ニコニコ超会議2016(その14) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

4月下旬に幕張メッセで開催されたニコニコ超会議2016にて。
田邊ゆなさん=DLsite VR「なごみの耳かき」ブース。




田邊ゆなさん


映像技術の進化に伴い、より精緻でリアルな映像表現が可能になる一方、
(時には、肉眼の解像度を超える精緻な映像に非現実感すら感じるかも…)
二次元の枠に収まらない映像表現を求めて様々な試行錯誤が続いています。
映画の世界で、3D(立体)映像を表現に採り入れた作品が多数公開される中、
家電の世界でも、3D映像によるコンテンツを手軽に楽しむ映像機器が生まれ、
その代表例が、ゴーグル型のVR(バーチャルリアリティ映像)再生プレイヤー。
映像作品の鑑賞や家庭用ゲーム等に利用できるスタンダードの一つと期待され、
インフラとしてすっかり定着したスマホ・タブレット等との連動も模索されています。
今回のニコニコ超会議では、そのユニークなコンテンツが出展されていました。


なごみの耳かき


インターネット・モバイル事業を幅広く手掛けている(株)エイシスさんは、
スマホ向けの無料VRコンテンツ「なごみの耳かきVR」を4月29日からリリース。
(同人ゲームや美少女ゲームを扱う同社のネットショップ「DLsite」で販売)
そのタイトル通り、耳かきの気持ちよさを仮想体験できる癒し系コンテンツで、
二次元の美少女の膝枕で実際に耳かきしているような癒し体験を楽しめます。
コンテンツ内で耳かきしてくれる美少女は、従妹という設定の「なごみ」ちゃん。
パラノーラル録音の立体音響を採用していて、声や息遣いが変化するとの事。
コンテンツを楽しむには、VRゴーグル・アプリを入れたスマホ・イヤホンが必要。
今回のブースでは、中国製の安価なVRゴーグル「Pasonomi」を使用していて、
高価な大手メーカー製品を使わなくても楽しめる事をアピールしていたようです。
(イヤホンはBluetooth対応製品を使うと、ケーブルに煩わされないとの事)



田邊ゆなさん


コンパクトな出展ブースに、VRの中で身を置く事になる和室をそのまま再現。
畳に障子、外に広がる庭が情緒たっぷり…と同時に、何ともシュールな雰囲気。
幕張メッセのホール内の喧騒とは一線を画した異空間が拡がっている感じで、
秋葉原あたりで営業している耳かきリフレクソロジーも、こんな雰囲気なのかも。


なごみの耳かき

なごみの耳かき

なごみの耳かき

なごみの耳かき


体験用機器は2セット用意されて、それぞれに浴衣姿のコンパニオンさんが対応。
コンパニオンさんのサポートで、VRゴーグルをセットして横になった体験者達が、
コンパニオンさんに見守られながら癒されている姿を見ると、若干羨ましくもあり、
待機列に並んでも体験しておくべきだったかも…と、今更ながら後悔したのでした。
(ただ、一人で足を運んだので、衆人環視の中で癒されるだけの度胸は無く…)
このVR体験の様子はゲーム系の情報サイト等に写真付きで紹介されているので、
VRゴーグルを購入して本格的に楽しみたい方々は、それらが参考になる筈。



田邊ゆなさん


自分がお見掛けした範囲では、コンパニオンさんは田邊さんを含めて3名。
皆さんそれぞれ異なる柄の浴衣を着て、「なごみ」ちゃんになり切っていました。
撮らせて頂くのはOKでしたが、基本的に座ったままなので全身姿の撮影は断念。
…と諦めていたのですが、田邊さんのみ最終日の終了時にブース前に立っていて、
ひと足早い夏の雰囲気を漂わせていた涼しげな浴衣姿を写真に残せて自己満足。
オーソドックスな展示会用ユニフォーム姿(→こちら )やコスプレ姿(→こちら )に続き、
異なる衣装の記録を増やせたという点で足を運んで良かったブースの一つでした。



最後に、スマホのカメラでスケッチ風に撮ってみた短い動画をオマケ的にUP。

ブース内の雰囲気が、多少なりともリアルに伝わると思います。