人生の教科書「人間関係」 (ちくま文庫)/藤原 和博

藤原和博氏が人間関係について語った内容。


人間関係を築くコツは、


1、人間に関心を持つこと


2、強みだけでなく、弱みでもつながること


3、組み合わせる力が縁を倍加する


4、知恵を借りる姿勢を崩さないこと。聴く姿勢が100倍大事。


5、相手の言葉で語る。その前に訊いて、聞いて、聴きまくる。


とのこと。


聴くって大事なんだよなぁ、と改めて実感。ついつい話し過ぎて


しまうことを反省。。

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金融無極化時代を乗り切れ!/丹羽 宇一郎


尊敬する伊藤忠会長の丹羽氏の新作ゆえ早速


読んでみる。


博学の氏がリーマン・ショック以降の世界経済情勢を


解説・予見する内容で面白い。


普段から、世界を動的に見て、社会がどう変化していく


のか予見しようとはしているが、丹羽氏は、見ている


スケールも具体性も、深さも圧倒的で多くの気づきを


頂いた。



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自助論 09037

テーマ:
スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫/サミュエル スマイルズ

スマイルズの世界的名著。


京セラの稲盛会長がよく言う、「天は自ら助くる者を助く」


というフレーズは本書からの引用。


当時の偉人の努力を列挙し、ひたすら努力し続けなさい、


という凡人には少々辛くなるほどのお説法。


天才でも相当な努力をしているのだから、凡人はなおさら


努力し続けなくてはいけないのだと気合が入る。

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人徳の研究―「水五則」に学ぶ人間の在り方 (ノン・ポシェット)/松原 泰道

作者不明の古典「水五則」は、水の性質をかりて深い人生論を


表象したもの。


戦国の名将・黒田如水が座右の銘としたことで有名。


一,自ら活動して 他を動かしむるは水なり
  →指導者は、「自ら進んで他の人の長所を見つけ、

    他を励ましむる水」となるのです。

 

二,常に己の進路を求めて止まざるは水なり

 →指導者自身が水に変身して、「常に自分自身をリードする」こと

   です。それには指導者自身が、思い上がりを捨てて「自分も

   不完全な人間だ」との謙虚さをもつことが大事でしょう。



三,障害にあい、激しくその勢力を百倍し得るは水なり

  →艱難をくぐり抜けて人間は大きくなるのです。


 

四,自ら潔うして他の汚れを洗い 清濁併せ容るるの量あるは水なり  

  →清潔・公平だけで務まるものではありません。俗に”水清ければ

   魚棲まず”と言うように、あまり清廉すぎるとかえって人から

   親しまれないものです。


 

五,洋々として大海をみたし 発しては霧となり、雨雪と変じ霰と化す。

   凍っては玲瓏たる鏡となり 而も、その性を失わざるは、水なり。

   →人間は、環境などによって変化することはあるが、それが

     人間の真実性なんだから「無為自然」の道に従うものです。


水のように、生きろと。

トヨタの知識創造経営/大薗 恵美

世界1位の自動車メーカーに上り詰めたトヨタの経営モデル


の解明をしようと試みた本。


トヨタと言えば、カイゼンが有名だが、その前提となる文化


として、矛盾を積極的に受け入れる文化があるということ


らしい。


企業が失敗する主な理由の一つは、過去の成功によって


創り出された古い手法に固執し、イノベーションを起こせなく


なってしまうことがあげられる。


それを理解し、矛盾を積極的に取り入れているトヨタは、


矛盾を繁栄の糧にしており、主張の対立を自らのエネルギー


としていることがトヨタの強さの秘訣なのかも知れない。


また、世界一位の自動車メーカーになっても渡辺社長が、


「私が最も恐れているのは傲慢と慢心の二つです」と言う


ストイックさが素晴らしい。


慢心や現状維持は衰退のはじまりであることを、これだけの


企業になっても思い続けているのは簡単なことではない。


この1冊ではとてもトヨタの全部を理解することは出来ない


が、エクセレントカンパニーたる所以の一端は伝わって来た。


本書を読み、今まで以上に良い企業組織、企業文化を


創り出したいという情熱が沸いて来た。



なぜ、ネットでしかヒットは生まれないのか/津谷 祐司

モバイルでユニークなコンテンツを多数生みだしている


ボルテージ社の社長が書いた本。


社内でコンテンツ作りに関わっているメンバーの中で話題に


なった本で、現在、新規事業でコンテンツ関係の仕事を考えて


いるので参考とする。


価値観がひとつではない成熟社会では、10万人にヒットする


徹底的にセグメント化されたコンテンツを多数作り出す


というのが、これからのヒットコンテンツを生み出す定石


だということらしい。


ターゲットを絞り込み、徹底的にターゲット像を浮き彫り


にしていく作業は、コンテンツやメディア作りをしていく上で、


とても参考になる。





致知5月号 09033

テーマ:

今回の特集は、「執念」。


仕事で執念に燃えて、何かを成し遂げた人たちを特集。


悪魔の兵器と言われる地雷除去をライフワークとしている


大谷氏はまさに執念の人。


13年前にカンボジアを訪問した際に、地雷で手足を失った


人たちを何人も見て愕然としたという体験から、地雷除去の


NGOを作り、カンボジアから10年以内に地雷を全部除去する


ことに執念を燃やしている素晴らしい方。


幸せな国に、幸せな時代に生まれた奇跡を自覚し、自らの


ためでなく、他者に対し命を賭けて行動する大谷氏を


尊敬する。


自分にはカンボジアの地雷除去は出来ないが、少なくとも


活動費だけでも協力させて頂いた。



カンボジア地雷除去キャンペーン寄付



現場革命 09032

テーマ:
現場革命―ふつうの会社をオンリーワン企業に!/大脇 順樹

元リクルートの社員から勧められた本で、リクルートがクライアントに


社員のモチベーションを向上させる研修を導入し、業績を向上させた


という実話。


そんなうまくいくわけないやろ、と思いつつも、社員が会社の方向や


ビジョンを理解し、クライアントの満足向上のために努力することが、


結果的にクライアントも自社も繁栄するという当たり前のことを


再認識させられる。


天外伺朗氏の

運命の法則―「好運の女神」と付き合うための15章/天外 伺朗

で言う、燃える集団に組織がなったら想像以上のパフォーマンスが


発揮される、ということに近いかも。


自分の組織が燃える集団になるためには、メンバー全員が


使命感を持って取り組める意識に変えていかなくては


いけないんだろうな、と。


自然農法 わら一本の革命/福岡 正信

奇跡のリンゴ の木村氏が、無農薬栽培のリンゴの農法を


確立できずに苦しみながら試行錯誤をしているときに、何度


も読んで参考にしたというのが本書。


農業に関する本ではあるが、ほとんど哲学的な内容だ。


その農法は実にユニークで、土地の地力を高め、わらを


農地にまくだけという農法。農薬は一切使わずに、農薬を


使用した畑以上の収穫量があるという。


この農法がもっと普及し、安価で当たり前に無農薬栽培の


米や野菜など増えてほしいと願う。


著書である福岡氏は、そんな当たり前の世の中になって


ほしいと強く願い実践されている点がすごい。


友人も最近、自然の素材を使った無農薬栽培のビジネスに


乗り出した。


彼は、普通にスーパーで並ぶ野菜が、農薬をたっぷり使った


野菜などと同じ値段で買える社会を実現したいと言う。


そんな彼を心から尊敬し、必要があれば全力で協力したいと思う。

創造と変革の志士たちへ/堀 義人

まずもってタイトルが響く。


社会が大きく変わろうとするときに時代を牽引するのは、


それまでの時代を創った人間ではなく、若くて創造性と


情熱に溢れ、行動力のある人間によって創られることを


歴史が証明している。


堀氏は、ビジネスの世界で創造と変革を起こそうと、


ビジネス界のリーダーを育成すべく尽力されている。


本の半分は宣伝っぽくなってしまっているが、本気で


志士を創ろうとされている姿勢にとても共感する。



志士とは、「志を胸に、社会に貢献するという強い


信念を持ったリーダー」である。そして、「創造と変革


の志士」とは、能力を向上させ、志を立てて、信念の


伝播により生じた人的ネットワークを率いて、社会の


創造と変革を担うリーダーのことなのである。


志士には、試練を楽しむ姿勢を持ち、気高い生き方


をしてほしいと思う。


「試練を楽しむ姿勢」とは、試練が成長の機会を与えて


くれると喜び、積極的にチャレンジしていく姿勢である。


「気高い生き方」とは、世界観、歴史観、人生観、倫理観、


そして使命感を兼ね備えている生き方である。



100%この考えに同意できる。


自らもかくありたいものである。