2012年03月31日(土) 11時06分03秒

チベット僧2人が中国の弾圧に抗議の焼身自殺をはかる(2011年以降、チベット本土で32人目)

テーマ:チベットニュース




3月30日、中国四川省のバルカムで、チベット僧2人の体が炎に包まれた。その後、中国治安部隊が2人を車両に乗せて連れ去った。


中国治安部隊は、同胞の僧侶たちが焼身自殺の現場に行くことも禁じた。人々の抗議活動が膨れ上がるのを防ぐ狙いと見られる。


焼身自殺をはかったのは、テンパ・タルギャル(22)とチメ・パルデン(21)。2人は、バルカム最大の僧院ギャルロン・ツォドゥン・キルティ僧院を出た後、正午頃にみずからの体に火を放った。この僧院は、数百人の僧侶が拘束されたキルティ僧院からはやや離れた場所にある。


「2人は、中国のチベット統治に異を唱えていました。その後、中国治安部隊に拘束され、病院へ連れて行かれました。」

インドのダラムサラ在住の僧侶カンヤク・ツェリンはこう語った。


「2人の焼身自殺の知らせを聞いた同胞の僧侶は、2人を安全な場所に移すべく、3台の車に乗って現場に急行しました。しかし、中国治安部隊が2人を拘束し、他の僧侶は追い返されました。」


「この事件の後、武装警察と特殊警察の大部隊が政府役所に配備されました。厳しい監視が敷かれています。」


テンパ・タルギャルとチメ・パルデンの容態は不明である。警察に拘束された時点で1人は死亡していたとの報告もある。2人はともに、バルカムのツォドゥン街のコラチャン村の生まれである。



33人目の焼身自殺


2009年以降、自らの体に火を放ったチベット人は33人となった。彼らは、中国のチベット統治に異を唱え、ダライ・ラマのチベットへの帰還を求めていた。


焼身自殺が相次ぐ中、チベット自治区、四川省、青海省、甘粛省で、中国当局の監視が強まっている。


2008年にチベット全土に広がるチベット人のアイデンティティと人権を求める抗議活動が起きた後、中国当局は僧院から僧侶を連れ去り、多くの作家、芸術家、歌手、教師を投獄している。


3月20日の焼身自殺は、水曜日にキルティ僧院の僧侶が焼身自殺を遂げた2日後に起きた。


20歳の僧侶ロブサン・シェラブは、中国政府のチベット人への「差別」政策に異を唱え、ンガバのチャ街で焼身自殺を遂げた。



嘆願


チベット難民の指導者やコミュニティの指導者が焼身自殺を思いとどまるように諭してはいるものの、焼身自殺は止まらない。


先月、著名なチベット人ブロガー、オーセルとチベット仏教の指導者アルジア・リンポチェは、中国の統治に異を唱えるチベット人は、「生きて目的に向かって進む」よう求めた。


インドのダラムサラのチベット亡命政権首相ロブサン・センゲは、焼身自殺を思いとどまるよう諭しながらも、「原因は中国の指導者の強硬路線にある」と述べている。


ロブサン・センゲは、この半世紀、中国政府が「チベット人とその文化を根絶やし」にしようとしてきたと非難している。


一方、中国政府は、ダライ・ラマとその一味がチベットで「混乱」を引き起こそうと画策しているとして非難している。


【亀田浩史訳】


元の英文記事はこちら





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