2017年06月13日(火) 21時04分02秒

中国当局、ラマダン中のイスラム教徒のウイグル人の断食と祈りを禁じる

テーマ:今世界で起きていること

中国ウイグル自治区当局が、各家庭に役人を派遣し、ラマダン中の断食や祈りを禁じている。

当局は、ラマダン中もレストランを営業させ、モスクへの立ち入りを規制してきた。ホータンの役人は、今年はより厳しい措置を取り、各家庭に中国共産党の役人を派遣し、監視させているという。

 
ホータン当局は、5月26日から6月24日のラマダンを前に、役人を各家庭に最大15日間派遣し、断食や祈りを禁じている。
 
「イフタール中に点検を行い、ライトがついているかどうかを確認します。これが、パトロールと検査の方法です。」
ホータンの匿名の警察官はこう語った。
 
担当の役人が毎日すべての家庭を訪ね、役所に報告をあげている。
 
「それに加え、今年は、『5つのことをともに』と呼ばれる特別キャンペーンがあります。これは、仕事、食事をともにし、ともに家で過ごす、というものです。」
役人は、5つのうちの残りの2つには触れなかった。
 
「人々と接するためのものです。この期間に、役人は人々の生活を知り、農業などの生活の支援をします。また、人々に法律や政府の民族政策を教えます。」
 
「役人は、農家に滞在し、人々の政治観について問いただします。」
 
ホータンでのキャンペーンは、5月25日から6月3日まで続いたという。
 
ホータンのカラカシュ在住の匿名の農民によると、ラマダン前から役人が派遣されたという。
 
「ウルムチ当局を含む5つの政府機関から役人がやってきました。」
 
「役人は15日間滞在し、断食をしないよう命じました。断食や祈りは不可能でした。」
 
また、ホータンの役人は次のように語った。
「各家庭に1人ずつ役人が滞在しています。」
 
「役人は、人々が宗教儀式を行っていないことを確認します。そして、家族を監視します。それ以上の詳細はわかりません。」
 
 
ラマダンの誓い
 
当局は、役人に対し、ラマダン中に断食や祈りをしないことを誓わせ、人々の模範になるよう命じている。
 
ウイグルの役人は、ラマダン中にこのような誓いをさせられることは通常のことだ。しかし、今年は、役人は、家族や友人にも誓いを守らせなければならないという。
 
「断食をしないという署名をしました。」
匿名の予備警察官はこう語った。
 
「署名内容のほとんどは昨年と同じでした。しかし、今年は、家族や隣人を監視するという条項が加わりました。そして、彼らに断食をしないよう説得しなければなりません。」
 
父親がウイグルで公務員をしているアメリカ在住のウイグル人大学院生は、父が断食をしないよう指示を受けたと語った。
 
「祖父は、メッカにハッジに出向いたとても敬虔な人でした。祖父は、家族にイスラム教の教えを説いていました。家族は、ラマダン中に断食をし、祈りを捧げてきました。」
 
「しかし、今年、父は、祖父母を監視するよう命じられています。」
 
 
「安定」措置
 
今年のラマダンの前、ウイグルのアクス当局は、レストランに対しラマダン中も営業するよう命じた。「安全措置」の一環とのことだが、ウイグル人の断食の伝統を妨害する目的だと見られる。
 
また、ホータンのカラカシュの学生は、金曜日に、「集団で勉強し、中国共産党の映画を見て、スポーツをする」よう命じられている。「夏休みを有意義に過ごす」ためだという。
 
人々は、金曜日にモスクでお祈りをする。ラマダン中は、日の出から日没まで食事はしない。そのため、スポーツをするのは難しい。
 
【亀田浩史訳】

元の英語記事はこちら

 

【8月24, 25日】

ダラムサラを訪ねるスタディーツアー
 
 
 
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