読本『仮名大学』 『大学』を素読する/伊與田 覺



大学は中国古典の四書(論語、孟子、中庸、大学)の一つで、

大人になるための学問のこと。

大人とは、体が大きい人とか、成年に達したということではなく、

徳の高い立派な人のことを指す。

また、『大学』は、中江藤樹が聖賢の道を志すことに決めた書であり、

二宮尊徳が薪を背負いながら読み続けた書でもあり、人間学を

学ぶ上で絶対に外せないもの。

寺小屋では、意味を教える前に「読書百遍自ずから通ず」という

ことでひたすら素読を続けたというので、いずれ息子達と素読を

してみようと思う。
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何かのために sengoku38の告白/一色正春



尖閣諸島で中国漁船に体当たりをされた映像をyoutubeで

体当たりの映像を流した元海上保安官 一色正春氏が

拘束後に書いた本。

ビデオの公開後から急に中国が黙り、国際社会に日本の正しさと中国

の横暴さを示したことからも公開すべきだったと言えるだろう。

本の内容とは関係ないが、この本が朝日新聞出版から出版されている

というのが面白い。朝日もさすがにやり過ぎだと思ったのだろうか。





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日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)/竹田 恒泰



旧皇族の竹田氏が、自虐史観により自国に誇りが持てなくなって

しまった日本人に向け、「日本とは何か」をテーマにして書いた本。

マンガ・アニメが世界を席巻し、日本の食文化(ミシュランは東京に

最多の星をつける)、エコ、和の心、日本文化、日本文明の精神、

神話から続く天皇の存在など、日本のすごさを凝縮した内容。

書店でかなり売れているようだが、もっともっと多くの日本人

に読まれれば、日本に誇りが持てる人が増えるだろうな。


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国家の命運 11010

テーマ:
国家の命運 (新潮新書)/薮中 三十二




アジア太平洋局長として北朝鮮の核や拉致問題の交渉に

あたった藪中氏が、退官した後に、外交の裏側を出せる範囲

で最大限率直に語ったと思える内容。

藪中氏は、中華思想で覇権主義の中国、核を持った独裁政権の北朝鮮、

日ソ不可侵条約を一方的に破り50万人もの日本人を捕虜として

シベリア抑留をするようなロシア(旧ソ連)という3国に囲まれた

地政学上、極めて困難な国のアジア太平洋局長だけにその危機感を

しっかり認識した上で、外交をされていたことが良く分かる。

本書は、中国漁船が体当たりする前に書かれた本だが、尖閣諸島に関しても、

「尖閣諸島は日本固有の領土であり、領土問題は存在しない」という

真っ当な立場を取っていて、「日本として、領土、領海をしっかりと

保全すべきは当然であり、万全の態勢を築いていくべし」という

主張をされている。

これだけ真っ当な外交官がいても政治が3流であれば国の行く末が

危うくなる。

子供や孫の世代に今の大人たちがもっと責任を持ち、行動すべき

なのだ。
永遠の0 (講談社文庫)/百田 尚樹




姉と弟があるきっかけで特攻隊員だった祖父の軌跡を

追い、祖父のことを知る人物を通じ祖父の人となりを知る過程で

当時の祖父や特攻隊員の本音に迫るという内容。

筆力の高さにぐいぐいひっぱられ、完全に当時にタイムスリップ

した上、完全に感情移入してしまう。

後半涙なしでは読めない。

改めて今、日本という国に生まれたことに感謝。そして

今の日本の礎を作ってくださった先人に感謝。
小さな経営論―人生を経営するヒント/藤尾 秀昭



経営というより人生をいかに生きるのか、という

生き方に関する内容。

元京大総長だった平澤興氏が20歳の元旦に立てた言葉が凄い。


 常に人たることを忘るることなかれ。他の風俗に倣うの要なし。

人格をはなれて人なし。ただ人格のみ。永久の生命を有す。(中略)

 常に高く遠き処に着目せよ。汝若し常に小なる自己一身の利害、

目前の小成にのみ心を用いなば、必ずや困難失敗にあいて失望することあらん。

然れども汝もし常に真によく真理を愛し、学会進歩のため、人類幸福のため、

全く小我をすててあくまで奮闘し、努力するの勇を有さば、如何なる困難も、

如何なる窮乏も、汝をして失望せしむるが如きことなからん。真の大事、

真に生命ある事業はここに至ってはじめて正しき出発点を見出したりというべし。

 進むべき 道は一筋、世のために
 いそぐべからず 誤魔化すべからず



20歳にして、この生きる覚悟。脱帽である。

東京を経営する/渡邉 美樹



尊敬する渡邉美樹氏が東京都知事選に立候補した。

ゼロから起業し、4000人の従業員の会社に育て、学校を

生まれ変わらせ、介護でも高い成果を上げ、農業でも大資本

としては日本有数の会社に育て、カンボジアではいくつもの

学校を創るという社会派起業家の渡邉氏が、今度は政治を

変えるために立ち上がる。

地位でも名誉でもなく、ノブレスオブリージュの精神で社会に

奉仕する姿勢に強く共感。

大前研一氏が、いじわるばあさんの青島幸雄氏に選挙で完敗

してしまう世論のレベルの低さで落選しないことを切に願う。
ソフトバンク 新30年ビジョン/ソフトバンク 新30年ビジョン制作委員会



孫正義社長が「これまでの僕の人生の中で最も大切なスピーチ」

と言ったように、内容の濃さと言い、本気さと言い素晴らしい内容。

DVDも付属されており、後半の出生からアメリカに行くまでの家族

との対話、おばあちゃんと韓国に行く話しは涙なしに見ることは

出来ない。

【人生を賭けた本気】は人の心を感動させるのだ。
子どもは体育会系で育てよう! バディ式「生きる力」の伸ばし方/鈴木威



次男を今年からバディスポーツ幼稚園というオリンピック選手やら

プロスポーツ選手を多数輩出している幼稚園に通わせることにした。

本書はその創業者が書いた本。

子供の成長の順番は、体育、徳育、知育の順番だが、今の幼児教育

は知育にばかり目が行っているようで、人間の成長の順番と違うこと

をやっているように思う。

この幼稚園に通わせるのはもちろんスポーツ選手にしたいからではなく、

まずは「体育」という考え方が同じだからという点と、バディの「生きる力」

を伸ばすという教育理念に共感するからだ。

ちなみに運動会は、親も本気で参加するらしく3ヶ月前から父母は

本気でトレーニングをするらしい。

絶対負けられない。暖かくなったら本格的にトレーニングを開始するか。