東京ゲームショウ2016(その35) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
桜野友佳さん=コーエーテクモゲームスブース。





ゲームは、テクノロジーの進歩と共に劇的な変化を遂げて来た業界の一つ。
玩具メーカーやアーケードゲームメーカーが家庭用ゲームに参入する例が多く、
中堅企業同士の資本提携や、大手と中小企業の経営統合も珍しくありません。
コーエーテクモさんは、2009年に旧コーエーと旧テクモが経営統合してスタート。
旧コーエーは「信長の野望」「戦国無双」等の歴史大作ゲームを得意としていて、
創業者同士の交流が深い旧テクモを吸収合併する形で経営統合を果たしました。
同社の公式サイトを見ると、現在手掛けている事業領域は下記の4つ。


①エンタテインメント事業(おそらく最も馴染みの深い家庭用ゲーム・アプリ)
②スロット・パチンコ事業(同社作品の版権許諾、遊戯台の液晶ソフト開発)
③アミューズメント施設運営事業(アミューズメント施設「テクモピア」の運営)
④不動産事業(コーエーテクモグループが保有する賃貸用不動産の運用・管理)


ゲームショウに出展しているのは①を扱う(株)コーエーテクモゲームスさんで、
コンシューマーゲーム、オンラインゲーム、ソーシャルゲームの開発はもちろん、
グッズ類の企画・制作や一般・業界向けイベント運営までをトータルプロデュース。
ゲームショウの出展ブースに関しても、同社のノウハウが採り入れられている筈。



今回の出展内容も、コーエーさんらしい重厚なタイトルが目立つラインナップ。
緊張感に溢れた殺陣と深い達成感をもたらす「戦国死にゲー」の「仁王」を始め、
「戦国無双~真田丸~」「ベルセルク無双」「下天の華」「拡張少女系トライナリー」等、
コーエーさんならではの重厚感溢れるシリーズに美少女モノも加えた、充実の内容。
迫力ある展示装飾・新作の試遊・スペシャル映像上映・フォトスポット等を用意して、
ブース内ステージでは、全ラインナップや各作品の紹介等をイベント仕立てで展開。
そんな中、今回初の試みとして目を惹いていたのが「スマホゲーム専用コーナー」で、
同社の重厚で壮大なゲームは大画面のPCやゲーム専用機向きだとされていますが、
それらをモバイル環境でも気軽に楽しめる取り組みも本格化させているようです。




コーエーさんが手掛けるゲームは、良い意味で「濃い」存在感を放っていて、
出展作品数を絞って各コーナーをしっかり造り込む事で、迫力が感じられました。




最も目立つメイン通路沿いにイベントステージを設けるのはセオリー通りですが、
向かって右側面の「仁王」コーナーの装飾も、メイン通路沿いから見える配置に。
不気味なクリーチャーの顔を象った大型モニュメントを壁面の高い位置を掲げて、
自分がコーエーテクモさんに抱いている「濃い」イメージそのものの出展風景です。
ブースの裏側にも「真田丸」「ベルセルク無双」等、大作ゲームのコーナーが並び、
それぞれのゲームのイメージをヴィヴィッドに視覚化した装飾が目を惹きました。
一方、ブースの左側面には「KOEI TECMO SMARTPHONE CAFE」コーナーを配置。
カフェ風の雰囲気の中で、特製グッズが当たるガチャ等を用意していたようです。
四面が通路に面した「島小間」のメリットを活かした、お手本のようなブースでした。




桜野さんを含めたコンパニオンさん達は、主にメイン通路沿いで配布等を担当。
基本運営は過去の出展時を踏襲していて、その点では分かりやすいブースでした。
ユニフォームも昨年と同じデザインの筈で、それも既視感を感じた理由の一つかも。
コーエーテクモさんのユニフォームの基調色はダークグレーやシルバー等の寒色で、
同社の「濃い」ゲーム達から漂う硬派なイメージを、配色で補完していると言えそう。
これまで、桜野さんをお見掛けした時は、コスプレテイストなコーデが多かったので、
(初めてお見掛けしたゲームショウ2015→こちら や、ニコニコ超会議2016→こちら
今回のオーソドックスなエンタメ系のユニフォーム姿が、目に新鮮な印象でした。



最後に、最終日のグランドフィナーレの様子を残せたので動画でUPしてみます。
お友達をフォローしつつ、落ち着いて自己紹介する桜野さん、さすが!でした。