久間防衛相「米艦防護、個別的自衛権で」

 久間章生防衛相は12日午前の記者会見で、近くの米軍艦船が攻撃された場合に自衛隊艦船が反撃する行為について「共同作業をしているときに一方が攻撃された時は、自らへの攻撃と同じとみてもいいという解釈も成り立ちうる」と述べ、集団的自衛権ではなく個別的自衛権の行使にあたるとの見方を示した。

 その上で、久間氏は「個別的自衛権の概念でやれるケースが結構あるのではないか」とも述べ、集団的自衛権行使に慎重な姿勢を重ねて示した。

 政府が11日に開いた集団的自衛権行使を検討する有識者懇談会では、平時にこうした事態が発生した場合には集団的自衛権の行使に当たるとの見方が大勢を占めており、これに異論を唱えた格好だ。

(2007/06/12 11:47)


俺の覚えてる限りではシュショーだか誰だかが「アメリカの期待に沿えるように」と言っていたのだな。
世界最大の軍事力を持ち、
気に入らなければうその情報をでっち上げいちゃもんをつけて戦争をふっかけるような国に対して、
先制攻撃をすることによって利益を得る国はこの東アジア地域にはない 
そしてアメリカが日本の「個別的自衛権」による戦闘に参加することを期待する機会はめったにない

という現状だと思うのだが、
アメリカのために自衛の範囲を広げておくのは
国民でなくて日本政府には必要なことなのだろうな。


(ネウヨのみなさんは北朝鮮だ中国だピイピイ政府の被害妄想に踊らされてうるせーが、
アメリカの管理下にある国土に対してクラスター爆弾で本土の防衛(笑)をしなければならないような攻撃を受けるなんて事態を想定するのは同盟国と自国の軍事力の過小評価に過ぎるんじゃないかと。(笑))

「マスコミも撮っている」久間氏、自衛隊による写真撮影の正当性主張

 久間章生防衛相は7日の参院外交防衛委員会で、陸上自衛隊の情報保全隊がデモや集会の写真撮影をしていたことを認めた上で、違法行為には当たらないとの認識を示した。「マスコミなどでもパチパチ撮っている。取材は良くて自衛隊は駄目だという法律の根拠はなく、デモや抗議行動の風景を撮ることは違法ではない」と述べた。

 情報収集全般については「盗聴するとか尾行して情報収集するならけしからんと言われていいが、公開の場に出掛けていって情報収集することは今までもやってきたし、悪いことではない」と強調した。共産党が自衛隊関係者から入手、公表した陸自文書の真偽については「内部文書だから調べる必要はない」と述べた。

 共産党の緒方靖夫氏への答弁。

(2007/06/07 16:21)


まあ、収集した情報をどう使用するかは非常に問題だと思いますね。
Winnyで流しちゃったり中国にもってっちゃったり名簿を売っちゃったり、
被害者のいない痴漢事件都合よくとっつかまったりしないでしょうかね。心配です。
こーゆうこと平気で言えちゃう情報管理能力の非常に乏しい政府(年金・機密etc)に個人情報保護法案とか出されたくないですねえ。