2012年10月14日(日) 11時04分02秒

尊敬を集めるチベット僧が中国の弾圧に抗議の焼身自殺(2011年以降チベット本土で54人目)

テーマ:チベットニュース



13日、中国のチベット統治に抗議したチベット人男性が自らの体に火を放ち、息絶えた。場所は、先週にも焼身自殺が起きてる甘粛省のチベット人居住地域だ。

タムディン・ドルジェ(54)は、尊敬を集めているチベット仏教徒だ。彼は、甘粛省南部のカンロのツォ僧院で焼身自殺を行った。

「現地時間で10月13日の午後1時過ぎのことでした。」
ツォの住人は、RFAチベット語サービスにこう語った。

僧侶たちが遺体を彼の村へ運んだ後、村に中国治安部隊が押し寄せたという。

「ツォ僧院の僧侶を含む現場に駆け付けたチベット人が、タムディン・ドルジェを彼の村へ運びました。」
ツォの別の住人はこう語った。

「中国警察も、タムディン・ドルジェの村にやって来ました。警察は、電話を含む通信手段を規制しました。」

RFAが入手した写真には、僧院に集まった中国部隊、タムディン・ドルジェの焼け焦げた体のまわりに集まり祈りを捧げる僧侶や通りすがりの人が映っていた。

タムディン・ドルジェには、妻と3人の子供がいる。また、転生ラマグンタン・ジャンパル7世として人々の尊敬を集めていた。


ツォ

ツォでの焼身自殺はこの1週間で2件目である。10月6日には、ツォの中心部から10km離れたドルカ僧院で、センゲ・ギャツォの体が炎に包まれた。

センゲ・ギャツォの焼身自殺の後、中国治安部隊は、通信規制を強め、ドルカ僧院の僧侶に尋問を行っているという。

タムディン・ドルジェの焼身自殺により、2009年2月以降中国のチベット統治に抗議して焼身自殺を行ったチベット人は55人となった。

焼身自殺のほとんどが、四川省、青海省、甘粛省のチベット人居住地域で起きている。

今回の焼身自殺の場所は、8月に2児の母ドルカ・ツォ(26)が焼身自殺を遂げたのと同じ場所だ。

「タムディン・ドルジェの焼身自殺の場所は、ドルカ・ツォが焼身自殺を行ったのと同じツォ僧院の仏塔そばでした。」

ツォ僧院では、2008年に、中国のチベット統治に抗議して大規模な抗議活動が起きた。


嘆願

インドのダラムサラでは、26カ国からチベット人400人以上が集い、焼身自殺を思いとどまるようにという嘆願が出された。しかし、その声は届かなかった。

集った人々は、焼身自殺に「大きな懸念」を示し、チベット本土のチベット人に「極端な行動」を慎むよう求めた。

「チベットの人口は少ないのです。1人の命が失われることでさえ、大きな損失です。」
4日間の会合の末採択された31の決議のうちの1つにはこう記されていた。

「未来のために命を大事にしてください。」

同様の懸念がダライ・ラマを含むチベット難民からもあがっているが、その声は届かない。

【亀田浩史訳】

元の英文記事はこちら




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