「成功」と「失敗」の法則/稲盛 和夫
久し振りに稲盛会長の本。

致知の巻頭言を書籍にまとめた内容で、短い文章


ながら心に響くものばかり。



試練を、絶好の成長の機会としてとらえることができる


人、さらには、人生とは心を高めるために与えられた


期間であり、魂を磨くための修養の場であると考えられる


人こそが、限りある人生を、豊で実り多いものとし、周囲


にも素晴らしい幸福をもたらすことができるのです。



魂を磨くための修養の場と考えられればどんな試練も


前向きに捉えられるだろう。



仏の教えに、「足るを知る」ということがあるように、膨れ上がる


欲望を満たそうとしている限り、幸福感は得られません。


反省ある日々を送ることで、際限のない欲望を制御し、


いまあることに「感謝」し、「誠実」に努力を重ねていく、


そのような生き方の中でこそ、幸せを感じられるのだと


思います。


足るを知り、感謝し、反省し、誠実に、努力し続けることが


人間成長の要諦なのだと改めて認識。

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オルタナ 08194

テーマ:
オルタナ 2009年1月号

環境省が5年連続で法制化を目指していながらも


産業界の猛反発にあいまだ実現できていないという

「環境税」。


これをいち早く取り入れた、フィンランドをはじめ


導入したヨーロッパ諸国の実態をレポート。


ヨーロッパの本気度合は素晴らしいと思う反面、


排出権取引などで金儲けの道具として使う面など


微妙な一面もある。


それでも日本が現状のままで良い訳はないので、


ヨーロッパを見習ったほうが良いのではないだろうか。


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飛翔する日本/中川 昭一

現役政治家の本として、阿倍晋三氏の「美しい国へ」


麻生太郎氏の「とてつもない日本」 に続き3冊目。


中川氏は二世議員にも関わらず気骨で、芯が太く、


発言内容も政治信条も真っ当な政治家だなぁという


印象を持っていたが、本書を読み改めて中川氏が


偉大な政治家だという認識を持った。


ただ阿倍晋三氏も麻生太郎氏も彼らの素晴らしい


政治信条を、総理大臣という強権を持ってしても


実行出来なかった。


抵抗勢力を跳ねのけ理想の国家創造のために


次期総理大臣?として活躍して欲しいと願う。

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覇権の終焉 08192

テーマ:
覇権の終焉 (Voice select)/中西 輝政

国際政治学者である京都大学院教授の中西氏による


アメリカ没落後の日本の外交戦略について述べた内容。


隷属国家日本の岐路 の著者である北野氏と同じく、


アメリカ没落後の日本の外交と政治を、意思と戦略を


もってやらなきゃマズイよ、という内容。


アメリカが衰退後の世界情勢は劇的に変化するはず


なので、冷静に且つ客観的に日本の方向を示していける


政治家の出現を期待するのだが・・・。

金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)/安部 芳裕

飛行機で読むための軽い本を買おうと本屋で怪しい


タイトルの本書を手にったが意外にもオモシロイ。


ロスチィルドが1774年に25カ条からなる「世界革命行動計画


を立て、全世界のマンパワーと資源を独占するための行動計画


がスタートしたという、この時点で怪しさ120%の内容。


しかしFRBの株を政府は1株も持っておらず、チェースマンハッタン


銀行以外の銀行は全てロスチィルド系投資銀行という辺りは信憑性


が高くなる。


現在起きていることと、「世界革命行動計画 」に書かれていること


が奇妙にも一致していることが解説してあり、若干恐ろしくなることも。


あり得ない話だとは思うが、もし本当にそういう世界があるとしたら


恐ろしいことだなぁと。

隷属国家 日本の岐路―今度は中国の天領になるのか?/北野 幸伯

覇権国家アメリカが唯一の大国の地位から凋落し、あと数年で


日本を抜いて経済大国となる同じく覇権国家中国の国際社会


での台頭という大激変の時代にあって、これから日本が


自立国家としての道を歩むのか、それとも、中国の隷属国家


となるのかということを、国際関係の専門家が鋭い視点で


論じた内容。


日本は、中国やロシアなど自国の国益のみで政治を行う老獪な


国に挟まれ、その上、アメリカが自国のことで精一杯になって


しまった今、外交の強化、防衛体制、食糧自給率の向上、


エネルギー確保などをしっかりとした意思と戦略を持って


いかなければいけないという著者の意見に賛成する。


メモ

・中国の軍事予算は日本の3倍。19年連続二桁の伸び。

・99年からGDP比累積債務残高がG7で最悪。更に悪化

 するので、日本の財政は2020年までもたないbyMr円・榊原氏

・空洞化は国家税収が減るため悪。製造業を捨ててはいけない。

 そのため法人税の減税を。

・米国の通商代表部は政府に「年次改革要望書」を提出。郵政民営化

 もこの要望書で強く要求。米国の金儲けのための外交。

・中国はエネルギー確保のためには他国を侵略する。

 ex)1974年ベトナムの西沙諸島に侵略。1995年にフィリピン領

    のミスチーフ環礁に軍事施設を建設、その後拡充。

・中国の脅威のために仲良くする国は、1アメリカ、2ロシア・インド

・食料自給率向上は、学校給食を完全米飯給食にする。現在2.9日/週

 完全米飯給食にするだけで年に10億食増える。

特攻の本 08189

テーマ:
これだけは読んでおきたい特攻の本/北影 雄幸

「今日われ生きてあり」など特攻に関する名著を


抜粋した内容。


電車や飛行機の移動中に読みながら、涙が止まらない。


父を戦争で亡くし、母を病気で亡くし、ひとり残された11歳の妹に


特攻隊員が送った最期の手紙は、完全に感情移入してしまい、


涙が止まらない。



なつかしい静(しい)ちゃん!


おわかれの時がきました。兄ちゃんはいよいよ出げきします。


この手紙がとどくころは、沖縄の海に散っています。


思いがけない父、母の死で、幼い静ちゃんを一人のこしていくのは、


とてもかなしいのですが、ゆるして下さい。


兄ちゃんのかたみとして静ちゃんの名であづけていた郵便通帳と


ハンコ、これは静ちゃんが女学校に上がるときにつかって下さい。


時計と軍刀も送ります。これも木下のおじさんにたのんで、売って


お金にかえなさい。兄ちゃんのかたみなどよりも、これからの


静ちゃんの人生のほうが大じなのです。


もうプロペラがまわっています。さあ、出げきです。では兄ちゃんは


征きます。泣くなよ静ちゃん。がんばれ!



22歳で特攻死した特攻隊員の遺書。


人生わずか50年とは昔の人の言う言葉。今の世の中の我ら二十年に


して既に一生と言い、それ以上をオツリという。まして有3年も永生きせし


はゼイタクの限りなり。いささかも惜しまず。笑って南の果に散る、また


楽しからずや。


人生とは時間ではなく、中身の濃さと言うが、人生を生き切ったと言える


者が達観した時に初めて出る言葉だろう。


しかし、この時代に生まれていなければ50年どころか現在だって生きて


いたかも知れない命。


我々は多くの彼らのような若者からバトンを預かっている。


無駄に享楽的に生きたら彼らに対する罪だ。


この時代、この日本に生まれた奇跡と使命を感じずにはいられない。

自らの身は顧みず/田母神 俊雄



田母神氏が、論文を出して自衛隊航空部隊トップである

航空幕僚長を解任された事件から約1か月で出版に至った

その情熱がすごい。


田母神氏は幕僚長という立場で本気で国の国防を担い、

その最前線であるからこそ日本の危機を感じ、それを世に

問うために論文を発表し、国会で発言し、本書を世に出して、

日本のおかしな現状に一石を投じようとしたのだろう。

自分達の国を貶めて悦ぶ一種倒錯した姿勢は、特にマスメディア


や教育界で顕著だ。彼らは中国や韓国などの外国勢力と一緒に


になって日本を断罪する。


まだ戦争を知っている世代が生きている間は良かったが、その


世代がいなくなると益々このマインドコントロールは強くなり、政治


や教育を規制するようになってしまう。私はそうした現状に危機感を


抱き、苦難に満ちた日本の近現代史を最近の研究成果などを引用


しながら綴り、「侵略国家」ではないと主張したのである。



その使命感に完全に感服する。


本書でも繰り返し述べられているように、「日本は良い国だ」


「侵略国家などではない」と言ったら、「日本は良い国だった


とは何事だ、政府見解では悪い国になっているんだ」と


更迭されてしまった。


マスゴミのバッシングも半端じゃなくひどかった。


マスゴミの論説を作っている団塊世代は、日本を悪い国


と仕立てたいだけなのではないだろうかとさえ思ってしまう。


本書では、ウォーギルトインフォメーション や20万人の


公職(教師や役人など)追放 などのGHQの政策によって


植え付けられた自虐史観と、村山談話河野談話


今の日本の外交を縛りつけていることなどを非常に論理的


に説明していて、マスゴミが取り上げたような危険思想など


微塵もないどころか、国のことをここまで考えている自衛官


のトップがいたことがよく分かり心強く思う。


酷いバッシングをしたマスゴミ関係者は全員本書を読む


べきである。その上で、反論があればすれば良い。


政治家や教育関係者、自衛官、若きリーダー層には


必読の書と言える。


メモ

・論文では村山談話には言及していない。しかし私を批判する

 人が「政府見解と違う」という政府見解がこの談話を指すこと

 は言うまでもない。その談話の中で、大東亜戦争を「侵略」

 と「植民地支配」と断じて反省とお詫びをしている。この談話

 によってどれほど我が国が名誉を傷つけられ、また経済的

 損出を被っているか。国益を守るべき政治家が、国損を与えて

 許されるのだろうか。

・この村山談話こそが戦後のマインドコントロールの象徴なの

 である。村山氏は社会党員の首相で、政治混迷の中で誕生

 した「自社さ政権」という異常な政権によってもたらされた

 異常な談話であった。この談話を大事に維持して、中国や

 韓国に国益を主張できない姿こそを問題と言うしかない。

・この呪縛が国の安全保障体制の構築に重大な困難を

 もたらしていることはどんなに強調してもしすぎることはない。

・日本の防衛がいかに困難に陥っているか。拉致事件では、

 被害者を取り返せず、核とミサイルを持つ北朝鮮への

 対敵地攻撃能力もないことが雄弁に物語っている。

・「集団的自衛権」は行使出来ず、「領海警備」も許されず、

 攻撃的兵器も保有できずにいる。国を守るというのに、

 制約ばかりが多いのが日本の国防の現実である。

 これでいったいどうやって国を守れというのだろうか。

・学校では明治維新以降我が国の先人達が、国を守る

 ために血と汗を流した感動の物語が殆ど教えられて

 いない。戦争の悲惨さを教えると言いながら、日本軍の

 極悪非道ぶりを強調するような内容になっている。

 これでは子供たちが自国に誇りを持てる訳がない。

 税金を使って反日教育をやっているようなものである。

成功者の告白―5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語 (講談社プラスアルファ文庫)/神田 昌典

3年ぶりに再読


3年前もこの法則に当てはまっている事例を見て来たが、


この3年の間にも多々この法則に当てはまる事例を多々


見て来た。


経営者必読の書であるが、経営者に限らず本気でビジネス


をしている人にとっては必読の書と言える。


改めて家庭を大事にしなくてはいけないということと、


ビジネスの発展段階で起こるであろう事象について


意識していかなくてはいけないと、身が引き締まる。


人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ (河出文庫)/ロバート フルガム

欧米では大ベストセラーとなった本書。

数千万人の読者がいるという哲学者による


エッセー。


タイトルにある通り幼児教育系の本かと思い


手に取るが、徒然なるままに綴ったただのエッセー。


銀行や歯医者の待合室で読むには良いが、


気合を入れて幼児教育系の本だと思って読もう


とするとイマイチかも。