洞窟探検愛好会

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1年ぶりのブログ更新だなんて。。

「そろそろ穴行かないと、会の存続が危ないわ」←この見出し2回目。


ということで、バセドウ病を発症した会長と、小売業のおかみとして活躍中の副会長が、

どっか穴、行っとこうぜ

と復活第1弾に選んだのは、よみうりランド駅徒歩8分「弁天洞窟」in威光寺


[COLOR & LIFE] WHITE-TARA


寺院内にあるこの地下霊場、65mの小規模洞窟ですが、真っ暗な中をローソクの灯りで進むと、素敵な石仏や巨大蛇が鎮座している様子です。

ま、洞窟復帰としては無難かなと。


副「いいんじゃなぁーい?」


副会長の偉そうな快諾を得て、昨日、決行日を迎えました。


ちなみに、会長は洞窟待ち合わせの前に新宿駅でアドレナリン大放出
テンションマックスで京王線に乗り込んだ会長に、副会長からメールが届きます。


副「なにこの穴ーーーー怖そう。泣きそう」


副「副会長辞任する」

副「これから引き返すかどうか思案中」


・・・次々送られて来る意味不明なメール。

ま、意味不明なのは標準装備ですが、彼女の心の中で何が起きているのかが全く予想できません。

が、どうやら、電車の中ではじめてマトモに弁天洞窟を調べた副会長、何かにビビった模様です。


会「え?なにが怖いの?」

副「だって、暗いから怖い」


吹き出すよね。電車の中で盛大に吹き出さざるを得ないよね!


今まで田谷洞窟 とか(ここも石窟をローソクで進む)、洞窟マン(暗い・狭い・匍匐前進の三重苦) とか、さんざん行って来たのに、


脳に蛆でも沸いてんかい!


それでも、どうにも腑に落ちず、一生懸命副会長の心理を推測し、さては心霊スポット的情報でも見つけたのか?と一応打診。


会「それ、オカルト的意味で怖いの?」

副「そーなの!?そっちも怖いの!?あたし暗いから怖いって思ったのに!!!」


地雷踏んだ様子。というか、

そっちですらないの?マジで暗いから怖いの!?

京王線内で1人で爆笑してしまいました。


突っ込み所が多すぎて書ききれないんですけど、とりあえず「洞窟マン」では「閉所恐怖症」、日原では「雷恐怖症」、今回は「暗闇恐怖症」。


いい加減にしろよおまえ!!逃がさねーよ!


会「待て。とりあえず京王よみうりランドに来て。で、弁護士同席で話し合おう」

副「いま顧問弁護士呼んだから!」


・・・・・・・論破してやる!


もう、会うなり説教ですよね。

今まで行った洞窟達は、一体なんだったのかと。

暗くない穴が今まで1つでもあったか?と。

しかも、「弁天洞窟」って指定に「OK」してるのに、直前に調べ始めて「行きたくない」とかダメでしょう。

そんなんだったら潔く、一切何も調べるんじゃありません!と。

・・・・会長の苦労がわかっていただけますでしょうか?ぜーぜー


副「え~でもぉ~わたし枕元にペンライト置いて寝たんだよ!楽しみにしてたんだよ!」

会「うんもう弁護士帰したから。不要だから。むしろわたしが精神的苦痛で追訴するから」



ま、気を取り直し、いざ洞窟へ!!!



会「あ、ちょっと待って。わたし新宿駅の銀魂に頭いっぱいで(←仕方ないですよね)、駅からのアクセス調べてないんだよね」

副「・・・はぁぁぁぁ!?」


形勢逆転。
ここから小1時間、駅のベンチに座り、ひたすら「弁天洞窟」を探す地図の読めない女2人。


会「ねーわかったよー」

副「あ?アクセス出たの?そのガラケーで?(思い切りバカにしてる」

会「うん。やっぱりさぁ、アクセスもちゃんと調べてきてくれるしっかりした子に、付き添ってもらえばいいのよ☆」

(脳裏に浮かぶ、くーみんさんとれっさー隊員さん)

副「じゃねーよ!今の現実を見てくんないかなぁ?」


いつも副会長と2人で、「何かが足りてない」って思うんですけどね。(計画性だよ!!

かと言って他の隊員の皆さまを巻き込むには、毎回「当たり外れ」が激し過ぎるわけで・・・・


もうお気づきかもしれませんが、今回の穴は見事に外しました^^;



諸々の努力の甲斐あって、ようやく到着しました弁天洞窟!

[COLOR & LIFE] WHITE-TARA


まず300円の拝観料を払い、ローソク&説明書(?)をもらいます。

なぜかやる気満々、ペンライト片手に、穴に挑む副会長。おかしいよね。。。

[COLOR & LIFE] WHITE-TARA


中はマジで暗いです。暗すぎます。・・・ってか、ローソクの照度が低すぎて、ルートすら見えません。


[COLOR & LIFE] WHITE-TARA


先頭を行く会長、石仏を発見する度に転んだり、頭をぶつけます。


会「暗すぎて穴が堪能できない!!あっ、わたしがソレ(ペンライト)持てばいいんじゃね?」

副「ね~その場合さぁ~わたしが先行けばいいんじゃないのぉ~?なんであんたがあたしのライト持つのよ。絶対に先頭譲らないよね~なんなのこの人。それあたしのライトなの~」


背後霊のように、会長がブツブツ呟いていますが、とりあえず無視。



[COLOR & LIFE] WHITE-TARA



・・・・・・・おおおおおおおお~副会長↑、気持ち悪い!!

(ちなみに、今回1番盛り上がったのは、洞窟前で撮った副会長のブサ面写真です※不適切な顔面なので自粛しました)


[COLOR & LIFE] WHITE-TARA



コレがここの売りである洞窟内の大蛇なんですけど、右上の「鱗」↑が見えますか?


思えば「田谷洞窟」は、石仏の場所には蝋燭が灯されていたのですが、ここは本気でただの「闇」なもので、暗さ的には「洞窟マン」レベルだったんだな~と、今気づきました^^;(ヘッドランプ持参推奨)



「あ?外に出ちゃった?」


・・・・・・そうですね~洞窟内にいたのは、正味10分でしょうか。


[COLOR & LIFE] WHITE-TARA


一応、この洞窟の八の字は「胎蔵曼荼羅」「金剛界曼荼羅」の両界曼荼羅を模しているようですが、とにかく暗過ぎるもので、イマイチ堪能できません。


副「これじゃあ駅のベンチにいた時間の方が長いじゃないのぉ~」

会「せ、せめてもう1回入ろっか」


どこか、行き残したルートはないかと探しつつ、再び穴に突入。1か所、


会「あ、この道行ってない!・・・・って水場かよっ!足突っ込むとこだったぁぁ!!」


というポイントを見つけたものの(わたし、洞窟マンの時と言い、地下泉に突入する癖があるようです)、大した発見もなく、再び出口へ。


思えば全長65m、さして時間がかかるものでもないわけで、ものすごーく微妙な沈黙が一瞬わたし達を包みました。



会「これ、ブログに書くことなくね?」

副「・・・・じゃあ今回は無かったことに(真顔」



どんな消極的解決法だよ!



【ポイント】

もし行かれる方は、懐中電灯持参で石仏を堪能すると良いと思います。


一応、数多ある洞窟の中で、探検場所を選ぶ時は、

・アクセスの手間&距離に見合う楽しさがある洞窟

を基準にしているのですが(これが意外に少ないんです~)、今回は見事に外しました☆





で、気を取り直し遊んで別れた後に副会長からメール。


副「ね~あの黄色い紙に書いてあったけど、なんか奥にある金洗いの井戸でお金洗うと、ご利益あったらしいよ」

黄色い紙?って、ローソクと一緒にもらった説明書っぽい、副会長が2枚とも握りしめて持って帰ったあの紙!?

そして井戸って、わたしが足を突っ込みかけたあの水場!?


だから、なぜそれを今気づいて、今更言うの。


会「ね~朝も言ったけど副会長。今更読むなら、読まない方がマシなんだってば!」

副「あ、ごっめーん」


・・・・次回こそは、人ひとり沈めても問題なさそうな穴に決行したいと思います。(絶賛募集中!









WRITER・・・・・


洞窟探検愛好会

WHITE-TARA  chikako kanayama

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