美しい国へ/安倍 晋三

電車移動の時に読む本が手元になくたまたま買った本だが、素晴らしい本だった。


過去に現役首相自らの政治思想についてこれほど明確に語った人がいただろうか。


各論では年金問題など(あたりまえだが)政治家的な発言などは国民をミスリードする発言など納得出来ない点もあるが、アメリカとの関係、教育問題、ナショナリズムについての考え方など、小泉前首相の後継者として大いに期待出来ると思った。


歴代の森あほ首相や、名前も出てこないような短命首相など全くリーダーシップのなかった首相と比べるのも失礼だが、これだけ明確な思想を持ち、拉致問題などでも行動力を示した政治家がこの時代に首相になったということがとても意味深い。


最近ある人と話をした時に、今は幕末に近い時代じゃないかという話があった。


感度の高い人がこのままでは日本がダメになると思い、少しずつ発言する人が増えてくるとそれらが共鳴しはじめそれが莫大なエネルギーとなって動き始める。


明治維新も国民の極少数の人間から改革は起きた。あの熱狂もエネルギーも極少数の人間から始まったものだ。


今は、メディアの力もあって10年前の日本では到底発言出来なかったようなことが公に発言出来る時代になっていることを感じる。


本著で書かれているアメリカとの関係の章などは、若干オブラートに包んでいるとは言え、歴代の現役首相では口に出来ない内容だと思う。


少しずつ時代が変わっていることを感じる。


今後の政治に注目していこう。


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目に見えないもの/湯川 秀樹
¥693
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日本発のノーベル賞を受賞した湯川博士の記念碑的作品との書評を見てアマゾンで購入。

それほどの学者が面白いことを言っている。


物理学的な世界はそれだけで完結したものではなく、その彼方に心理学的な世界を認めざるを得ないのである。否それどころではない。反対に我々に身近なのは心理学的な世界であるとも考えられる。

もはや狭い意味における物理学の世界ではない。主として心理学によって生命の本質を研究するべき領域である。そこでは精神現象自身の正確な表現、それを支配する法則の発見が問題となるであろう。


物質を究極的に探求している人が、その限界を感じてその解明を心理学の領域とするところが興味深い。


物理学者が表現こそ違えど似たようなことを言うのは、知れば知るほど偉大な力を感じざるを得ないからなのだろう。


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EFTマニュアル―誰でもできるタッピング・セラピー/ギャリー A.フリント
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ある人のオススメで読んでみたが、あまりに実感がわかずに得るものが少なかったがこういったことがあるのかという点で知的好奇心を刺激してもらった。


内容とは、「自己暗示をしながら、ツボを刺激すると、心の苦痛を驚くほど的確に取り除くことが出来る」ということ。


本書はその方法論をまとめた本。


残念ながら?精神的に乗り越えなきゃいけない境遇にはないし、精神力は強いのでこの本の世話になることはなさそうである。


悩みのドツボにははまった友人がいたら紹介してあげよう。



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オンリーワン ずっと宇宙に行きたかった/野口 聡一
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日本人宇宙飛行士としてはじめて船外活動を行った野口聡一氏が、直接的に宇宙に行こうとおもったきっかけになったのが立花隆氏の宇宙からの帰還 を高校生の時に読んだことだと言う。


自分も以前読んだときに強い衝撃を受けたことがあるので実際に宇宙に行った野口氏がどう感じたのかを知りたいと思い本書を読んでみた。


・・・。


文章も子供が読んでも分かるように書いているのだろうが、宇宙飛行士になるまでの道のりを日記にまとめたようで内容に深さを感じられずとても残念。


精神的な変化は一切なかったということだ。


これだけ淡々としているのもある意味極端で面白い。


文章力や精神的な変化がなかったからといって、これだけの偉業を成し遂げた人だ。参考になる部分は多い。


特に夢を夢と終わらせずに、目標を定め、それに向かって一途に努力することの大切さとそのパワーを再認識した。


やはり目指すべきものを定め、それに向かって愚直なまでに努力すると道は拓けるのだろう。

だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法/池谷 裕二
¥750
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久しぶりの脳本。


あるセミナーの製品化のためのモニターとし参加した際に、脳と記憶力について多くの時間を割いていたので久しぶりに脳関連の本を読んでみた。


本書では効率のよい勉強法として、復習がとにかく大事だと繰り返し書いてある。


一番効率的なのは、学習した翌日に1回、そして1週間後に2回目、その後2週間後に3回目、その後1ヶ月後に4回目という風に2ヶ月に亘って復習することだそうだ。


それだけ繰り返すと人間の脳は、そんな重要な情報は忘れないで置こうと海馬から大脳皮質に移動させ、長期記憶となるそうだ。


今後絶対覚えたい勉強や本は上記のやり方で試してみよう。



スティーヴン・ホーキング, レナード・ムロディナウ, 佐藤 勝彦
ホーキング、宇宙のすべてを語る

確か高校生の時だったと思うが、「ホーキング宇宙を語る」を読んで難しくて全く分からなかったが、とてつもなくすごいところということを覚えていた。

スティーヴン・W. ホーキング, 林 一
ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで

その続編ということで最新の宇宙理論なども交えて書いてありとても充実した内容だった。


東大物理卒の友人が宇宙は虚数になってしまい説明不能故により興味が沸くと言っていたが、素人からしてもその存在自体が自分の想像を遥かに凌ぎ、一流の物理学者、宇宙学者たちに「神や創造主の意思がある」などと言わしめるその宇宙にとても興味を持ってしまう。


本書とは関係ないがふとなぜ自分が宇宙に興味があるのだろうかと、思い出した。


小学生の2-3年生の頃に家にあった科学辞典を読んだときだ。


何億光年離れた星の話や、宇宙が出来て100億年超、地球が出来て46億円もの時が経っているなど今の自分でも理解不能なのにまして小学生の自分には衝撃的だったことを鮮明に覚えている。


それに対して自分の寿命はせいぜい80年。。。


小さいながら、自分は何のためにこの世界に生まれて来たんだろうかと真剣に考えた時期があったと思い出した。


今思えばませた子供だが、この頃の考えが今の自分の根底にあるのかも知れない。


野村総合研究所情報通信コンサルティング一部企業通貨プロジェクトチーム
2010年の企業通貨―グーグルゾン時代のポイントエコノミー

仕事でポイントとアフィリエイトに関連する事業をしているのでさらっと目を通す。


こういった類の本は、そんなの分かりきっているよ、ということを難しく適当なデータを並べて偉そうな書き方をして大体うんざりするが、本書に至ってはプレイヤーが体系立てているのと将来の合従連合の予測を示した点で参考になるところがいくつかあった。


本書を読んで改めて今の事業の可能性を感じることが出来た。



石田 靖司, MLB研究会
イチロー 魂の言葉

10月から新規事業の立ち上げと大学院が重なり激しく忙しい・・・。


仕事で週3日以上タクシーで帰りながら、週3日大学院に通い仕事と課題をこなしていく生活が始まってはや2ヶ月が経とうとしている。そんな中でも読書を続けているがいかんせんブログを更新する暇がない。


もう20冊以上更新出来ていないので順次アップして行こうと思う。


今回は久しぶりにスポーツ関連の本。


スポーツと言ってもイチロー本なので、スポーツというより自己啓発に近い内容だ。


この本を読んでイチローがイチローたる所以は、


1、子供の頃からプロ野球選手になるということを信じて疑わず父親もずっとそういい続けていた

2、誰にも負けない努力をしたと言い切れる

3、自分のスタイルを曲げない強い信念を持っている


ということだと理解した。


その全ての前提となるのが1番の気がした。


潜在意識にまでプロ野球選手になることを信じて、実現するために誰にも負けない努力をする。


この2つが重なればイチローレベルではないにしても、いずれの分野でプロというレベルまではいけるような気がする。


その先は、一流は天才を知るというように圧倒的な差を感じるのだろうが。


この本とは別で録画していたWBCで帰国していた時のインタビュービデオを観た。


日本を誰よりも愛しているという発言と行動にとても感動した。いつかはアメリカでつかんだことを日本社会に還元したいと言っていた。


選手としてはもちろん一流だが、人間性も一流だ。すばらしい。


前に読んだ天外司朗氏の運命の法則 にあったフロー経営を扱った本+CDのセット。


神田昌典氏との対談形式。


天外氏が言うフロー経営というのは、アメリカ型成果主義とは全く違う概念で、個人の精神の成熟度に依存する難しいマネジメント手法だと思うが、確かにこのフロー状態の経営というのはとても強い組織になることは間違いないと思う。


こんな組織を作ってみたいものだ。


まずは自分がフロー状態になるまで働こう。