チベット人が焼身自殺をはかる。2011年以降チベット本土で147人目
15日、東チベットのカルゼでチベット人が焼身自殺をはかった。この様子を映した動画がソーシャルメディアに投稿されている。
動画には、警察の制服を着た男が、燃えているチベット人の体に消火器をかけている様子が映っている。そこに、別の警察官が駆け付け、人々が現場に近づくのを阻んでいた。
焼身自殺が起きたのは、15日午前7時頃で、場所はカルゼのメインスクエアだという。中国警察は、焼身自殺を図った人物を即座に連行した。
焼身自殺をはかった人物の詳細は不明だ。現地のインターネットは遮断されている可能性がある。
今回の焼身自殺で、2009年以降のチベット本土での焼身自殺者は148人となった。
【亀田浩史訳】
【亀田浩史訳】