国連の政治力学―日本はどこにいるのか (中公新書 1899)/北岡 伸一

国連の外交官として参加する中で著者が感じた国連のあり方、安保理のこと、国際関係などを、自分の体験を通じて得たことを率直に語った本で面白い。


国連ってそもそも何だろう?

国際政治って今どうなの?

ロビー活動の実態は?

安保理って何だろう?

常任理事国入りのメリットと可能性は?


など広くカバーしていて国連のことが分かったような気がする。


国連における日本の立場が微妙だなと漠然と思っていたが、自分なりに国連のあり方や問題点、不公平な点、負担金の理不尽さ、常任理事国入りの是非が整理出来た。


日本が21世紀の世界のリーダーになるためには、まずは国連での存在感を示すことだ。



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街道をゆく (40)/司馬 遼太郎

初めて読む司馬遼太郎氏の街道をゆくシリーズ。


司馬遼太郎を敬愛し、台湾の歴史に興味を持ち始め、李登輝を偉大な政治家と考える自分にはとても興味深い本。

司馬遼太郎氏の感性と徹底した取材を通じて見える『台湾』は自分が断片的に知っている台湾とは違った角度で理解させてくれる。
後半に李登輝氏と司馬遼太郎氏の対談の中で、李登輝氏が語った「台湾独立など、百害あって一利なし」の意味が分かったような気がする。
台湾という国は実に舵取りの難しい国だと思う。

近い将来台湾を旅したいと思う。


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石原 結實
家庭でできる断食養生術―やせる、きれいになる、病気が治る (PHPエル新書)

「健康について」の講義のための3冊目。


現代人の病気は飽食による血の汚れが原因という。そのために断食が良いという内容。


前に読んで以来、プチ断食を意識している。


どうしても夜の酒宴が多く、飲んだ翌日は朝食を抜いて胃に何も入れない時間を15時間程度作るようにしている。


いつかまとめて1週間位断食をして体をリセットしたいと思う。



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食品の裏側―みんな大好きな食品添加物/安部 司
「健康について」の講義のために速読した本の2冊目。
改めて食品添加物の怖さを思い出した。前にも読んだ時も気をつけようと思ったが、それでもたまにはいいか、という気持ちで食品添加物が入っている食べ物を気にせず食べてしまうこともあったがやはりとても怖いことだと再認識。                                                                      
特に食品添加物の一括表示と複合摂取は怖い。                                              
人類の歴史の中で、食品添加物を摂取したのはこの数十年のこと。                                 
この先、どんな弊害が出るのだろう。                                                  
自分に出来ることは、極力摂取しないようにすること。そして何より自分の排毒機能を高めること。排毒能力の高い玄米やアボガド、プルーンなどを意識して食べること。そして良く噛んで食べること。                         
メンバーにも食品添加物の過剰摂取は控えてもらいたいところだ。
病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-/新谷 弘実

自分の部署では持ち回りで週1回勉強会をしている。内容は基本的に仕事に関係することで、講師は自分の強みを活かした内容を講義することになっている。


今回は自分の番で、メンバーから強い要望のあった「健康について」。


仕事とは直接関係がないが、仕事をする上で、体が資本であることは間違いない。どんなに優秀でも体が弱いと良い仕事が出来る訳がない。また、健全な精神は健全な肉体に宿ることも真実なので毎日コンビニ弁当ばかり食べている若手社員に向けて気づきを与えられれば良いという思いから、健康についての講義を実施した。


講義前に本書を速読。


改めて読んでみて、頭で分かっているが、実行出来ていないこともあることに愕然としてしまう。


自分の意識を改めて高める意味でも良いきっかけになった。


メンバーは、初めて聞くことばかりだったようで、無知の怖さを知ったと喜んでもらえたようだ。


これからコンビニ弁当を食べないと誓っていた社員が、本当に変わるかが見ものだ。

わが子を名門小学校に入れる法 (PHP新書 (324))/清水 克彦

まさか自分がこの手の本を読むことになろうとは。。。。

2-3年毎に引越しを繰り返す我が家も息子が小学校に入学してからは引越しをしないと決めている。


そうなると2年以内に引越しをする次の家探しは、実質息子の小学校を決めるために非常に重要な引越しとなる。高校などは息子の好きにさせれば良いが、人間形成にもっとも重要な影響を与える時期にあたる小学校選びは親の責任として、真剣に考えなければならない。


本著の内容には甚だ共感出来ない部分が多々あったが、小学校選びをする上で参考になることは多かった。


これから1年以上かけ、小学校まで見据えた家選びをしよう。



十歳のきみへ―九十五歳のわたしから/日野原 重明


友人のムラタグ氏 から頂いた本。


95歳の日野原重明氏から、10歳の子供向けに命の尊さや家族の大切さ、戦争を絶対してはいけないということを伝えようとした内容で、オトナが読んでも学ぶことの多い本。


最後の章が「きみに託したいこと」という内容で、自分達の世代では出来なかった平和の実現をして欲しいと訴える。


日本が戦後豊かになり、戦争も無くなったが世界では何十年も戦争を続けている国があること。世界中のどこか一箇所でも、人々の命が脅かされているような国や地域があるならそれは平和ではないと。それを知ってしまったら、そこに責任が生まれると。


戦争の経験のない君たちには、今も世界の各地で続いている戦争でどれほどの深い悲しみにあるのかを想像するのは難しいことかも知れません。けれども、君自身が感じる、痛いとか辛いとか、悲しいとか、苦しいといった感覚や感情を頼りにして、他の人のことを深く察する「知る」に努めてみてください。


「知る」ということの中にもっと想像力をこめることが出来れば、世界中がひとつになって平和を求めていく力もそこから生み出すことが出来るだろうと、私は信じています。

君達にも深く知ることを実践してほしいと思います。そして、さらにその先に、「ゆるす」ことの出来る人になってください。きっと君達ならば私達に出来なかった平和を実現してくれると信じています。


95歳になり未だ現役で、次の世代に対して力強いメッセージを残される日野原氏はとても尊敬する人生の先輩だ。

もう、国には頼らない。経営力が社会を変える! (NB Online book)/渡邉 美樹
尊敬する渡邉美樹氏の最新刊。
外食だけでなく、学校、病院、老人ホーム、農業、更には地球環境にまで私利私欲に使命を忘れた【官】に代わり【民】の力で変えて行こうという渡邉氏の考えと行動(経営)の成果をまとめた本。

この本を読み、いかに官が腐っているかを知ると同時に経営力が、官による支配を受けている未成熟な業界を健全な業界に変えていけるのだということを理解することが出来た。


今は、将来やるべきことする前に経営力をつける、という自分の信念が間違っていないと自信を深めることが出来たように思う。


李登輝学校の教え (小学館文庫)/李 登輝

台湾で発刊禁止になりそうになった程物議を醸し出した、小林よりのり氏の「台湾論」以来交友のある2人の対談をベースにした内容。

李登輝氏が前大統領が死んで継承した大統領の座を自ら直接公選制に改め、そして再選し、2期努めてスパっと辞めてしまうという潔い政治家だと思っていたが、それが【私】ではなく【公】の精神がそうさせたというような話があった。


李登輝氏の政治家としての考え方は、とても共感出来るし、尊敬も出来る偉大な政治家だ。


これほどの巨人が日本の政治家にいるだろうか。残念ながらまずいないだろう。


李登輝氏ほどの政治家じゃなければ一国二制度の台湾の舵取りなど出来ないだろう。


日本にも、李登輝ほどの高邁な精神と教養と実行力とを持った政治家が出てくると日本も良い国になると思う。




未来を拓く君たちへ―なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか/田坂 広志

自分の使命をゆるぎないものにするために、何度も何度も繰りかえし読んでいる。

何度読んでも心に沁みる。そして新しい発見がある。


自分にとって心と身体の芯まで沁み込ませたい哲学のようだ。