小説:Drawing Manについて | Drawing Man

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気ままに書いた小説をあげています。


アメーバ小説:Drawing Manについて

  


<中編・恋愛・シリアス>

     1、依世           11、絵を描く人

     2、春都           12、障りのある、害

     3、自分           13、彼の真意

     4、栗居 杏         14、優しいキス

     5、ドーナツ         15、DrawingMan (完結) NEW

     6、優しさ           後書き

     7、好きの意味

     8、知る人、知った人

     9、彼女の気持ち

    10、苦しみ


 

ハート登場人物スペード

       砂杜(さと)   17歳 高校3年生 

       依世(いせ)  17歳 高校3年生 

       春都(はると) 17歳 高校3年生 砂杜の幼馴染

       栗居 杏(くりい あん) 17歳 高校3年生 春都の彼女



 



 ―――なあ、さっちゃん
     俺たちは、どっちになると思う?


     あの日、依世はそう言った。



ヒトと関わることが苦手な砂杜、その幼馴染の優しい春都、その彼女の杏。

そして、必要なときに必要な言葉をくれる依世。

これは、高校3年生の、梅雨に入る少し前のできごと




 ―――今は、わかる。

      依世は、絵を描いていたんだ。
      それも、とっておきのやつを。


      人は、恋という名の絵を描く。

      真っ白いキャンパスに、惜しげもなく色をのせ、重ねていくんだ。

     でもね

     私の絵は

     醜く色あせてしまったよ、依世。

 

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