ホタル帰る 07059

テーマ:
ホタル帰る―特攻隊員と母トメと娘礼子/赤羽 礼子

先日家族で5日間沖縄旅行に行って来た。


3日目に平和記念公園とひめゆりの塔にいくことにしていたため戦争に関する勉強に、特攻隊の母として親しまれたトメと特攻隊員との心の交流を描いた本著を読んだ。


・「残りの人生30年分をトメおばちゃんにあげるよ。」

・「明日死んだらホタルになって帰ってくるよ。」


特攻隊員の最後の言葉とエピソードの数々に涙が止まらない・・・・・。


戦時中の世間の描写も非常に分かりやすく、完成度は非常に高い本だと思う。



AD

14歳からの仕事道 07058

テーマ:
14歳からの仕事道/玄田 有史

なぜこんなタイトルの本を、という感じだが、嫁の仕事の関係で読んだ本の中で特にオススメということで一読。


東大で労働経済学を教えている教授が書いた本とは思えない程、実社会に即している(失礼!)内容で、就職前の学生やニート達にとってはとても価値ある本だと思う。


【仕事】について、働いたことのない若者に、これだけ分かりやすく本質を伝えられるような大人になりたいものだ。

AD
ランチェスター戦略研究会
ランチェスター戦略の基本がわかる本

会社の会議の中で、立ち上がったばかりの新規事業はランチェスター戦略を勉強したほうが良いという意見があり、ならば一読と読んでみる。


要は、選択と集中のことであり、強者、弱者の戦い方があるという内容。


これを知っているからと言って事業が成功するとは絶対言えないが、知っておいても良い内容ではある。


理論として大枠を理解して、自分の事業であればどうやって活用出来るかを考え、そして重要なことは実行すること。


長く新規事業の立上げやベンチャー投資をしているが、やはり事業の成功の鍵は実行力に尽きると思う。


会社のメンバーにも読ませてみよう。


AD
フラワー・レメディー・ハンドブック―エドワード・バッチ フラワー・セラピーの世界/P.M. チャンセラー
なんとなく気になって買って置いてはいたがなかなか機会がなく読んでいなかった時に、尊敬する先輩からホメオパシーのセミナーのお誘いを受け、関連するフラワーレメディに関する本著を事前に読んでみた。

フラワーレメディとは、エドワード・バッチという高名な医師が開発した治療法で、植物から抽出したエキスで心と体を治療するというもの。本著はおのおのの薬草についての辞書的内容。


病気には必ず心の乱れが関係しているので、病気の時に直接からだの治療ではなく、心の状態が調和を欠いていると、健康状態の回復が妨げられて開放に向かうのが遅れるだけでなく、不健康や病気の根本原因となるというもの。

西洋医学の切り貼り治療じゃなく、東洋医学の全体調和の考え方なので納得する部分が多い。


ホメオパシーのセミナーが楽しみだ。また新たな世界が広がりそうだ。


同期の桜 07055

テーマ:
同期の桜―かえらざる青春の記録/豊田 穣

戦争捕虜となり戦後解放された著者が、同期と戦争について語った本。


若くして、国家と国民のために、笑って死んでゆく。そういう時代であったのだ。


正しく彼らの犠牲の上に日本の平和は築かれた。今日、特攻隊を批判する人はいても、あのような多くの死なくして恒久平和を祈念する日本は生まれ得なかったのだ、という歴史に反対する人はいないであろう。


同胞のために白人国家の帝国主義を跳ね返して、よき日本を・・・・・・・と念願して散っていった彼らのために、まだ何もしていない、というのが私の実感であるが、この「同期の桜」は生き残った私が彼らの霊前に捧げる線香のことだ。


先人達があっての今の日本、ということを肝に銘じて、恥かしくない日本を未来の子供達に残すべきだという考えになる。






今回の特集はケータイビジネス関連。


ケータイの進化は留まることを知らない。もう行き着くところまで行っただろう思っても次から次へとイノベーションが起きて驚きを与えてくれる業界だ。


最近は、おサイフケータイが出来てケータイの用途が一気に広がると同時に市場が拡大した。


この流れに乗り遅れないようにしなければ。

真っ当な株式投資/板倉 雄一郎

題名にある通り本当に真っ当な株式投資の本。


板倉氏と橋口氏は日本人のファイナンシャルリテラシーを高めることで、資本市場の健全な発展と日本を活力ある社会にするという高尚な目的のために活動されていて、とても尊敬している人だ。


板倉氏が言う、「お金は社会に対する議決権」という言葉にとても共感する。

それを株式投資の当てはめて説明するとこうなる。


株式投資とは、「人の仕組み」としての企業の持つ価値を見極め、その価値に対して投資するものです。


その企業が価値創造を行っていく過程を、投資という形態で支援していくものなのです。

 

企業に対する株式投資も社会に対する議決権の行使にほかなりません。


世の中に存在する悪しき経営者に対して、議決権を投じるべきではありません。真摯でない経営者、実態のないマネーゲームに興じる経営者、隠蔽や粉飾を行う経営者、そうした経営者に率いられた企業に対して一票を投じてはいけません。


優れた経営者、企業に対して一票を投じましょう。その投票行為が、優れた経営者に率いられた企業を増やすことに繋がるからです。


本来、株式投資とは、「未来を作る」力を持つものです。株式投資を通じて、未来の社会に対する影響力を持つことが出来るのです。


企業の価値を見抜きましょう。価値ある企業に投資しましょう。


真摯でない経営を行う企業に対しては、皆でNOといいましょう。議決権を投じないことを通じて、市場からの退出を促しましょう。


それはすべて未来を作るために行うことなのです。未来を豊かなものにするために行うものなのです。


私たちの子供たちが住む未来を豊かなものにするために、株式投資は役割を果たすことが出来るのです。


投資にこれほどの哲学を持って、その考え方を広め、社会を豊かにしていこうとする姿勢に心から共感する。


この本が売れ、賛同する人が増えることで日本に真っ当な投資家が増え、結果的に真っ当な経営をしている会社が育ち、そして日本が元気になることを願う。


100人100冊100% 07052

テーマ:

橋口寛さん から頂いた、100冊分の書評の書いてある本。


橋口さんのご友人たちが一番お勧めの本を1冊ずつ紹介するという内容なので、よい本に沢山出会えるのではないかと期待した通り、読んでみようとドッグイヤーをつけた本が20冊ほどあった。


執筆されている方たちが何十年もかけて読んだ本の中から特にお勧めの本ということで沢山の良書に出会うことが出来た。


少しずつ読んでいこうと思う。


橋口さん、ありがとうございました。

新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く/アルバート・ラズロ・バラバシ

複雑系の姿をさまざまな角度と事例から読み解いた本。


世の中のすべてがこのネットワーク思考で説明出来てしまうのではないかと思うほど説得力のある内容で、自分の思考の幅が広げられたような感覚になる。


すべてにハブになる人やモノが存在するということらしいが、やたらと交流が広い人などは正にひとの繋がりのハブになる人なんだろう。


こういう人を何人か知っていると、「地球上の人は、たった6人の隔たりで繋っている」という6次の隔たりも現実味を帯びてくるような気がする。


思考を動的に考えるようになるために参考になった。







戦略なき国家に明日はない―戦後50年の日本の検証と今後の行方を示唆/瀬島 龍三
大本営陸軍参謀で後に伊藤忠顧問の瀬島氏 と千葉商科大学学長の加藤寛氏の対談をまとめた本。

瀬島氏は、大政治家のご意見番として多くの政治的出来事の助言をしていたようだ。


そんな裏事情が披瀝されており国の政治はこうやってされているのだ、という側面が見れるという意味で面白い。