ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書 297)/石野 雄一


アカウンティング脳になっているついでに久しぶりに


ファイナンスの学習も。


著者である石野氏はMBAの緑本と言われる道具としてのファイナンス


を書いた人で、ファイナンスの世界では知られた存在。


本著は、初心者向けにとても分かりやすく書かれたファイナンス


の本で、何度読んでも気づきがある。


難しいことを、優しく伝えられるのはひとつの優れた才能だ。


石野氏と飲んでいるだけでは、その頭の良さが実感として沸いて


こないんだけど、それがまたすごいんだな(笑)

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企業価値を創造する会計指標入門/大津 広一

分譲マンション屋さん絶賛 だったのでお借りする。


3月はこれでアカウンティングに関する本は3冊目。


やはり集中して学ぶと脳が会計脳になるのかすんなり入ってくる。


しかし決して表題にあるような入門編じゃないよな、と思うほど


内容が充実していて、ある程度の基礎がないと読み込めない内容。


アカウンティングの本は通常指標の羅列と簡単な解説がついている


ものが多いが、本書はROE、ROA、ROIC、営業利益率、EBITDAマージン、


フリーキャッシュフロー、株主資本比率、売上高成長率、EPS成長率、


EVAなど10の重要指標を実際の企業の実例を紹介しながら読み解いて


いくという内容で、分譲マンション屋さんが5つ星をつけるのが良く分かる。


実例があり、その裏に隠された企業側の思惑までをも読み解いて


いく洞察力に感心しながら、じっくりと時間をかけて読み進めた。


これは何度も読むべき本なので、早速購入しよう。


>分譲マンション屋さん

良書を貸してくださってありがとう!

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社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論/イヴォン・シュイナード


パタゴニア創業者が15年かけて書いた本。


本著は、21世紀型の経営論に関する本であり、環境の本であり、


一人の偉大な男の自叙伝でもある、非常に深い本で、久しぶりに


興奮しながら読めた。


会社は株主のモノだというおバカがいるが、パタゴニアの創業者は


「健康な地球がなければ、株主も顧客も、社員も存在しない」と言い、


この言葉が21世紀型経営の最上位概念だと100%納得する。


私達がビジネスを続ける最大の理由は、環境危機を省みない政府


や企業のあり方を変えることなのだから、行動は何をおいても重要


になる。


そして、その実践のために売り上げの1%を様々な環境団体に


寄付し、支援している。


利益を出して稼ぐことが第一なのでもなく、ブランドを強化する


ことが第一なのでもなく、ビジネスは環境に対して責任がある


という理念に従って行動することがビジネス続ける本源的な


理由であるというイヴォン氏はとても偉大な人だ。


売り上げの1%を環境保護や回復を推進する団体に寄付する


企業同盟「1%for the Planet」はすでに世界で500社近くにも


なるという。


ビジネスと人生における理念が合致し、そしてその理念に


従い生きているイヴォン氏の考え方・生き方に強烈に共感


する。


こういう生き方が完全に理想だと思う。

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決定版 失敗学の法則 (文春文庫)/畑村 洋太郎


世の中同じような失敗が連日起こり、世間をにぎわせている。


本著は、なぜ失敗は起こり、どう活かせば良いのかということが


まとめられている。


様々な失敗の事例やそこに至る経緯などが沢山紹介されて


いて示唆に富んではいるが、ストンと腹に落ちてこない。。。


失敗から学ぼうという姿勢が弱いのだろうか。。。


なぜ敗れたか日本海軍―孫子の名言に見る惨敗の真因 (光人社ノンフィクション文庫 525)/是本 信義

海上自衛隊で護衛艦隊艦長を務めれた是本氏が


太平洋戦争惨敗の真因を探った内容。


日露戦争での奇跡的な勝利がおごりを生み、自分も


他者も知る努力をせず、情報不在を招き、結果的に


惨敗することになったと言う。


「情報なくして戦略なし」

「彼を知らず、己を知らざれば、戦うごとに必ず危うし」

「彼を知りて、己を知れば、百戦して危うからず」


この孫子の兵法の観点から日本海軍が敗れるに


至る経緯を検証した内容は、ビジネスの世界にも


当てはまることが多いと思う。


謙虚な姿勢で情報を収集・分析することの大切さを


学んだ。


[新版] MBAアカウンティング (MBAシリーズ)/グロービス・マネジメント・インスティテュート

引き続きアカウンティグの勉強。


本著は2回目。


本に書いてあることはおおよそ理解できるようになって来た。


しかしそれではただの学問で終わってしまうので、


実際のビジネスの場で使えるレベルにしなくては


意味がない。


まだまだ。


為替がわかれば世界がわかる (文春文庫)/榊原 英資

ミスター円の異名を持つ榊原氏が専門の為替を通じて、


世界経済・世界政治について語った本。



よく政治経済と言うが日本は完全に切り離されてしまって


いる印象を受けるが、アメリカは政治と経済が密接に連携


していることが良く分かる。


全体として世界経済のダイナミックな動きが見れてとても面白い


反面、為替の取引をゲームと言い張り、その手法について延々


語っているところはどうなんだろう、と思う。


ゲームで為替の取引をすることで世の中に新しい


価値を生んでいるのだろうか。


そのことに対する答えが最後まで分からなかった(という


か答えはないのだろうな)のが残念。


アーロン収容所―西欧ヒューマニズムの限界 (中公新書 (3))/会田 雄次


京都大学の教授で歴史家の著者が、太平洋戦争の際ビルマ


でイギリス軍の捕虜となった経験を激しい怒りとユーモアを


交えて書いた本。


捕虜生活で味わったイギリス軍による家畜同然の扱いは、現代の


我々が見聞きしても大変腹立たしい。


人間をこうも変えてしまうのが戦争なのか、それともそれが


人間の本性なのか。


一つの事実として知ることは意味あることだが、なんとも


後味の悪い内容だった。(著者の問題ではなく、内容が)

ビジネス・アカウンティング―MBAの会計管理/山根 節


2007年度はアカウンティグの年としつつもあまり捗らなかった。


2008年度も引き続きアカウンティグを集中的に学ぶ年にすべく


3月は集中してアカウンティグの勉強をすることにした。


本当は4月からグロービス大学院のアカウンティングのクラスを


受講するつもりだったが、他のスクールとスケジュールがかぶって


しまったので延期となってしまう。何とか年内には通いたい。


本著は、単に会計の手法だけを教えたような内容ではなく、経営に


どう会計を活かすのかという視点で書かれているのでとても実用的。


もう6年前の本なので、書かれていることが若干古いと感じることが


あったが、そう思うこと自体が少しは成長したのかも。