成功は一日で捨て去れ/柳井 正






ユニクロの柳井社長の経営に対する考え方が詰まった本。


とにかくストイック。


現状に1mmも満足していないのではないかと思えるほど、                                     


世界一の企業を本気で創ろうと思っていることが伝わってくる。                                       


柳井氏ほどの大経営者が、これほどの情熱を持って仕事                                                 


していることに魂が震えるような気がする。                                               


「現状満足は衰退のはじまり」                                                              


こう常にメンバーに言い続けているし、自分にも常にそう                                                       


言い聞かせている。                                                                


しかし、そんなことを言っている時点で話にならないんだなと                                              


思わされる。                                                                            


久しぶりに経営者の痛快なる経営本に出会いスカったした。                                                


2009年最後の本に相応しい素晴らしい良書。


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学校の先生が国を滅ぼす/一止羊大

産経新聞のサイトから引用する。


国旗、国歌の指導をめぐり、ヒステリックなまでに自論を繰り返す

日教組たち。

大阪の元公立学校長が体験をもとに綴った衝撃の書。

着任したばかりの校長にあいさつすらさせない職員会議。

入学式や卒業式の国旗掲揚、国歌斉唱は「戦争賛美だ」と決めつけ、

「多数決を尊重しろ」と〝団交〟を繰り返す教職員たち。

校長を誹謗中傷する文書が保護者にも大量にまかれ、

とても教育者の集まりとは思えない学校現場の実態.


 「自戒を込めて言います。学校の先生こそ、日本人から

矜持と誇りを奪った張本人ではないか。」



日教組の害についてはそこそこ知っていたつもりだが、現実が


これほど酷いとは。あまりに酷い。酷すぎる。

子供の教育に熱心な心ある友人や政治家の友人などから

同時多発的に紹介された本だけに、教育に意識の高い人の

間では話題になっている本で、日教組の無知と完全に穿った

物の見方で、聖職である教師たちが、未来ある子供たちから

日本人としての矜持を奪っている現実を目の当たりにする。

息子は再来年から公立小学校に行かせるので、今のうちに

その小学校の様子を事前に調べておこう。

(場合によってはこの校長先生のようにあほな教師と徹底的に

戦わなくていけないかも知れない)

それにしても酷い話である。




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人生の目覚まし時計/富田 欣和

同志と言い合う友人が本を出版した。


「ユダヤ人大富豪家の教え」のプロデューサーの児島慎一さん  と


田坂広志氏の哲学系の本の編集者を務めるPHPの石井高弘さんの


強力なバックアップの元、半年で、なんと11回も書き直し


(しかも一部修正ではなく全書き直し11回!)し、本当に血を吐き


ながら全てを出し切ったという本。


飲みながら出版に至る地獄のような日々について聞き、決して


この本は速読などしたら失礼だと思った。


あらすじはオフィシャルサイト に譲り、感じたことは、彼ほど


内から込み上げる自信と謙虚さ、それを背景に醸し出す


大物感を持った男が、過去に、自分の在り方を探し、


絶望の中を彷徨っていたというのは信じられない。


しかし、こんな時期を本気で乗り越えたからこそ、揺らがない


確固たる自分を持つに至ったのだろう。


自分とは何者か?自分の人生は何のためにあるのか?


自分の使命とは何か?などを真剣に考えている


人全てに読んで欲しいと思う。



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親友が生死を彷徨ったほどの大病から奇跡的に生還し、


そのお祝いと温泉療養を兼ねて九州に行って来た。


彼は完全な唯物論者であり、享楽主義だったが、生死を


彷徨い、三途の川を何度も泳いだら見える世界があったという。


意識が遠のいたところで、神が後ろにいて囁いたと。


そんなことを言う人間ではなかったが、究極の世界を見た


人間にしか見えない世界があるのだろう。


自分の力しか信じなかった男が、生かされていることに


ただただ感謝するという心境になり、今の日本を創って下さった


先人への感謝も口にするようになった。


それではと、知覧特攻平和会館 に行き、17歳から20代


の若者が日本と、愛する家族を守るために、「後に続くを信ず」という


思いで必死の飛行に飛び立った知覧の地を表敬訪問することにした。


4時間ほどの滞在で、特攻隊員の方が書かれた遺書を数百通


読み、徐々に感情移入して行く。


そして、その立場に自分が立たされたような錯覚になり、胸が詰まる。


涙が止めどなく流れてしまう。


その後、実際に在った三角兵舎跡に2人で訪問すると、辺りは


夕方のうす暗さに包まれているにも関わらず、記念碑の周りだけが


荘厳に光り輝いていた。言葉で説明できないが、その場が


やわらかい光で輝き、空気がツンと張り、静寂に包まれ、明らかに


違う空気感を感じた。


記念碑に黙って手を合わせ、長い黙祷を捧げる。


3日間の旅行では、知覧で感じたこと、病気を通じて変わった内面、


考え方など、これからの将来のこと、子供のこと、地域のこと、


使命のこと、日本のことなどを語り合った。


唯物論者であり、享楽主義だった彼が、公の精神に目覚め、


奇跡的に残された命をこれからの人生でどう使うのか。


もともと圧倒的に能力の高い男が、【死生観】と【使命感】を持った


というのはとても強いことだ。


死生観を持とうと幾ら本を読もうが、人の話を聞こうが自分が


三途の川を何度も泳いだという人間には、足元にも及ばない。


それどころか、どんな死生観に関する本を読もうが1週間も


すれば忘れてしまう。


残された人生で何を為すかということに対する【覚悟】が違うだろう。


さて、本書だが、前回知覧を訪問した際に知覧特攻平和会館


売られていた本で、特攻隊員の方々の遺書を列挙したもの。


行きのバスの中で読みながら移動したのだが、その時から


涙が止まらずに困る。。。





備忘録までに彼の語録を綴る。


・出来ないという言葉を一生言わないことを決めた。


・私が無駄に過ごした今日は、どうしても生きたくて

 生きられなかった人の明日です。

 (闘病中、消防士の後輩より贈られた言葉)


・人の幸せは他人から必要とされること。


・リターンを求めたらリターンはない。

 リターンを求めて人と接しない。


・人生は生から考えるか、死から逆引きで考えるのかで変わる。








葉隠入門 09017

テーマ:
葉隠入門 (新潮文庫)/三島 由紀夫


鍋島藩の山本常朝が口伝で伝えたもの。


「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」というあまりに有名な


一節があり、死を覚悟して生きるストイックなまでの生き方が武士道


の真髄、というイメージが定着した。


一方、意外と酒の断り方やあくびを防ぐ方法など生きる知恵も指南。


本書は葉隠れを座右の銘としている三島氏が解説した内容で、


三島氏の「死の哲学」思想が凝縮された内容で面白い。

佐藤一斎「重職心得箇条」を読む/安岡 正篤

江戸の大学者、佐藤一斉が政治の中枢にいる重職の心得


をまとめた「重職心得箇条」を、安岡正篤氏が解説するという


贅沢な内容。


重職たるものの心構えについて書かれた内容は、今でも


何の遜色もない。


人間は数百年経っても本質的には進化していないということだろうか。


重職なるものの心構えをしっかり心に刻み、日々実践、日々反省を


繰り返していこう。



35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画/藤原 和博



藤原氏の最新著作で、人生の折り返し地点に立つ

35歳前後の人を対象に、人生計画の考え方を指南する書。

どちらかというと、ただなんとなく今までそこそこ一生懸命

にやって来たけどあまり深く人生ついて考えてこなかった人

を対象にした内容で、今更そんなことを貴方が言わなくても、

みたいな内容もあるが、藤原氏の独特の発想と切れ味鋭い

視点は参考になること多し。

かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)/リチャード・バック

風変わりなかもめを描いた寓話。


この寓話に込められた意味は、たとえ、群れや仲間から自分の志は


危険だと思われても、より高尚な人生の目的を探求することは大切だ、


ということを伝えたい寓話。


寓話には必ず伝えたいメッセージが必ずある。本書では上記のことを


伝えたかったのだろうが、なぜカモメ?と雑念がよぎるのは自分が


素直じゃなくなったからだろうか。。。。


社長になる人に知っておいてほしいこと/松下 幸之助


厳しい時代だからだろうか、松下幸之助翁のような名経営者の本が


多く再販されている。混迷の時代こそ、原理原則に立ち返るという


ことなのだろう。


・絶対に必要なのは熱意である。社長は熱意にかけては最高で

  なければならない。


・聖なる仕事をさせてもらうんやから、当然感謝の念が起こって

 こないといかん。聖なる仕事をしているんだという自覚と意志、

 そしてさせてもらえることに対する感謝、この2つをはっきり 

 もたなきゃいかん。


・企業は存在することが社会にとって有益なものなのかどうか

 を世間大衆から問われていますが、それに答えるのが経営

 理念です。つまり、経営者は、この会社は何のために存在

 しているのか、そしてこの会社をどういう方向に進め、どのような

 姿にしていくのかという企業の基本の在り方について、自ら

 に問い、自ら答えるものを持たなくてはならない。


他にも至言の数々だがあげたらキリがない。


小手先の経営テクニックなんかより、原理原則を重視した心の


経営に立ち返る時代になったのだろう。



びんぼう神様さま 09012

テーマ:
びんぼう神様さま/高草 洋子

息子が最近絵本を読めるようになって来たので、


小学生にあがる前に一緒に読めそうな本として購入。


何かのテレビ番組で紹介されていた本だけに、奥が深く面白い。


素直な幼児期に沢山の本を一緒に読んで、道徳心の基礎を養って


行きたいと思う。