電力自由化 ―発送電分離から始まる日本の再生/高橋 洋




枝野経産大臣が東電国有化と発送電分離について議論しているが、

もはや既定路線だろう。

その次に来るのは電力の完全自由化。

具体的には小口低圧自由化のこと。

これが実現すれば日本の電気代は遥かに安くなる。NTT独占時代に

黒電話が何万円もして通話代も高かったのが自由化になって

値段が下がりサービスがよくなったことと同じ。

その時代を見据えてこの分野の識者である高橋氏の本書は

勇気の出る内容で指針を与えてくれる。
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日本復興計画 Japan;The Road to Recovery/大前 研一



日本復興計画というタイトルだが中身は震災後の

原発問題を解説した内容で、残りが復興計画。

大前氏の大胆な発想は面白いが現実的じゃなさそうな

案も多い。

しかし今は有事なので、大胆な発想も吟味しながら

早期の復興を政治のリーダーシップで進むことを願う。


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靖国神社の掲示板に掲載されている英霊の遺書を集めた本で

靖国神社で販売しているもの。

転職にあたり親友がプレゼントしてくれたものだ。

20代で命を捨てて日本のため、後世の日本人のために

後に続くを信ず、という思いで散っていた先人の想いが

詰まった遺書を読み、涙する。

今戦っているものなんて大したことはない。命を取られることは

ないのだから。

必死で戦争に行った先人と比べるのは失礼だが、今の状況

は大変に恵まれたものだ。

後世の日本人に素晴らしい日本を残す、という意思を引き継いで。
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決闘 ネット「光の道」革命 (文春新書)/孫 正義



孫さんによるNTTが独占している光ファイバーを解放し、日本のネットインフラを

整備し、日本のネット化を劇的に進化させようという具体的な提案。

佐々木氏はプラットフォームこそが大事で、孫さんはまずはインフラだと。

インフラさえ整備出来れば当然そこにプラットフォームなりサービスが

どんどん生まれるのが普通の感覚かと。
だから日本の新エネルギーはうまくいかない!―日本の技術&ビジネスの真価を問う (B&Tブックス)/井熊 均



自然エネルギーの良い部分だけを見て盲目にならないように

悲観的なタイトルの本もバランス良く読んでみる。

とは言え中身はそんなに悲観的ではない。どちらかというと

政治や制度の遅れが日本の自然エネルギーの普及を拒んで

いたということが分かる。

東電の工作はもはや通用しないので、これから日本はまとも

な方向に進んでいくだろう。

自然エネルギーの可能性と限界—風力・太陽光発電の実力と現実解—/石川 憲二



まさにタイトルにある通り可能性と限界を示した内容。

現実的だが、必ず技術は発展するもの。

311以降パラダイムシフトが起きているので、これから

すさまじい勢いで自然エネルギーの投資が集まり、技術も

格段と発展していくだろう。