2012年08月08日(水) 21時04分02秒

チベット人の2児の母が中国の弾圧に抗議の焼身自殺(2011年以降チベット本土で45人目)

テーマ:チベットニュース



7日、甘粛省で、チベット人女性ドルカ・ツォ(26)が服を脱ぎ、焼身自殺を行った。中国のチベット統治に抗議してのことだ。

ドルカ・ツォは、2児の母である。ドルカ・ツォは、午後2時半頃、カンロのツォ僧院の仏塔近くで自らの体に火を放ち、その後息絶えたという。

僧院で祈りを捧げていたチベット人がこの出来事を目撃している。彼らは止めようとしたが、彼女は死なせてほしいと言ったという。

「彼女は服を脱ぎ、体に火を放ちました。」
彼女はチベットの自由と、ダライ・ラマのチベットへの帰還を求めるスローガンを発していたという。

「チベット人が消火活動を行ったときには、彼女はまだ息がありました。僧侶が現場に駆け付けたとき、彼女は、石で頭を殴って殺してほしいと頼んだそうです。彼女は、中国警察に生きたまま連行されるのを拒んでいました。」

その後、僧侶がドルカ・ツォを僧院へ連れ帰ったという。僧院にやって来たドルカ・ツォの家族はドルカ・ツォを自宅へ連れ帰ると言ったという。しかし、その間に、ドルカ・ツォは息を引き取ったという。

ドルカ・ツォはカンロのツォ・タサ村の住人だ。

「中国政府が何をしようと、チベット人の抗議は続いています。チベット人は、チベットの状況を世界中の人に知ってもらいたいと願っているのです。」
ロンドンのFree Tibet代表ステファニー・ブリグデンはこう語った。

「世界がただ傍観しているだけでは、チベットには春は来ません。今こそ世界中の指導者が沈黙を破り、チベット人の人権を求めるべきです。」


重要な僧院

Free Tibetによると、ツォ僧院は、仏教徒にとって重要な僧院であるという。2008年には、ツォの住人が中国政府に対し、大規模な抗議活動を行った。

今回の焼身自殺で、中国のチベット統治に抗議して焼身自殺を行ったチベット人は2009年2月以降46人となった。そのほとんどが中国西部のチベット人居住区で起きている。

この前日にも、ンガバのキルティ僧院の僧侶ロブサン・ツルティム(21)が焼身自殺を行った。彼は、一命を取りとめ、中国警察に連行された。彼は、中国政府に抗議し、ダライ・ラマのチベットへの帰還を求めていた。

「当局は、ロブサン・ツルティムを病院へと搬送しました。30分して、彼は別の場所へ移動させられましたが、行き先はわかりません。」
Free Tibetはこう述べている。

ロブサン・ツルティムは、2008年、中国のチベット統治に抗議するデモに参加して、中国警察に殴られたという。


根底にある問題

Free Tibetは、根底にある問題が中国当局により解決されない限り、焼身自殺は続くだろうと述べている。

焼身自殺が相次ぐ中、中国当局は規制を強めているが、それにより、チベット人はますます不正義や差別に直面していると、アメリカのInternational Campaign for Tibet副代表ブチュン・ツェリンは言う。

「平等で尊厳のある生活を送れない限り、チベット人は自らの想いを人々に伝えるため、焼身自殺を行うでしょう。」
ブチュンは、最近の議会の公聴会でこう述べた。

一方、中国当局は、焼身自殺者に、テロリスト、浮浪者、犯罪者、精神異常者のレッテルを貼っている。また、ダライ・ラマが焼身自殺を奨励しているとして非難している。


【亀田浩史訳】

元の英文記事はこちら




応援左クリックお願いします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 海外生活ブログ 国際協力へ
にほんブログ村



AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

TOEIC990点満点の難民支援NGO代表@名古屋:亀田浩史さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

メルマガ購読・解除
 


ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。