藤巻 健史
直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法

日本経済のファンダメンタルズが回復しているが、同時にインフレについての動向がとても気になっている。


資産の90%以上を日本で持っている自分としては、インフレ対策を本気で考えないといけない時期に来ていることを肌感覚で感じている。


伝説のトレーダーと言われている藤巻氏はどう考えているのかと本書を読んでみる。


結論。


『100%インフレを起こす(日本政府が意図的に)ので、超低金利の今、銀行から借りられるだけのカネを借りて、不動産投資を行う。』


前半は至極納得をするが対応策の後半が腑に落ちない。。。


800兆円に膨らんだ、日本の借金は意図的にインフレを起こすことで解消という意見は、自分も同じ意見な納得する。


1%の長期金利も世界的、歴史的にみてありえないので借金をしてカネを借りるというのも納得する。但し、運用能力があることが前提だが。


だが、不動産に投資して資産保全するというのは、リスクが高すぎる気がして行動に移そうとはなかなか思えない。


知り合いの超お金持ちの方は95%は海外に資産を移しているというが、日本で不動産を持つことに対してなんと思うだろうか。

今度聞いてみよう。


マンション分譲屋さんにも相談してみよう。

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辻 秀一
ほんとうの社会力―あなたの『力』を知る、伸ばす、楽しむ

スラムダンク社会学を書いた著名な方で、現在医者をしながらスポーツ選手にメンタルコーチをしたり、その経験を活かした企業研修などをされている素晴らしい方に、友人 の紹介でお会いさせて頂く事になったので、事前に先生の本を読んでみた。


イチローや、松井、タイガーウッズや清水宏保など一流の選手は、 精神力が異常に強く、人間性にも優れていることが多いと感じており、常々一流選手が書いた本やインタビューはチェックしていたが、辻氏はこの力のことを社会力と呼んでいる。


ウッズがプレーオフの相手の最期のパットを外した時に、優勝が決まったにも関わらずとても残念な顔をしたというが、これはミラーの法則と言って、相手に外せ外せとネガティブなパワーを送ると自分にとって都合の悪い結果になり、逆に相手に最善を尽くして欲しいと願うと結果的に自分に良いエネルギーが返ってくるということをミラーの法則と言うらしい。


このミラーの法則というのはスポーツの世界だけでなく、一般社会でも当てはまることだと思う。


日々回りの人に感謝して生きていくことの大切さを改めて気付かせてくれる。


ちなみに辻氏はとても熱い方で、心から共感した。今後もっと深く関わっていきたいと思う。


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今回の記事で面白かったのは、石油産出国のノルウエーの政府石油基金の20兆円の運用を、


なんと「倫理哲学者」を招聘したという記事。


これは政府が、「基金が非倫理的な行為や不作為の罪に加担するリスクのある投資」を禁じたため、倫理哲学者が倫理に照らし合わせて投資先候補企業の社会性を厳しく審査してから投資するとうもの。


素晴らしい。


こういうファンドが影響力を持てば、社会的に悪の影響力の強い会社(例えばタバコ会社や武器メーカーなど)が淘汰されていく力になっていくのではないだろうか。



眞木 準
ひとつ上のプレゼン。

プレゼンや企画の達人達が、プレゼンの秘訣について語った本。


最近プレゼンの機会が多いので仕事の質をあげるために読んでみる。


18人の達人達に共通している発言として、


・プレゼンにテクはいらない。思いを伝える

・クライアントとその先のお客様のことをクライアント以上に考える

・パワーポイントは体温がなくてよくない。手書きの企画書で思いは伝わる

・企画書はせいぜい数枚。

・メクラー対策のため提案時は紙芝居形式にして、資料は最後に渡す。


という意見が多かった。


納得。


早速本日のプレゼンから気をつけてみよう。

東城百合子氏主幹の雑誌。


今回の記事で気になったことが2つ。


1つは梅干の効能の素晴らしさ。

・疲労回復

・血液浄化

・食欲増進

・胃腸障害の軽減および予防

・老化防止、美容


肉や魚を食べると人間の血液は酸性になる。酸性の血液は万病の元なので、アルカリ食品である梅干を食べると健康になるし病気の予防にもなるというのは理に適っている。


ただ最近は添加物入りの梅が多く、天日干しをしていない梅が多いそうだが、天然の梅干を毎朝食べるようにしよう。


2つ目は、電子レンジが癌を作るという特集


電子レンジの熱は、人口の振動熱であり、これは急激に分子を壊し食品の素材細胞を破棄してしまい、それを元に戻そうという自然の力が働くと、壊された分子が酸素を補給して活性化させようとする。


その食材を食べると体内酸素が奪われて、癌になりやすいと言う内容。


ちょっと強引だなと思ったが、マウス実験で電子レンジで調理したものだけを食べさせたら癌になるそうだ。


また電子レンジを多用する家庭にも癌患者が多いと言う研究結果もあるそうだ。


水の結晶も電子レンジと携帯電話がひどく結晶が壊れるというので、まんざらではなさそうだ。


今後は極力レンジを使わないようにしよう。

「おちまさとプロデュース 企画の教科書」をつくる会
企画の教科書 おちまさとプロデュース

社内の人からお借りした本。おちまさと氏とは一緒に仕事をしたことがあるが、とにかく発想がやわらかい。


そして沢山のアイデアが飛び出てくる人だという印象を持っていたが、本著を読んで思考の訓練をされていたことが分かったしとても勉強になった。


マーケティングの項目で面白い表現があった。


「マクロを撃ってマスを制す」


・隣にいる人と同じコトをする「安心感」と、お仕着せに対しての「アンチな気持ち」を、人は皆同時に持っている。その矛盾した気持ちを汲み取る。大量消費者の一員であることを自覚させない、オンリーワンな香りのあるるモノが、結果的には大量に売れる。


なるほど。サザンやミスチルや村上春樹などが実践できているのだそうだ。


企画書にそういったものを毎回入れるのは厳しいが、頭の片隅に入れておきたい内容である。


最近事業提携などを外部の社長や役員の方々にする機会が増えているので、新人時代を思い出し謙虚な気持ちで企画の立て方について学ぶことが出来た。


実践に活かしていこう。

林野 宏

日本一のカード会社「クレディセゾン」の林野社長の本。


クレディセゾンは超優良企業で、売上2500億でカード会員2000万人超、営業利益も毎期500億以上稼ぎ出す。


今度この会社の役員の方とビジネスの打ち合わせがあるので、勉強のために読んでみた。


勝ちにこだわり続ける姿勢こそが成長の源だということがよく分かる一冊。


相変わらず充実していて結構読むのに労力がかかる雑誌だ。


先週の日経ビジネスにも住友金属の友野社長のインタビューがあったが、今号でもさわかみ投信の澤上氏との対談は面白い。


重厚長大企業では働きたくはないが、重厚長大企業への投資は澤上氏曰く、長期投資の主役だそうだ。


さわかみファンドで一番投資額が大きいのは住友金属であり2001年から10倍以上にあがっている。


重厚長大企業は10年に一度位のサイクルで株価が3-10倍になる大相場を迎える場合が多いという。覚えておこう。


それと日本の財政危機と各国の財政危機をどう乗り越えたかの事例を特集した内容は興味深い。


本著でもインフレが来るのはほぼ間違いないと言っている。


そろそろインフレ対策を考えるべき時か。

中条 高徳
おじいちゃん戦争のことを教えて―孫娘からの質問状

大前研一氏の質問する力 で紹介されていた本で、今までの考えを覆すような衝撃的な内容だった。


どれだけドックイヤーをしたことか。速読のことを完全に忘れ一言一句もらさずじっくり読んでしまった。


ニューヨークに住む孫の歴史のクラスの課題として、実際に戦争を経験した人に質問するというものでその娘からの質問に著者が熱く答えるというもの。


著者の言っていることが全てではないし、他の見方もあるだろう。


しかし、今まで自分が戦争に対しての「自分の意見」を持ち合わせていないことを恥ずべきことだと理解し、その努力を怠ってきたこと自体が、先人に対して申し訳ないという思いでいっぱいになった。


GHQの政策によって日本での戦争に関する教育を、「日本が悪いことをした」ということだけにしてしまってその教育を受けた我々世代は事実を知らない。


実際歴史の授業もどうでも良い縄文や弥生時代に時間を割き、近代史は時間がないという理由で飛ばされてしまっている。試験にも殆ど出ないようになっていて、益々戦争のことを考える環境が失われている。これもアメリカによる7年間の占領による弊害だ。


当時日本が戦争をせざるおえない状況になったことや日本がロシアからの脅威によって植民地政策をとってしまったこと、天皇陛下が最後に終戦を決意した経緯など、今まで戦争のことについて初めて知ることばかりだった。


どんなに正当化しても戦争の悲劇は何も変わらないし、決して正当化できるものではないが、そういう時代を生き抜いた先人がいたからこそ今の日本があることを忘れていけないということを学んだ。


将来子供に戦争のことを聞かれて何も答えられない父親にはなりたくない。


本書で紹介されていた戦争に関する本を全て読んでしっかり自分の戦争に対しての意見が言えるようにしようと思う。


本は人との出会いと一緒で運命だと友人が言っていたが、この本は間違いなくその種の本だと言える。


日本人のアイデンティティを再確認する意味でもこの本は多くの人に読まれるべき本だと思う。