上司が絶賛しプレゼントして頂いた本。
優れたミッションステートメントを持つ40社を取り上げ、その
ミッションステートメントが出来た背景やその会社が大切に
している哲学をまとめた内容でとても参考になる。
自社のミッションステートメントと対比しながら読み進めて、
大きな気づきがあった。
自社のミッションステートメントも価値あるものだと思って
いたが、概ね自社に向いている。反面、本書で取り上げられて
いるビジョナリーカンパニーのミッションステートメントは、
「顧客」・「株主」・「社会」を見ているという点だ。
自社の強みを活かし、社会に対してどんな価値を提供
するのか?それによって会社のレゾンデートル(存在理由)
を示して行くということだ。
これは深く考えさせられる内容だ。
自社と部署のミッションステートメントを再定義する価値が
あるかも知れない。
メモ
ミッションステートメントを作成するための6つの法則
ルール1;必ずしも短い必要はないが、シンプルであること
ルール2;社内の意見を出来るだけ集めること
ルール3;外部の力をうまく活用すれば、明快さと新鮮な
ものの見方を持ち込むことが出来る
ルール4;言葉遣いや語調には、会社の性格や姿勢を反映
させること
ルール5;可能な限りの手を尽くし、全社員が共有出来るよう
にすること。常に目に触れるようにしておくこと
ルール6;常に見直しを怠らず、社員の評価にも取り入れること
経営者はいつもそれを言いつけ付け、実践しなけれ
ばならない