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今日の大阪は結構な勢いで雨が降っております。
いよいよ梅雨ですね。
さて、新人さんが配属され少し落ち着いたこの時期、
メンター研修のご依頼が増えます。
今回は金融機関での実施で、初めて新人さんを任される
先輩社員からベテランの方まで幅広くご参加いただきました。
メンター制度を採用している組織とそうでない組織がありますが、
制度の有無にかかわらず、「後輩の面倒をいろいろと見てあげる先輩」
というお役目はどの組織でもあると思います。
「面倒をいろいろと見てあげる」といっても、メンター制度が
きちんとない組織の場合、一体何をしてあげたらいいのか?
しっかり理解できないまま日々の指導をされている先輩の方々も
多いのではないでしょうか?
「メンター(mentor)」の語源は、ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」
に登場するメントール(Mentor)という男性に由来すると言われています。
メントールはオデュッセウス王がトロイで危機に陥った際には
勝利に導く助言をする存在であると同時に、王の息子の教育を
託された老賢人でした。王の息子にとっての良き指導者であり、
理解者であり、支援者としての役割を果たした人物として描かれています。
このように「メンター」とは包括的に相手の成長をサポートする存在
です。組織によっては「トレーナー」「シスター/ブラザー」などと
呼ばれることもありますが、これらの呼称の特徴は、
あえて「指導者」と呼ばないことによって、評価者である直属の上司
とは別の役割として認識し、新人との心理的距離を近づけ、
安心して日々の業務や仕事への取り組み方を学ぶことができると
言えます。
また、メンターになった先輩社員にも、今後、管理職として
指導的立場に立つ際に活かせる経験をすることにもなり、
組織にとっては両者ともに効果的な人材育成のアプローチだと
言えますね。
メンターの役目を担った先輩社員の方は、
ラッキー♪と思うといいですね!
この経験があなたの成長を加速させます!