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2005年07月09日(土)

魔女の一撃

テーマ:美容と健康

僕がサムに殴られたわけではありません!・・・(笑)


『魔女の一撃』(Hexen schus ヘクセンシュウス)・・・ドイツ語では『ぎっくり腰』のことをこう呼びます。(ヘクセン=魔女です。)

 

なんてステキな?表現でしょう!

「ぎっくり腰」なんて下世話な?日本語とはわけが違いますよね!

でも・・・なった人は大変!!・・・声も出せないほどの痛みです!(汗)

 

『ギックリ腰』とは、腰にある椎間関節の捻挫を主に指します。(定義が難しいのですが・・・)

同じ姿勢を続けると腰に偏った負荷がかかり、腰の周囲にある腹筋や背筋、腰椎周辺の深部の筋肉が疲労します。この状態で急に、それまでと違う向きの力が加わると、深部筋が力を支えきれずに断裂、関節部が損傷を受けるのです。

重いモノを持ち上げたりする時より、ちょっと何か取ろうと姿勢を変えたときなどの方が起こりやすいようです。重いモノを持とうとした時などは、それなりに意識しているので身体が準備をするので、意識外の動きをしたときの方が傷めやすいのです。

 

さて、この状態は「組織が挫傷、炎症を起こした状態」ですので、我々がアプローチする『体性機能障害 』ではありませ!。

反対に下手に手を付けると損傷や炎症が増し、回復を遅らせることになりかねません。

『ぎっくり腰』をやってしまったら、残念ながら2~3日組織が修復されるまで安静にするしかありません。

 

以前の話です・・・

「ぎっくり腰です!。何とかしてください!」

とお連れの方に抱き抱えられるように来院された方がいました。

「本当にぎっくり腰なら、腰は触りませんよ・・・」

と上記の事を説明し、施術に入りました。腰は手を付けなくても大腿部(モモ)・下腿部(ふくらはぎ)などにアプローチすることでかなり楽になる場合があるのです。

 

状態をみていくと・・・

ギックリ腰ではありません!

骨盤の内側に広く張り付いて大腿骨とつないでいる「腸骨筋」。

同じ様な所を腰椎の前面と大腿骨をつないでいる「大腰筋」。

骨盤と腰椎・第12肋骨をつなぐ「腰方形筋」。

最深層の腰椎周りの筋肉である「回旋筋群」。

お尻の筋肉「大殿筋」「中殿筋」「梨状筋」。

モモの裏側の筋肉「ハムストリングス」。

などの異常な緊張・・・筋拘縮が痛みの原因です。

 

それらをリリース(緊張の解放=ほぐす)と・・・

「じゃあ、ちょっと立ってみて下さい」

クライアントは恐る恐る立ち上がります・・・

「どうですか?」

「あれ?・・・痛くありません!」

「俗に言うギックリ腰(腰椎捻挫)ではありませんでしたから、とりあえず痛みは納まると思いますけど、相当筋肉に負担が掛かって硬くなっているようですので、1日2日は無理しないで下さいネ・・・昨日今日傷めたのではなく、慢性的に筋肉が硬くなっていたのに他の筋肉とかがカバーし合って、たまたま痛みが出ていなかっただけと思いますヨ・・・カバーできないくらい悪くなってきて急に痛みを感じるようになったので・・・急にギックリ腰だ!と思ったんでしょうね・・・」

 

そのクライアント・・・

飛び跳ねて帰られました。(無理するなョ~!・・・汗) 

お連れの方は「唖然!・・・」

 

人は何か外因(外的原因)をみつけたがります。

むち打ちだ!・・・ぎっくり腰だ!・・・寝違えた!・・・捻挫だ!・・・などなど・・・

突然痛み出すと「傷めた外因」を求めてしまうのです。

でも、慢性的に筋肉が硬くなって、ある日限界を超えてカバーしきれなくなって、痛み始める・・・「原因はそれまでの日常生活にある(内因)」とは思いたくないですよね。

何かに責任転嫁したいものです。でも慢性的な内因の方が多いのです。

もちろん筋肉が硬くなっているから「ぎっくり腰」も起こしやすくなっているのですが・・・。

 


そして、数週間後・・・

「先生!・・・この同僚、ギックリ腰!・・・ワシと同じじゃ、早よ治したって!」

と上記のクライアントが来院されました。

「あなたのはぎっくり腰じゃありませんでしたから~」

 

そして、その同僚の方は『真性のギックリ腰(腰椎捻挫)』。炎症も激しいようです!。

「仕事が休めない!」とおっしゃるので、

「病院で痛み止めの注射をしてもらうしかない」と直ぐに整形外科に行ってもらいました。

出来ないことは、出来ません・・・お大事に!

  

ぎっくり腰をやってしまったときは、痛くて動けないのなら2~3日痛みが和らぎ(炎症などが治まり)動けるようになるまでは安静にすることが得策です。その後に病院や専門家に診てもらうことが必用です。どうしても仕事などが休めない場合は、まず整形外科での受診をお勧めします。

急に傷めて炎症が起こっているときは「冷やす」が鉄則ですが、それで違和感があるのなら「暖める」が効果的な場合もあります。

 

~take care~

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