2012年07月18日(水) 21時04分02秒

18歳のチベット僧が中国の弾圧に抗議の焼身自殺(2011年以降チベット本土で43人目)

テーマ:チベットニュース


18歳のチベット僧が中国の統治に抗議して焼身自殺を遂げた。四川省ンガバの出来事だ。中国治安部隊と住民の間の緊張は高まっている。

17日正午、ロブサン・ロジンは、ンガバのバルカム僧院の祈祷所前でスローガンを叫び、自らの体に火を放った。

ロブサンは、炎に包まれながら地方政府の役所の方向へ歩き、息絶えた。インドのダラムサラ在住の僧侶カニャク・ツェリンとロブサン・イエシからの情報だ。

「彼は多くのスローガンを叫んでいましたが、聞き取れませんでした。」

焼身自殺の後、中国武装警察の大部隊がバルカムのギャルロン・ツォドゥン・キルティ僧院へ向かったという。チベット亡命政権によると、「ツォドゥン橋で地元住民が警察の行く手を阻んでいる」という。

「地元住民と警察の間で衝突が起きる懸念があります。」

RFAはバルカムの役所にコンタクトを取ったが、応じた人物は、「コメントする立場になく、焼身自殺についても知らない」と語った。


最高の学生

「彼は幼い頃僧侶となり、非常に熱心に勉強していました。最も優秀な学生の一人で、模範的な存在でした。」
カニャク・ツェリンとロブサン・イエシはこう語った。

3月にも、同じ僧院の僧侶2人が焼身自殺を遂げている。2人は、中国のチベット統治に抗議し、ダライ・ラマのチベットへの帰還を求めていた。


中国の政策への抗議

これで、2009年以降焼身自殺をはかったチベット人は44人となった。彼らは、人権を奪われているとして中国の政策に抗議していた。

ほとんどの焼身自殺が、四川省、青海省、甘粛省で起きている。

チベット亡命政権首相ロブサン・センゲは、言論の自由がない人々がやむなく焼身自殺を行っていると述べた。ロブサン・センゲは、チベット人は口で抗議しても、逮捕され、拷問され、死に至る可能性が高いと述べた。

「他に抗議の手段がないチベット人が、自らの体に火を放っているのです。」
先週、ワシントンポストに、ロブサン・センゲのこの言葉が掲載された。

ロブサン・センゲによると、焼身自殺を行っているほとんどの人が50歳以下であるという。中国政府の言う「社会主義のパラダイス」の下で生まれ育った人々だ。

「チベット人は、中国の政策、教育、経済、文化の『恩恵』を受けるはずでした。しかし、中国のチベット政策は完全なる失敗です。政治的弾圧があり、チベット人は周辺地域に追いやられています。同化政策、環境破壊も問題です。」

「これらが、チベット人が命がけで抗議する原因です。」

中国当局は、焼身自殺者にテロリスト、浮浪者、犯罪者、精神異常者のレッテルを貼っており、ダライ・ラマが焼身自殺を奨励していると非難している。


【亀田浩史訳】

元の英文記事はこちら



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