“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事/小暮 真久

元マッキンゼーで現在社会起業家の小暮氏が、どういう経緯と思いで


TableForTwo を立上げたのか。また、どういう社会にしたいのか。そこに


自分がどう関わるか。そして、社会起業家というものを広く認知させ、


NPOで働こうと思う若者を啓蒙しようとした内容。


小暮氏に激しく共感することが3点


1 動けば変わる

  └行動を起こさなければ何も変わらない。


2 「仕組化」というビジネススキルは社会起業家に必須

  └NPOも利益を上げ、拡大していくために仕組をつくりサステイナブル

    な組織にしなければ、理念は果たせない。


3 「世のため人のため」に仕事が出来ることが最高の充実感

  └自分の能力と時間を自分だけの夢や金儲けだけに使うのではなく、

   世の中の歪みや不平等の解消など「世のため人のため」に使うこと

   に喜びを感じる。但し、それはNPOでなければ出来ないのではなく、

   ビジネスでも出来ること。



アメリカ型金融資本主義が行き着くところまで行ったことで、その


振り子が振れ、利益は株主ではなく、社会へ還元するという社会起業家


なる人たちが脚光を浴びるようになった。


しかし、本来事業というのは、金儲けのためではなかったはず。


本田宗一郎や松下幸之助が金儲けのためだけに事業を興しただろうか。


事業を通じた社会貢献のために、自分の得意分野で事業を興し、社会

の発展に貢献しようとした結果が、あれだけ社会に影響力があり、


サステイナブルな会社に育ったのだ。


ということは、事業家も社会起業家も本質的には同じこと。


社会の健全な発展のために事業を通じて貢献していくという思いは


共通なので、小暮氏のように「世のため人のため」という軸をぶらさず


自分の出来ることを全力でやっていこう。


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ニンジンの奇跡 09106

テーマ:
ニンジンの奇跡―畑で学んだ病気にならない生き方 (講談社プラスアルファ新書)/赤峰 勝人
奇跡のりんご の木村氏と同様、完全無農薬、完全無化学肥料で
農業をされている赤峰氏による農業・病気にならない生き方
の指南書。
・複合汚染の怖さ
・4人に1人はアトピーの時代。その原因は石油を原料にした
化学合成物質。日本は国が認可しているもので389種類もある。
しかも動物実験のみで認可が下りたもののみ。

・年間の農薬使用は30万トン、化学肥料は300万トン。無農薬

 野菜でも化学肥料は使っている場合がほとんど。化学肥料は

 化学物質で分解されず、浸透圧で作物に入る。


・一日2食。玄米を中心に。コーヒーは陰性で体を冷やすので良くない。


・地表を境にして、「陽」である太陽に向かっていく葉や茎が「陰」、

 太陽を背にして地下にもぐっていく根が「陽」。陰陽を理解する。

 夏「陽」に育つ野菜は陰性で、冬「陰」に育つ野菜は陽性のもの。


・石油でつくった化学肥料は土にかえることはなく、何百年もその

 ままの形で残り続ける。人体に入った化学肥料などの化学物質 

 は分解されずに蓄積され、アトピーや癌を引き起こす。





赤峰氏は、近代農業とそれを何も考えずに受け入れる消費者に対して


警鐘を鳴らしているが、それだけでなく、ひどいアトピーの人の食事改善を


して1万人もの人を救ったり、農業実習で志高い農業従事者を育てようと


沢山の取組みをされている方。


自分の信念と役割に徹した生き方をしている、信念と実行の男。


書いてある内容も、生き様もかなり、かっこいい。


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日本の父母に/安岡 正篤

致知出版から安岡正篤氏の父母を対象とした本が


出版されたので迷わず購入。


「人間と動物とを分ける所謂ボーダーラインというもの、ぎりぎりの

決着は何だというと、結局、大抵が愛だというのですけれども、

愛はある程度他の動物にもあるもので、大切なのは「敬する」

ということであります。



「敬する」ということがあると、「恥づる」ということがる。これは

一対のもので、敬と恥、即ち敬うということと恥づる、この敬と恥の

二つの心、これが人間と動物との境界線です。」

人間として正しく生きていくうえで大切なことは、敬する心を育てること

であり、これが基本となってはじめて恥を知ることができる、とのこと。


それを教えるのは当然親である我々であると。


『父母憲章』
一 父母はその子供のおのずからなる敬愛の的であることを本義とする。
   父母を分けて言えば、父は子供の敬の的、母は愛の座であることを旨とする。
二 家庭は人間教育の素地である。子供の正しい徳性と良い習慣を養うことが、

   学校に入れる前の大切な問題である。
   このことが善く行われれば、少年の非行犯罪もほとんどなくなることは、

   各国において実証されている。
三 父母はその子供の為に、学校に限らず、良き師・良き友を択んで、これに

   就けることを心がけねばならぬ。
四 父母は随時祖宗の祭を行い、子供に永遠の生命に参ずることを知らせる

  心がけが大切である。
五 父母は物質的・功利的な欲望や成功の話に過度の関心を示さず、
親戚交友

   の陰口を慎み、淡々として、専ら平和と勤勉の家風を作らねばならぬ。
六 父母は子供の持つ諸種の能力に注意し、特にその隠れた特質を発見し、

   啓発することに努めねばならぬ。
七 人生万事、喜怒哀楽の中に存する。父母は常に家庭に在って最も感情の

   陶冶(とうや)を重んぜねばならぬ。           


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城山三郎氏による、興銀中興の祖である中山素平氏を題材に


した評伝。


リーダーが備えるべき人心掌握の術を豊富なエピソードで


描いてあり、リーダーたるものの心構えを学べる良書。


中山氏の好きな言葉である、レーニンの

「問題は解決するために提出される」

というのを楽しむかのように、次々に来る難問を、

・私心のない高潔さ

・正しいことを、正しいと誰に対しても言う

・巧みな根回しと粘り強さ

・壮大なスケールの構想力と実行力


で解決していく。


瀬島龍三氏をはじめ、この時代の伝説的なビジネスマンというのは、


人間のスケールが違うなぁ。



アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)/エンリケ・バリオス

主人公の男の子が宇宙人と仲良しになり、宇宙船に乗って


宇宙の様々な星を散策し、宇宙の偉大な叡智=神=愛


という真実を教える、という内容。


しかも、本当がうそか分からないが実話という。


小学生でも分かる平易な文章だが、真実がたくさん詰まった本


で、これほど宇宙の真理?を分かりやすく伝えている本は


初めてかも。


息子が小学生の中学年くらいになったら是非読ませたい。





28年目のハーフタイム (文春文庫)/金子 達仁

サッカー日本代表が28年ぶりに出場し、ブラジル代表を下した


“マイアミの奇跡”が起こったアトランタ五輪での実話を、監督や


多くの選手たちの取材を元に浮き彫りにしていくという内容。


人に勧められて気軽に読んだが、スポーツだけに限らず”チーム”


運営に関して参考になることがとても多かった。


・監督、リーダーは決してキレてはいけない

・攻めと守りが相互信頼の関係を気づかなければチームは

 瓦解する

・攻めばかりが注目されるチームは、守りが腐る

・監督・リーダーの言動に気をつける。影響度は想像以上に大きい


あたりまえのことだが、オリンピックという舞台ですら起きてしまう


ことなので、相当に意識しないとすぐに悪い方向に行ってしまう


ということを、リアリティを持って感じられた。


スポーツに関する本から以外な収穫が得られたことがうれしい。


魂の叡智 日月神示:完全ガイド&ナビゲーション (超知ライブラリー)/中矢 伸一

マヤ文明の予言など多くの言い伝えや宗教で2012年に


リセッションが起きると言われている。


近年の異常気象や天変地異の頻発など、まんざら大ウソ


とも思えないような事態が起きているのが少し怖い。。


リセッションに合わせて、宇宙からチャネリングで頻繁にメッセージが


降りて来ているという。


日本は神の国ということで、日本に相当数のメッセージが降りているらしいが、


本書は、大神様からのメッセージをまとめたものとして勧められた本。


衝撃的なことばかりだが、真実と思えることもとても多い。


傲慢になった人間への警句を伝えるために降りて来ていると考える


と辻褄が合う。


真偽がどうというより、傲慢さを捨て、謙虚になり、感謝と愛を


持って生きていきなさい、というメッセージとして受け取ろう。

不毛地帯 09096-09099

テーマ:
不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))/山崎 豊子

不毛地帯 第2巻 (新潮文庫 や 5-41)/山崎 豊子

不毛地帯 第3巻 (新潮文庫 や 5-42)/山崎 豊子

不毛地帯 第4巻 (新潮文庫 や 5-43)/山崎 豊子

大本営陸軍参謀を務め、終戦とともにシベリアに11年間抑留され、


帰還後、伊藤忠商事に就職し、会長にまでなった瀬島龍三氏


モデルとした小説。


現在フジテレビの50周年記念ドラマとして放映中で、本書にかなり


忠実に再現されているので毎週欠かさず見ている。


シベリア抑留は1巻のほとんどの紙面を使い、その理不尽さと


極限の中での人間の心理、醜態が描かれており、その中でも


瀬島氏が人間の尊厳と誇りを保ち、生きて帰るまでのシーンは


本書のクライマックスの一つである。


その後の活躍も、死を覚悟した極限の世界を生き抜いて来た


人間が持つ覚悟があったからではないかと思わせる。


仕事では、参謀として繊維商社から総合商社に育てあげるが、


その構想力や粘り強さ、私欲のない潔癖な人間性などいずれも


超一流すぎて参考にならないくらい。


瀬島龍三氏と一緒にシベリアに行くほど懇意にしている


アサヒビールの中條名誉顧問とご一緒させていただく機会が


あるので、不毛地帯に書かれていない瀬島氏の素顔について


うかがってみよう。


仕事の思想 09095

テーマ:
仕事の思想―なぜ我々は働くのか (PHP文庫)/田坂 広志

同じく、MGR向け講演前に再読。


講演では、テクニック的なことを極力抑え、


・みんながどれだけ恵まれた環境にいるか。

・マネージャーは成長スピードが早く、幸せだ。

・利益は社会への価値提供の対価。会社を大きくする

 ことがその価値提供の量と面を増やせるということ。

・言葉の大切さ(コトダマ)。言葉を一番聞いているのは自分自身。

・For meでは力が出ないし、周りの協力が得られない。

 For youは、力が出るし、周りが協力する。

・親の気持ちになってメンバーの成長を喜ぼう。

・マネジメント経験は、育児にもいきてくる。(え?って感じだったけど真実)

・mustとwantの共有出来るポジションが人の心地よいポジション

 であり、力を発揮する場所。まずは自分がそのポジションを見つけ、

 そこにメンバーを導こう。

・経営者視点。

・傾聴

・感謝

・鏡の法則


みたいなことを伝える。


参加したMGRからとても参考になったとうれしい声が。


MGRが変わり、メンバーが成長することで、会社が成長する。


そして、成長した分、社会への価値提供の量も増えると考えると


この準備も講演の時間も無駄ではなかったかなぁと。