウカンセツ)」という関節でそれぞれ結ばれています。

 ※腸骨は寛骨の上部の広い部分です。    ※各画像をクリックすると鮮明な画像が出ます。

骨盤(後面) 骨盤(前面)

腰仙関節は椎間板(クッションの役目を果たす線維質の軟骨)を介した関節です。

仙腸関節は前後に5mm位だけ可動する半関節と呼ばれる種類の関節です。昔は動くことが無く固定されていると考えられていました。通常の骨盤の前後のズレはこの関節で起こります。


さて、この仙骨は非常に複雑な3次元の動きをします。

腰仙関節では基本的に第5腰椎と反対の動きをするのですが、詳細なことは難しくなるのでココでは端折りましょう。

仙骨(側面)


①仙骨は前後の動きをします。屈曲伸展です。

身体を後ろに倒していく時、腰椎は後方に動き始めますが仙骨は反対に前方に傾きます。

「うなずき運動」とも呼ばれます。

身体を前にかがめていく時、腰椎は前方に動き始めますが仙骨は反対に後方に傾きます。

「起き上がり運動」とも呼ばれます。


仙骨(後面)


②仙骨は回旋(右が前方にでれば左が後、また、その逆)の動きをします。


③仙骨は左右の動きをします。側屈です。


ただし、実際には下図のような動きになります。




側屈と回旋は基本的に同時に起こりますが、側屈した時に斜軸仮想軸にして回旋運動は起こります。(あくまで仮に想定する軸であって、実際にそこに軸があるわけではありません)

仙骨(右斜軸)    仙骨(左斜軸)

 右斜軸を軸とした右回旋ないし左回旋。       左斜軸を軸とした右回旋ないし左回旋。

(仙骨左上が前方に回って出るのが右回旋)     (仙骨右上が前方に回って出るのが左回旋)


難しくなってきましたが・・・、

仙骨は第5腰椎と相反する動きをし「ジャイロ」のように安定化装置としても働いているのです。

「ジャイロ」を辞書で引くと「多軸を回転軸とした自由ゴマ」などと説明されています。

すなわち、仙骨は自由に可動できる状態が 正常なのです。(大きく動くわけではありません。繊細な可動性と遊びを持った状態です)

コレにより「直立時の安定性」や「二足歩行時の無駄の無い動作」が可能となっています。

 

その為には、『腰仙関節』と『仙腸関節』の柔軟性・可動性が必要です。

  腰のそり過ぎやそりが無い状態。

  椎間板が硬くなった状態。

  骨盤がズレた状態。

などでは、この仙骨の可動性が損なわれます。


それを起こす初期の要因はやはり筋肉が硬く縮こまった状態(筋拘縮)が原因です。それが二次的・三次的には椎間板の変質や関節癒着、靭帯癒着なども起こす可能性もあります。


筋肉の柔軟性を維持して、仙骨を大事?にしましょう♪。


~take care~

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

dreamさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿