2012年09月30日(日) 21時04分02秒

チベット人男性が中国の弾圧に抗議の焼身自殺(2011年以降チベット本土で51人目)

テーマ:チベットニュース


29日、中国青海省でチベット人男性が中国政府に抗議して焼身自殺を行った。チベット難民社会からは焼身自殺を思いとどまるよう新たな呼びかけがなされていたが、その声は届かなかった。

焼身自殺を行った男性は、チベットの伝統衣装を身に纏い、中国のチベット統治に抗議するスローガンを叫び、自らの体に火を放った。その後、彼は中国治安部隊に連行された。場所は、ユルシュルのザトである。

この男性の身元に関する情報は現時点では入手できていない。目撃者によると、警察に連行される際、彼はひどい火傷を負っていたという。

「炎に包まれながら彼は様々なスローガンを叫んでいました。チベットの独立を求めるスローガン、ダライ・ラマ、カルマパ・ラマのチベットへの帰還を求めるスローガン、ダライ・ラマの長寿を求めるスローガン、ロブサン・センゲチベット亡命政権首相をチベットの王と讃えるスローガンです。」
匿名の人物はこう語った。

「彼は炎に包まれながら、ザトのチベット人の店の前を通り過ぎました。店員たちは水で消火をしようとしましたが、炎は全身にまわりました。」

警察に連行される前、彼の内臓が体から落ちるのを目撃した人もいるという。

彼は、2009年2月以降52人目の焼身自殺となった。焼身自殺のほとんどが中国西部のチベット人居住地域で起きている。


中国当局が強要した映画

最近、現地では、中国当局が、チベット人が中国の統治に満足してるという内容の映画を流している。今回の焼身自殺はこの映画に抗議してのものではないかと見る人もいる。

「数日前、中国当局が、チベット人に対し、この映画を見るよう強要していました。」
India's Tibet Expressは現地の声をこう伝えた。

「チベット人は激怒して、映画への参加を拒みました。これが中国政府への抗議につながったのです。」

今回の焼身自殺の前日、インドでは、世界26カ国から400人以上のチベット人が集い、焼身自殺を思いとどまるよう呼びかけていた。

ダラムサラで行われたこの会合の場で、焼身自殺に対する「大きな懸念」が示され、チベット人に「焼身自殺を思いとどまる」ようにという呼びかけがなされていた。

「チベット人の人口は少ないのです。1人の命が失われることですら、チベット人にとっては大きな損失です。未来のために命を大事にしてください。」
4日間におよんだ会合で採択された31の決議の1つにはこう記されていた。

ダライ・ラマを含む他のチベット難民からも焼身自殺を懸念する声があがっているが、焼身自殺はやむ気配がない。

【亀田浩史訳】

元の英文記事はこちら




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