2012年03月06日(火) 11時06分03秒

18歳のチベット人が中国の弾圧に抗議の焼身自殺(この1年間でチベット本土で25人目)

テーマ:チベットニュース




3月5日、チベット人の若者の体が炎に包まれ、若き命が失われた。彼は、中国のチベット統治に異を唱えていた。この3日間で3人目の焼身自殺だ。


この若者は、ドルジェ(18)。ドルジェは、現地時間の午後6:30頃、四川省のンガバの遊牧民地域で自らの体に火を放った。インド在住のチベット僧カンヤク・ツェリンが現地の情報を伝えた。


「焼身自殺の前、ドルジェは、ンガバのチャルワ地域近くの橋から、地方警察署前まで歩き、中国のチベット政策に抗議するスローガンを叫びました。そして、自らの体に火を放ったのです。」


ツェリンによると、ドルジェは即死だったという。


「チベット人はドルジェの遺体を収容することができず、現場に駆け付けた中国警察が遺体をンガバ郡センターへ持ち去りました。」


2009年2月以降、26人目のチベット人の焼身自殺者だ。彼らは、中国のチベット統治に異を唱え、ダライ・ラマのチベットへの帰還を求めていた。


ドルジェは、ンガバのチャのチャルワのガルキャ・ツァン家の一員で、父親の名はチャ・チャだという。



絶望的な状況


週末には2人の焼身自殺が起きた。人権団体は、チベット人が「絶望的」な状況に直面しているという。中国当局が、僧院へ弾圧を加え、チベット語の使用や文化的権利が制限されているのだ。


「3日間で3人が焼身自殺を遂げたことは、チベット人の抗議が受け入れられるまで彼らは抗議活動をやめないということを意味しています。国際社会は迅速な対応を取らなければなりません。」

ロンドンのFree Tibetのディレクター、ステファニー・ブリグデンはこう語った。


3月4日には、四川省で、4人の母親で未亡人であるリンチェン(32)が焼身自殺を遂げた。3月3日には、甘粛省で女子学生ツェリン・キが焼身自殺を遂げている。


焼身自殺の後、中国当局は現地の取り締まりを強化している。3月10日が間近に迫っているためだ。1959年3月10日には、ダライ・ラマが亡命を余儀なくされたチベット人の抗議活動が起き、2008年3月10日には、チベット人の抗議活動に対し、血なまぐさい弾圧が加えられた。


3月3日のツェリン・キの焼身自殺は、甘粛省カンロのマチュの野菜市場で起きた。中国警察に持ち去られたツェリン・キの遺体は家族の元には戻されていない。


「中国人商人が、燃え盛る彼女の体に石を投げました。」

ツェリン・キは即死であった。


抗議活動も起きたが、参加者は即時拘束されたという。


「マチュチベット人中等学校は中国準武装部隊に包囲されています。学校では、役人が『再教育』(訳注:ダライ・ラマが悪、中国政府が正という教育)を行っています。チベット人の家庭は家宅捜索を受けています。」



チベット語の使用機会削減に対する抗議


匿名の人物からの情報によると、ツェリン・キの学校では、教科書のチベット語表記を減らす決定がなされたという。そして、ツェリン・キはこれに異を唱えていたという。


「当局は、歴史、地理、化学、数学などの教科を中国語で教える決定をしました。」


「この決定により、チベット人教師や学生は大いなる困難に直面しています。」


また、2月に焼身自殺をはかった僧侶リグジン・ドルジェの死亡も確認された。


2011年9月に焼身自殺をはかった僧侶ロブサン・クンチョクも重態だという。ロブサンは両手両足を切断し、食料は喉に管を通して与えられているという。インドのチベット亡命政権からの情報だ。


ロブサンが入院している病院のスタッフはロブサンに虐待を加えている。スタッフは、ロブサンを「国家の敵」と呼んでいるという。


【亀田浩史訳】


元の英文記事はこちら





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