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2005年05月25日(水)

チャイルド・オステオパシー・センター

テーマ:子供の身体があぶない!

僕の”夢”は、小児専門臨床センター『チャイルド・オステオパシー・センター』を設立すること。


なぜか?


前回の記事で書いた通り、「子供の身体があぶない!」のは事実です。

ところが、”学校の健康診断”や”病院の検査”でも筋肉の状態のことは分かりません。


側わん(背骨の横のそり)があったら、「病院で検査を受けなさい」と言われますが、病院では側湾を『先天的や思春期頃までに起こる、構築性側わん』『筋肉が硬く縮こまった為に骨格を引っ張って起こる、機能性側わん』を区別出来ずにいるようです。


構築性わん(骨自体の問題)があったとしても、その後に機能性要素(筋肉の縮こまり)が必ずプラスされます。身体がうまく使えない為に筋肉が衰えたり、疲労が残ったりしやすい為です。


しかし、病院でレントゲン撮影をする時は「そのまま何も身体に手を付けずに撮影」します。

これでは、「構築性要因と機能性要因が合わさったまま」と言うことです。


当院では、施術衣を着たままですが、何も身体に手を付けずにまず撮影し・・・筋肉の拘縮(硬く縮こまったままの状態)をリリース(解放=解きほぐす)し、骨格矯正(本来あるべき状態に戻す)し、再び撮影します。

・・・そして、施術前と施術後の状態を”比較観察”します。

機能性(筋肉的)要素が取り払われた、この施術後の状態が『真正の構築性側わん』と言えます。

側ワン 【体形観察】17歳女性

左が施術前、右が施術後

(状態)背骨の大まかな位置に赤いシールを張っています。

施術前は右の骨盤が上方、右肩下方。側わんが強い。

右肩甲骨付近は大きく(施術衣がよれる位)後方、腰部は右が前方。体幹の回旋(ねじれ)が大きい。

施術後は側わんの減少。肩甲骨も右後方がほとんど緩和など、それぞれ改善がみられる。(残ったものが構築性側わん)


当院には、医師の方が側わん症のお子さんを連れて来られ「どこまがで機能性の問題で、オステオパシーでどこまで改善されるのか施術して欲しい」と来院されることもあります。

整形外科医の方が来院された時・・・「残念ながら我々には筋肉の縮こまった状態のことはよく分からないし、治療の手段を持っていない」と言われます。

 

オステオパシーはアメリカでは純然たる医学として認められており、体性機能障害=SD(ソマティック・ディスファンクションSomatic dysfunction=主に慢性的な筋肉の拘縮が原因していることが多い、骨格、関節、筋膜、それに付随する血管、リンパ、神経の各構成要素を包含する身体システム(体の骨組み)の機能が障害を受けたり、変性された悪化状態)は病気と捉えられています。

 ※骨折・挫傷・怪我・細胞の病変・骨の変形・軟骨の損傷などは体性機能障害ではありません。  

 

しかし、日本では”体性機能障害”という概念がありません。

筋肉について研究したり、論文を発表しても医学界では、何ら評価されないと聞いています。

ましてや、筋肉の状態を整えるのには1回当たり相当の時間が必要です。

医師が患者一人一人にそんなに時間を割くわけにはいかないのです。

このような現状から、日本ではオステオパシーは民間療法の範疇の施術として行なわれています。


(残念ながらアメリカでも、オステオパシー・ドクターの資格を持った医師の中で実際に

 ”手技テクニック”を使う者は20~30%にすぎないと言われています。)

 

現在でも当院には小児施術科(チャイルド・オステオパシー)はあります。

でも、「成人の施術の片手間のように思われたり、子供の施術の重要性をなかなか理解してもらえない」・・・それが現状です。


「テレビで見てました・・・」「本を見てました・・・」でもなかなか機会が無くて・・・

子供をつれて来院された時には・・・

「もう、筋肉の状態とかのレベルでは無いようです。長い間の負担で軟骨などが損傷してしまっているようですから、まず病院で精密検査を受けて下さい・・・手術が必要かもしれませんね・・・」

・・・こんなこともありました。


「掛かりつけの小児科医院で一過性のものだから様子を見なさい・・・」と言われていたが、8ヶ月経っても”首が回らない!”のでと来院・・・1回の施術でほとんど改善・・・

・・・こんなこともありました。


手をこまねいている訳にはいきません。

自分に出来ることをして行かなければ・・・

       僕のように激痛を絶える人生を送る人を出さないように・・・


しかし、解決しなければならない懸案があります・・・

                                               ・・・つづく・・・

~take care~


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コメント

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2 ■遊びましょう!

そうそう、肩コリや腰痛、身体のゆがみなどもほとんどは生活習慣が原因していることの方が多いんです。
子供でも生活習慣病はあるという事・・・。
身体を動かす遊びをたくさんしましょうね!。僕が子供と遊びたいだけとも言うけど・・・(笑)

1 ■確かに・・・

このままだといろいろな病気が信じられない年令で発症しそうですね。
怖い事です。

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