日本国債 暴落のシナリオ/石角 完爾
日本の最大のアキレス腱である日本国債はここ10年位ずっと
注視して来たが、負債額が1000兆を越したことと欧州危機と震災で
もう爆発寸前の気がしてならない。
後2年というところか。
一度この国は破綻でも起こさないと気づかないのではないかと
思ってしまうが、なんとか避けられないものか。
子供たちの未来のために何がベストのシナリオなのか。
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お金の流れが変わった! (PHP新書)/大前 研一

¥760
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アメリカの一国超大国の時代が終焉した今、新興国が動かす

世界の新ルールについて、いつも独自の視点で世界を見通す

大前研一氏の見解を述べた書。

これからの世界経済を考える上で、絶対に無視出来ない存在

が「ホームレス・マネー」とのこと。

ホームレス・マネーとは、今世紀に入ってから生まれた

投資先を探して世界を彷徨っている不要不急で無責任極まりない

6000兆円弱のお金のこと。

原因は、世界的に高齢化とモノあまりが進み、需要が低迷で

お金がモノに転換されなくなり過剰流動性が人類が経験した

ことがないレベルにまで達したこと。

そして、ウオール街のわずか600人ほどのファンドマネージャー

が金融工学というおバカ過ぎる理論で機械的に売り買いをする。

投資先の政治事情や、地政学的な特徴、文化や歴史など全く

考慮しないで時に、マネーの力で国を滅ぼすほどに暴れまくる。

何も価値を生まず、自分だけが儲かろうとする邪道な精神で

世界を翻弄するホームレス・マネーという事実を理解し、

そこに中国をはじめとする新興国のマネーも加担し新ルール

を作る。

本書の内容はどれも非常に納得するものばかりだが、日本の

原子力を絶対安全と言い切り、世界に売り込めという件は、

氏の全ての発言の信憑性を失う。

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日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書 464)/池上 彰

リーマンショック以降、世界がとんでもないことになり、


そこで重要な役割を果たしたのがFEBや日本銀行など


の中央銀行だった。


リーマンショックの半年後に書かれた本なので、


日本銀行がどんな役割を果たしたのかを知りたくて


手に取る。


日銀の本来の役割やリーマンショックの時の対応や、それを


引き起こしたひとつの原因ともいわれるエンキャリー取引や、


日銀の禁じ手の政策などなど、新しい発見満載。


新聞などで分かったつもりになるのは良くないなぁ、と。

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ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書 297)/石野 雄一

会社のマネジメント研修でファイナンスの講義を実施。


その事前準備のために。


小難しいことをこれほど優しく説明できるっていうのは


やっぱりすごいなぁ。

会社の値段 (ちくま新書)/森生 明

著者はハーバードMBA⇒ゴールドマンサックスとアメリカ型資本主義


を地で行くような方だが、アメリカ型資本主義の違和感と正当性の両方


をバランス良く捉え、同時に日本的経営の功罪もバランスよく主張して


いる。


自分の考えとほぼシンクロするのでとても読み易い。


ファイナンス初心者が学ぶ本として、ざっくり分かるファイナンス


次にオススメの本かも。

有価証券報告書を使った 決算書速読術/望月 実

「決算書+速読」というキーワード自体が大いに関心を引く。


しかも著者のあとがきの中で、スペシャルサンクスとして友人2人の


名前を発見。


早速購入し、速読する。

内容は、速読というより効率的な読み方というのが適切かも。


そういう意味では、速読が密かなブーム?の中、うまい


マーケティングの仕方だと関心する。


有価証券報告書を初めて読む人にとっては入門書として


良いかも。

[新版]経営分析の基本がハッキリわかる本―キャッシュフロー時代の計数感覚の磨き方・活かし方 (DIAMOND BASIC)/千賀 秀信

引き続きアカウンティング関係の本を濫読。


5年ほど前に初めて読んで、分かり易さに感動したことを


覚えているが、久しぶりの再読でも学びは多い。



キャッシュフロー経営がわかる本

経営をする上で何よりも大切な財務諸表である
キャッシュフローについての秀逸な良書。
特に、

①理想的なキャッシュフローを生み出している優良会社のケース

②借入金に依存して設備投資を続けてきた会社のケース

売上不振で資金繰りに窮する赤字会社のケース

④キャッシュを抱え込んで効率的に投資を行っていないケース
の事例は分かり易い。

経営者の意思とオペレーションでこれだけの差がつくという


のが良く分かる。

ビジネススクールで身につける会計力と戦略思考力 (日経ビジネス人文庫 ブルー お 7-1 ポケットMBA 4)/大津 広一

先日読んだ企業価値を創造する会計指標入門 の大津氏の本


で期待通りの内容。


トヨタやファーストリテイリング、武田薬品など実際の企業のB/S、P/L


から企業の戦略を読み解くという展開は、指標だけを解説したような本


とは違って理解を深める。


10月からグロービスのアカウンティングコアのクラスに通おうと思って


いるので、大津氏のクラスを受講しよう。