あわせて読みたい なかのひと
2005年03月06日(日)

人間は「歩かなきゃダメなんです」!

テーマ:美容と健康
人間は直立二足歩行をするようになって、急激に「脳」を発達させることになりました。
手を使うようになりそれを制御するためと、もう一つは直立すること自体の制御のため脳が非常に使われるようになったからです。
直立するって大変なことなんです!!。

直立するのに必要なことは、骨格で言うと「背骨」と「骨盤」。
  ・頸椎(首)は、前湾(ワン)=前に反り、
  ・胸椎(背中)は、後湾=後ろに反り、
  ・腰椎(腰)は、前湾=前に反り、
このS字カーブがなければ長時間の直立は出来ません。このカーブが飛んだりはねたりした時の衝撃を軽減し、脳を守りながら高位に保ちます。

サルや犬が人間をまねて後ろ足で立っても、背骨は丸まったままですから長時間立つのは無理ですし、重心が前方にいってしまうので膝(ひざ)を曲げないとバランスが取れません。
(イヤーこんな現代人間もたくさんいますねェ~・・・)

それから、骨盤。
内臓を支えるために、人間の骨盤はバケツのようになっています。
  (男性骨盤は横幅が狭く縦長のバケツ型)
  (女性骨盤は縦が浅く横が広いタライ型)
これも、人間だけ。

そして、筋肉で重要なのは「脊柱起立筋群」と「大腰筋」。
骨はただのパーツですのでそれ自体では動くこともありませんし、背骨もそれ自体では当然直立することも出来ません。
筋肉が支えてはじめて直立します。筋肉で支えるというのは下からツッカイ棒のように支えるのではなく、テントの支柱ポールをロープで左右から引っ張って立たせるように筋肉で引っ張るということです。
片方が緊張しすぎるとそちら側に倒れてしまいますから、それぞれが張力のバランスが必用です。
背骨を直立させるのに重要なのが「脊柱起立筋群」と「大腰筋」なのです。

骨盤から背骨の両端を頭蓋骨(側頭骨)までをつなぐのが脊柱起立筋群(群です複数の筋肉の集まり)。
骨盤の前方深部にあり腰椎とモモの骨(大腿骨)をつなぐのが大腰筋。
大まかに言うとこの2つの筋肉で背骨を後方と前方から引っ張り合いをして支えます。

人間は前傾姿勢で生活しますし、内臓などの重いものは背骨の前方にありますから脊柱起立筋で後方から引っ張って支えているといった方が理解しやすいかも知れません。
この筋肉は立った時も座っているときも休まず使われっぱなし、「だから疲労するんです!!」。

じゃあ、大腰筋はというと前方から引っ張ってバランスをとり、安定させます。大腰筋は別名安定化筋=スタビライザーマッスルとも呼ばれます。

それから、大腰筋にはもう一つ重要な仕事があります。
モモをあげる動作をします。どういうことか分かりますかァ~、そう!歩くために必用な筋肉なのです。
足が固定されている時(立っているとき、座っているとき)は背骨を安定させ、上半身を固定している時(完全に固定されているわけではありませんが・・・歩くとき)は足を上げるために働き続けます「だから疲労するんです!!」。

子供の時にホウキを手のひらに乗せ、立たせて(バランスをとって)遊びませんでしたか?
安定させるって大変なんです!。
バランス制御するため「脳」と「この筋肉たち」は高速で電気信号のやり取りをします。
そのために「脳」を発達させることになったのです。

それでは、この筋肉たちを健康に維持するためには、どうすれば良いかというと、休息が必要なのはもちろんですが、歩いてやらなければなりません。
現代人は歩く事が少なくなって、上手く筋肉を使ってやっていません。
腰痛がある人は、
骨盤の内側にあり大腰筋と共同して働く「腸骨筋」、
骨盤の外側にあり相反する働きをする「中殿筋」「大腿筋膜張筋」、
モモの前の「大腿四頭筋」、モモの後ろの「大腿屈筋群=ハムストリングス」
などが硬くなっている場合が多く、それが痛みや骨盤のズレを生む要因にもなっています。
   「腸骨筋」を悪くすると痛いですよ!
   骨盤が動かされる時とか体重がかかった時とか・・・(涙)
これらの筋肉を全て使ってやるには、歩くのが最良なんです。
自転車ではダメです。特定の筋肉しか使っていませんし、腰のひねりや骨盤の関節(仙腸関節)の動きを促進できません。
歩行のシステムについても、そのうち紹介する必要がありそうですね。
腰はひねるモノ、ひねりのある運動をしないと腰のクビレは生まれません。(気になる人、多いですよね!)
でも、腰がすごく悪い人が急にひねり運動をしないで下さいね。負担が掛かります。
以前紹介した「腰痛の基本運動」もひねりを入れていません。まず体幹(体の幹=中心)の前後の筋肉の緊張を取ることから始めなければなりません。

「直立二足歩行の人間には腰痛を宿命づけられている」とも言われますが、身体が二足歩行するように出来ていますので、

人間は「歩かなきゃダメなんです」!!。

腰痛が強い人は、他人と同じだけ歩く必用はありません。
5分歩いて疲労や痛みが出ないなら10分歩く・・・それが大丈夫なら15分歩く・・・と体調に合わせて自分のペースで少しづつ増やしていけばよいのです。
経験から言うと20分歩けば筋肉はゆるみます。
良い歩き方が柔軟運動になります。
よく肩(肩甲骨)を動かすように歩けば、肩コリも取れやすくなります。
その後疲労を残さないように整理運動をします。
腰痛予防の為だったら、5分×4回=20分からでも良いと思います。筋肉を使ってやる事が大切です。

歩けない人は、筋肉を柔軟にする運動を家の中でしましょう。

「手(指)を使うこと」「歩くこと」が脳を衰えさせない秘訣でもあります。

そうそう、脳が発達したのにはもう一つ横隔膜が重要です。
脳の活動のため消費される膨大な酸素。それを体内に取り込む事が出来たのは横隔膜があったからです。
話題は尽きません・・・。

~take Care~


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

dreamさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿