2012年06月13日(水) 11時04分02秒

非常事態宣言が出されたビルマ(ミャンマー)から逃げてきた人々の受け入れを拒否。バングラデシュ

テーマ:ビルマニュース




12日、バングラデシュ当局は、隣国ミャンマー(ビルマ)の暴動から逃げてきたロヒンギャ人1,000人が乗る3台のボートの受け入れを拒否した。これにより、この数日で受け入れを拒否された人の数は1,500人にのぼることとなった。


「彼らを追い返しました。」

ベンガル湾のセイント・マーティンズ島の警察官ジャハンギール・アラムは電話でこう語った。


「何者もバングラデシュに違法に入ることのないよう監視しています。」


ミャンマー西部での仏教徒とイスラム教徒の争いにより、8日以降、少なくとも12人が死亡し、数百戸の家屋が焼かれている。バングラデシュ当局は、先日、500人のロヒンギャ人が乗るボート11台を追い返したと発表している。


バングラデシュのディプ・モニ外相は、首都ダッカでの記者会見で、バングラデシュ自身が貧しく資源が限られているため、難民を受け入れる余裕はないと発言した。


それでも、バングラデシュに逃げ込もうとする人もいる。ミャンマー治安部隊に銃で撃たれたカラ・フセイン(50)は、チッタゴンの病院に運ばれたが、12日に死亡したという。


カラ・フセインは腹部に受けた銃弾により死亡した。また、他にも銃撃を受けたロヒンギャ人が2人おり、治療を受けているという。チッタゴン医科大学病院の医師アニスル・ラフマンからの情報だ。フセインの遺体は警察が持ち去ったという。


治療を受けている2人のうちの1人は、銃撃を頭に受け、重態だという。もう1人に関しては命には別条がないそうだ。2人は金曜日に暴力事件が起きたマウンドーの出身だという。


バングラデシュのコックス・バザールのテクナフ地区の役人ナジム・ウディンは、バングラデシュの村で暴力事件が発生しないよう、警察と国境警備のためのキャンプを設置したと発表した。ミャンマーで衝突しているロヒンギャ人と仏教徒のラカイン人の両方が、バングラデシュのこの地域にも暮らしているからだ。

ミャンマー政府は、ロヒンギャ人をバングラデシュからの違法移民と見なしており、市民権を与えていない。一方、バングラデシュ政府は、ロヒンギャ人は何世紀にもわたりミャンマーで暮らしており、ミャンマー人であると主張してきた。


1990年代、25万人のロヒンギャ人がミャンマー軍事政権からの迫害によりバングラデシュに逃げ込んだ。


その後、ミャンマー政府はそのほとんどを連れ戻した。現在、政府と国連が運営するバングラデシュの難民キャンプに暮らすロヒンギャ人は28,000人だ。


バングラデシュ政府は、難民の送還についてミャンマー政府と長年協議しているが、うまくいってない。


一方、近年、数万人のロヒンギャ人が違法にミャンマーからバングラデシュに流入している。



【亀田浩史訳】


元の英文記事はこちら





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コメント

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1 ■英文の記事

バングラデシュ人の少数民族(アラカン人)の難民支援をしている者です。
6月13日付けの記事の原文が、Burmanetのサイトに掲載されているはずなのですが、ここ数日Burmanetのサイトに接続できません。
サイトに接続できない理由をご存知ですか。
英語の記事の原文をお持ちでしたらいただけませんか。

2 ■Re:英文の記事

>松尾久美さん

コメントありがとうございます。

私もBurmanetにはこの数日アクセスできません。アクセスできない理由は不明です。

私たちはチベット難民の支援も行っていますが、チベット難民メディアはしばしばサイバー攻撃を受けてサーバーがダウンします。都合の悪い記事がBurmanetに掲載されて、サイバー攻撃を行っている人物がいる可能性も否定できないと思います。

なお、英文記事の原文はもう手元にはありません。申し訳ありません。

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