AKB小説~散り急ぐ桜の花びらたち

小説家を目指しています。AKB9期推し 京都地元大好き 鴨川のせせらぎと清水寺の鐘の音の聞こえるところに住んでいます。


才能があるんか私にはわからへん そやからそんな煙みたいなもんは当てにせえへん 汗を人の何倍も流して認めてもらう 有無を言わせぬ努力の力   それを私は選ぶんや   ~リトルマナ


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まゆゆはもうしっかりとオーラを消していた。

ゆきりんもあえて前へは出ない。

 

今年はお祭りではない。いつもと何かが違う。

みんなこれから先に起こることを予期しているかのよう。そんな空気が漂う組閣発表。

「チームAキャプテン、岡部麟」

 

空気が止まる。けれど驚きの声も意外に少ない。

もう選択肢はチーム8、そんな意識がAKBの内々には当然のように根付いていたのかもしれない。

 

前日、戸賀崎元AKB支配人が呟いていた。

「もう一回AKB単独でドーム公演をやる。乃木坂にやられっぱなしではいられないだろ。」

 

何がなんでもグループの復権を来年は取りに行く。

そんな戸賀崎イズムの怨念が乗り移ったかのような組閣。

 

「今までありがとう」

今まで共に戦ってくれた兼任解除メンバーに涙で応える由依総監督。

だけどその涙の意味は誰も知らない

 

これはもうただの生き残り戦略なんて呼べない。

 

支店の事は支店でやっていただく。もう手をお借りする必要はない。

ただしこちらも面倒を見る義理は毛頭ないし、もっというなら、お互いどうなろうと恨みっこなし。

 

贅肉を削ぎ落し私達本店は戦いに挑む、挑戦者として。

遅きに失した感は確かにある。アイドル下剋上の波はもう津波となって鼻づらをかすめるところまで来ている。

 

来年は紅白もグループで二枠、いやもしかしたら一枠かもしれない。

終わりは突然にやってくる。閉店ガラガラなんて言ってる暇もない。

 

乃木坂も欅も栄も難波もHKTも、未だに船を持たないSTUも。

そして雪深い新潟にやっと根付いたNGTも。

みんな一所を目指して駆け上がることになる。

 

もう汗も涙も共には流せない。おそらく本人も気付いていない肌感覚で流した、そんな由依はんの涙。

AKBという世界ブランドを意識しながら台中韓では拡充を続ける

逆に国内ではスリム化を目指す。

軽量化でどこまでグループとしての効率をあげていけるのか

 

まずは本店がいらないものを全て掃き出し、汗を流し血を吐くほどの覚悟でそのモデルプランを示さないといけない

 

「何泣いてんのん?」

そんな由依はんの言葉に「いろいろ思い出して」と返す峰岸みーちゃん。

組閣発表後、ずっと目を真っ赤にして表情を崩さず一点を見つめていた田野優花

いつもの目力はなく凍りついたように動きを止めた高橋朱里。

「エイトでいくんだ運営は」、みんなが心の中でそう唱えたに違いない。

 

 

ついてこれないものは置いていく、初期メンも先輩も次期総候補も関係ない。

文句があるなら身に纏っているアイドルの殻を脱ぎ捨て野に下るがいい。

志あるものだけが、なりふり構わず髪振り乱して、世界一のアイドルグループの誇りを胸に

Road to TokyoDome 、Road to TokyoOlympia へと突き進む。

 

まゆゆ卒業でひとつの時代が終わることにやっと気づいたかのような運営。

慌てている感は否めない。メンバーの心のケアもそこそこに発進してしまった空気感はここそこに漂う。

 

けれど、とりあえず本店はテンカウントを聞く前に立ち上がった。

あとはどうファイティングポーズをとれるのか、先ゆく相手にシュートサインを送れるのか。

 

でも大丈夫、AKB ブランドはまだまだ腐ってはいないはず。

その気になれば蹴散らす余力は少なからず残っている。

 

「さぁ、悔しかったら、NOと言ってみろ」

あの人の声が聞こえてくる。

上がってくるものだけに、その手を差し伸べるつもりなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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