太陽光発電などの再生可能エネルギーはそのまま使うしかないと思っていましたが、再生可能エネルギーの余剰電力を使って水素を作り、水素を吸着する金属に貯蔵するスタイルの「水素エネルギー利用システム」の開発が行われることになりました。建築物に付帯可能というのがポイントのようです。簡単にメモしておきます。


晴海選手村に導入されたりして。



▼概要
最大で体積の1000倍の水素を内部に取り込むことができる特殊な合金(水素吸蔵合金)の特徴を生かして、再生可能エネルギーの発電状況・建物の電力/熱需要を踏まえた「水素の製造・貯蔵、放出をコントロールする技術の確立」を目指すということのようです。



(水素エネルギー利用システム概念図)

(出典:清水建設)




水素吸蔵合金には減圧と加熱で水素を放出し、加圧と冷却で水素を吸収する特徴があるようです。

(出典:広島ガス)



水素吸蔵合金を使ったコンパクトな「賢い電池」システムの開発というイメージでしょうか。



(スケジュール)
平成28年秋 産総研・福島再生可能エネルギーセンターにシステム構築
平成29年度末まで 実証運転
平成32年までに建物/街区への導入を目指す



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選手村の住宅棟に導入されると面白いと思いますがどうでしょう。時間的に間に合わないかな?

もう2020(平成32)年と見るだけで、すぐに反応してしまうようになったのは悪い癖ですが、水素社会のショーケースとなる晴海選手村のことですから、どんどん導入してほしいものです。



(参考URL)
建物付帯型の水素エネルギー利用システムの開発に着手 (清水建設)

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